仕事・キャリア

ママが正社員として働くと、子育てへの影響は?

小学生の時、家に帰って母がいないと無性に寂しかった記憶があります。専業主婦が当たり前だった時代は、母親は家にいるものだという観念がありました。次第に兼業主婦が増え、共働き世帯は珍しくなくなっていきました。

その背景にあるのは、家事を助けてくれる電化製品の進化も影響していると感じます。パートやアルバイトで数時間働く余裕ができてきたのでしょう。昔のように、朝から晩まで家事に追われるということもなく、便利な機器を上手く使って、仕事と子育てを両立させています。けれど、もし正社員として働くならどうでしょう?

今回は、ママが正社員で働く場合のメリットやデメリットを考えていきましょう。

■正社員の魅力とは?

シンママにとっての大きな不安要素は、やはり経済面です。ある調査では、女性正社員の年収は約260万円で、パートの場合は約189万円とかなりの差があります。少しでも賃金の高い仕事先を見つけようとしても、一定の条件をクリアしなければなりません。

今の時代は子育て支援が充実していて、小さい間は教育費や医療費もあまり掛かりません。只傾向として小さい頃から習い事をさせている家庭が多く、小中と私学を目指す子も少なくありません。中には学校の授業よりも塾に重点を置いている子もいるのは確かです。子供が私学を目指すなら、応えてあげようと思うのが親心でしょう。

このような背景から、賃金の安定した正社員を目指すママが増えているのかもしれません。経済面以外にも正規で働く魅力として、福利厚生が利用できるということがあります。企業によって違いがありますが、福利厚生の充実は社員にとっては有難い制度です。

■正規か非正規かで迷った時

ママが仕事をしようとする時、正規か非正規かと考えますね。けれどパートやアルバイトの仕事は比較的採用率が高いですが、正社員になれる確率は低いです。特に小さい子供がいるとそれだけで不採用になったりします。正社員は責任ある仕事を任されることが多く、度々家庭の事情で休むことは許されないのです。

私の近しい人は医療事務の資格を取り、病院の事務職に就くことができました。家から近いこともあって張り切っていたのですが、子供の突然の発熱などで休むことがあり、次第に居づらくなり辞めてしまいました。

辞めざるを得なくなった大きな理由は、職場の空気でパワハラにあっていたからです。「あんただけじゃなくて、皆子育てしてるのよ!」と面と向かって言われたこともあったそうです。

仕事をどうしても休めないママの代わりに、父親が仕事を休むということもあります。このようなことを考えると、正規で働くというのは周りのサポートがなければ成り立たないように思えます。

正規か非正規で悩んだ時には、メリット、デメリットを天秤にかけてみましょう。収入が増えることによって無くす物も出てくる筈です。それは子供との時間だったり、自分自身の休息であったりします。

中には子供を親に預けて仕事をし、親の身体や心の疲れに気づかない人もいます。最近問題になっている孫疲れというのも、子供が親に甘え過ぎているということが要因です。今優先するのは何か? 何が大事かをよく考えて仕事選びをしたいですね。

■まとめ

子育てを振り返った時、しっかりママをしていたかどうか考えると、反省点がたくさんあります。けれどその時々の判断は容易ではなくて、自分なりに頑張ってきたように感じます。

子育てと仕事のバランスが取れなくて悲しい事件があったりすると、手を差し伸べることができなかったのか?と…。時が経てば確実に子供は成長して、ママの最強の味方になる筈なのです。

「頑張って!」という言葉は、場合によっては重くのしかかってきます。ママには頑張る前に助けを求める勇気を持ってほしいです。

(文/たぬこ 画像/123RF)

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カテゴリ:仕事・キャリア

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