未婚のシンママが受けることが出来る手当は?養育費はもらえる?

同じシンママでも“未婚”というだけで受けられない制度もあります。そこで今回は未婚のシングルマザー、シングルファザーが受けられる手当、受けられない手当について紹介します。

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未婚の母子家庭の平均年収は177万円と、母子家庭全体の平均年収200万円を大きく下回っています。そんな経済的に厳しい未婚のシンママだからこそ、利用できる制度は利用して、生活安定を目指したいものです。

 

しかし、同じシンママでも“未婚”というだけで受けられない制度もあります。そこで今回は未婚のシングルマザー、シングルファザーが受けられる手当、受けられない手当について紹介します。

 

■受けられない手当

 

・寡婦控除

ひとり親の家庭の税金の負担を軽くするという制度です。所得税は年収から最大35万円、住民税はさいだい30万円が差し引かれます。

 

現段階では、対象は離婚や死別によってひとり親になった人で、未婚である場合は対象に含まれていませんが、2019年の法改正で未婚も対象になる可能性があります。寡婦控除の未婚も対象にすることについて、2018年の大網で「2019年改正で検討し結果を得る」といった内容の記載があります。

 

また自治体によっては「寡婦控除のみなし適用」がされていて未婚のひとり親も対象に含まれることがあります。

 

■受けられる手当

 

・母子父子寡婦福祉資金貸付金

シンママ、シンパパの自立を応援や、児童の福祉のために、原則無利子で貸付をしてくれる制度です。母子父子福祉資金は生活資金や事業開始資金、転宅資金など12種類の貸付金があります。

 

・児童手当

次世代を担う子どもの健全な育成のため、また、子育て家庭の生活の安定のため受けられる手当です。ひとり親に限らず、子どもを養育している家庭が受けられますが、受取人は収入が高いほうとされパパであることが多いと思うので、シンママになる際は変更の手続きが必要です。

 

・児童扶養手当

ひとり親の家庭が、負担を軽減するために受けられる手当です。収入によって受けられる額が変わります。

 

児童扶養手当の手続きには、家族からの金銭的、物理的援助はあるのか、金銭的に支援してくれるパートナーなどはいるのか、養育費をもらっている場合、その額など詳しく申請の際に提示する必要があります。多少面倒ですが、不正受給がないようにするためなので正直に書きましょう。

 

・ひとり親家庭医療費助成

ひとり親家庭の親が病院を受診した際にかかった費用を助成してくれる制度です。対象者の所得制限や、助成金額など、自治体によってこと異なります。

 

他にも児童育成手当など、自治体ごとに行っている支援制度もありますので、お住いの自治体の支援制度を必ず確認して下さい。

 

■未婚でも養育費をもらうには?

 

未婚のシンママの場合、パパである人との間できちんと約束が出来ていて養育費を支払ってもらえているママもいるかと思いますが、戸籍上父親ではないから養育費はもらえないと諦めているママも多いです。未婚であっても、家庭裁判所に認知申し立てをし、父に自分の子であることを認知してもらうことによって養育費を払ってもらうことが出来ます。

 

子どもがまだお腹の中にいる時点で胎児認知をしてもらうこともできます。また、認知してもらっていなかったからと諦めず、養育費は出生時にさかのぼって請求できます。

 

未婚であっても、子どもにパパがいることは間違いない事実。今後の子どものことを考えると、男性にも親としての責任を果たし、養育費を払ってもらうことはとても大切です。

 

☆まとめ☆

結婚観や家族観が多様になってきている現代では、未婚であることをあえて選ぶ人もいるかと思います。また、何らかの理由、子どものことを考えて未婚という選択をせざるを得ない人もいます。ママだけでなく、未婚のシンパパも増えています。

 

未婚だから養育費がもらえなくても仕方ないと諦めず、相手が支払える状況ならきちんと支払ってもらい、利用できる支援制度は利用して、子どものため、ママのため、安定した生活を目指しましょう!

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

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