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こんなのが欲しかった!『プレ・シングルマザー手帖』

離婚を考え始めて、最初にすることって「情報収集」かもしれません。しかし住宅、養育費、親権、面会交流、子育てをしながらの求職活動…夫婦関係に困難を抱え、傷ついた心であまりに多すぎる問題に直面します。

 

何から何まで初めてのことばかり。ネットで情報はあふれているけれど多すぎて欲しい情報にたどり着けない、たくさんの情報が点在している、法律のことは専門的、支援も該当する行政によって異なり、また頻繁に変わるので分からない。もっと簡単に全てが分かればよいのに…。そんなプレシングルマザーの方に是非知ってもらいたい「手帖」をご紹介します。

 

 

この手帖では、離婚を検討してから新しい生活を始めるまでの流れが分かりやすく整理されています。想像できない離婚前後の大まかな流れが分かることで、心だけでなく経済的な準備計画ができます。

 

見やすく分かりやすいデザインで、離婚のフローや準備することを掲載/画像提供:issue+design

 

大きくページを割いているのは、離婚経験者の実体験に基づく、離婚前後に直面する具体的な問題と解決策について様々なケースです。自分のケースに当てはめて知ることができ、これからのイメージが掴みやすく、事前に対策を練ることができるのではないでしょうか。

 

実体験からのケーススタディ掲載ページ/画像提供:issue+design

 

この手帖の発起人は静岡県で母子家庭 を支援する市民団体女『シングルペアレント101』を主催 する田中志保さんです。自身が離婚を決意して行動した時に「離婚を決意、成立そして新生活の準備」までのまとまった情報がなく大変苦労し、これから同じ道を通る方が見通しを立てるためのヒントにしてもらい、少しでも負担を軽くできたらという思いから上梓されました。

 

シングルマザーの生きづらさは、社 会構造に起因しています。ひとり親の抱える問題はひとごとではなく誰もが当事者になる可能性があるのです。当事者だけの問題ではなく、社会に出る前の若い世代や立場の異なる人にもこのことを伝えていく、生きづらさを解消するために何ができるか、あらゆる世代の意識を新たにし、本気になって取り組むことで少しずつ解消できるのではないかーそう田中さんは考えておられます。

 

そこで、当事者、支援者だけでなく、一般の方にも読んでもらえるものを作ろうと、当事者性が強くでないよう、issue+design(リンク:https://issueplusdesign.jp/about/)と一緒にこの手帖が出来上がりました。誰もが手に取ってみたくなるようなデザインで、今までの「シングルマザーへの手引き」にありがちな暗い堅い感じは全くありません。

 

たくさんの感想が寄せられています。一部紹介します。

 

■「シングルマザーに関心がある」という、結婚されている娘さんを持つお父さんの感想

 

“素晴らしい本を作成された事に敬意を表します。「一人でも多くの離婚を考えておられる女性に、この本の存在が知れ渡り、大いに役に立つと良いですね。こうした知識は、たとえばブラック企業に出会わない為の、あるいは、ブラックなバイト先、企業に勤めてしまった場合の雇用される側の権利を知る為の労働法などと共に、社会に出るまでにどこかで学びの場があって欲しいものです。“

 

■行政①こども相談支援センター

 

“本当に当事者の立場に立って、ひとつひとつ丁寧に流れを書かれておられ、感激致しました。特にケース別に分けて具体的な手続きと心の変化、怖さ、不安などもまじえてフローを作成されていることに、たいへん感心いたしました。ご相談者の気持ちを一番に慮りながら対応することの大切さを改めて感じました。本冊子は職場内で供覧させていただき、今後の相談・支援に活かして参ります。この冊子を必要とする当事者のお母さん、またそのサポートにあたる方々に、もっともっとご活用いただけることを願っています。“

 

■行政②男女共同参画課

 

“公的機関に相談した時の発言でショックを受けられたことの記載がありました。どれほどの勇気をもって相談されたのだろう…その結果…と考えると申し訳ない気持ちになりました。この冊子で本市の今後の参考に充分なり得るものであることから、つい長くなってしまいました。”

 

■NPO

 

“早速読ませていただきました。事例がとてもリアルで、読んでいて「わかる、わかる」と引き込まれました。また、具体的な相談先や使える制度がワンポイントアドバイスとして記載されており、

どの時期にどんな支援を得るといいのかがとてもよくわかりました。私自身、行政の女性相談に携わっていた経験があり、女性相談が担う役割や相談員の在り方についても考えさせられました。多くの方にこの冊子を手にしていただきたいと思いました。“

 

■調停委員

 

“内容の濃い素晴らしい手帖ですね。ゆっくりと咀嚼して,味わいながら勉強させていただきます”

 

■当事者①

 

“大変な時期に何をどうしたらいいのか?整理が付きにくい中で、具体的にどう動いていけばいいのか?そんな不安をとてもわかりやすくまとめてあり不安を和らげる内容の冊子だと感じました。大切に活用させていただきます”

 

■当事者②

 

“活用できる公的支援にどんなものがあるかがわかり、大変助かります。あとがきにありました、男性は仕事、女性は家事育児の社会構造、といった記載、とっっっても!同感です。海外の方々が、日本のお母さんは大変との感想を抱く原因はまさにその構造ゆえですよね。仕事家事育児、全部を完璧にこなすなんて無理。離婚家庭子ども達の本音の記載には、私の気持ちが救われました。特に、ひとり親で申し訳ないと思わない方がいい、という部分。幼い子ども達を、大学卒業まで導いて自立させられるかどうか、学費調達の不安はありますが、前向きに育てていこうと思います。ありがとうございました。”

 

■当事者③

 

“私ははじめの一歩の段階に長い間居続けているのですが、時間がかかっても少しずつ、前に進もうと思います。冊子の存在に、感謝です。ありがとうございます。”

 

当事者、支援者はもちろん、離婚を決意するシングルマザーの状況やそれを取り巻く社会資源を知る「読み物」として広く一般の方にも読んで頂きたい一冊です。

 

《購入方法》

 

・プレ・シングルマザー手帖 全国版 (販売者:issue+design)

こちら(https://www.seichoku.com/user_data/booksale.php?id=22267380

・プレ・シングルマザー手帖 静岡市版(販売者:シングルペアレント101)

 

singleparent101szk@gmail.com こちらにメール連絡をしてください。

静岡版では「支援制度・相談窓口」を紹介するページを静岡市に特化した内容で制作しています。「希望部数・ご住所・お名前・電話番号」を明記し、上記アドレスまでご連絡ください。「支援制度・相談窓口」以外のページは全国版と同じ内容です。》

 

【プレシングルマザー手帖 詳細】

 

< 目次 >

・まえがき

・離婚のフロー

・離婚の検討・準備

・夫との合意

・新生活の準備

・新生活の開始

・離婚理由別ケーススタディ

・Case1 精神的暴力に悩むアイさん

・Case2 身体的暴力に悩むカナコさん

・Case3 女性トラブルに悩むマナミさん

・Case4 金銭トラブルに悩むユキさん

・Column

・面会交流にまつわる先輩ママたちの本音

・離婚家庭に育った子どもたちの本音

・支援制度・相談窓口

 

< 仕様 >

A5サイズ、約60ページ

 

《問い合わせ先》

シングルペアレント101

singleparent101szk@gmail.com

https://www.facebook.com/cambiarbien/

 

 

(文:浦邊真理子 画像:issue+design)

 

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