• HOME
  • 節約術
  • シングルマザー 養育費の相場は?

節約術

シングルマザー 養育費の相場は?

 

養育費は一体どうやって決まるのでしょうか? 養育費は親権を負った親が、持たない親からもらえるものです。この場合、母親が親権を持つケースが多いと言えます。

 

■養育費の相場

 

養育費は夫婦間の決め事で払う額を決めて払う場合が多いと言えます。つまり養育費をいくら払うという法律はもともとないのです。その一方で裁判所のホームページにはモデルケースとなる養育費の算定表が掲載されています。またシングルマザーの貧困問題が取り上げられるようになって、日本弁護士連合会も指標となる養育費算定表を出しています。

 

子供の数・子供の年齢・養育費を払う側の年収・養育費を受ける側の年収から、養育費は算出されます。算定表はあくまで参考値であり、双方の事情で金額は増減するのです。そして何より双方の合意が必要になります。養育費の平均額は、支払う側の年収によっても変わります。

 

■モデルプラン

 

こちらは裁判所が定めた「養育費・婚姻費用算定表」という基準を使用するのが一般的と言われています。

 

〇子供1人の場合

子供が3歳、夫の年収500万円、妻の年収0:5万円前後

子供が5歳、夫の年収450万円、妻の年収100万円:5万円前後

子供が7歳、夫の年収400万円、妻の年収300万円:3万円前後

 

〇子供2人の場合

子供が3歳と5歳、夫の年収500万円、妻の年収0 : 9万円前後

子供が10歳と11歳、夫の年収450万円、妻の年収100万円 :7万円前後

子供が15歳と12歳、夫の年収400万円、妻の年収300万円 : 5万円前後

 

〇子供が3人の場合

子供が8歳、12歳と13歳、夫の年収550万円、妻の年収0 : 11万円前後

子供が3歳、8歳と16歳、夫の年収400万円、妻の年収100万円 :7万円前後

子供が1歳、6歳と10歳、夫の年収550万円、妻の年収300万円 : 6万円前後

 

給与所得の場合は源泉徴収票の支払金額が年収に相当します。給与明細だけでは一時金や賞与などが含まれていないので参考にはなりません。

 

■養育費とは

 

子供が20歳までにかかる衣食住の費用、学費、教育費、娯楽費など全てが該当します。養育費で重要なのが教育費、つまり中学から大学までの期間です。

 

学習塾の受講料

〇家庭教師を雇う費用

進学準備のための予備校の授業料

私立もしくは公立学校の受験料と授業料

テキストを含む教材費

修学旅行費

クラブ活動費

 

こういった費用もあらかじめ算出しておく必要があります。ただし養育費として請求できるのは、支払う側の学歴水準と同程度とされています。

 

■強制執行

 

養育費を払うことに双方が合意しても、長い期間に渡って支払う中で支払いが滞ることがあります。そうしたことも想定して、公正証書を作成しておくことが必要です。公正証書があれば強制執行が可能となります。相手の給与や財産を差し押さえることもできます。

 

なお口約束しかしていなかった場合でも、子供を養育期間であれば養育費の請求はいつでも申し立てができます。

 

■養育費の増額・減額について

 

子供が私立中学や高校に入学し、教育費が予想していた以上にかさむ場合は、義務者に対して増額請求ができます。また支払う側の支払い能力がなくなった場合は、減額をすることも可能になるわけです。

 

算定表の基準よりも高額な養育費をもらっている場合、法的に争うことで算定表の基準通りの金額にまで減額されることもあるのです。

 

☆まとめ☆

 

シングルマザーにとって養育費をちゃんと支払ってくれることが、離婚後の生活に大きく影響してきます。子供1人、ひと月5,000円違うだけで、年間6万円も違ってくるのです。

 

養育費を払ってもらうためには納得できるまで話し合いを続け、算出表を参考にするなどして金額を決めることが大切になります。もちろん話し合いで決まらなければ調停を申し出て家庭裁判所で決めてもらうことも選択肢の一つです。こちらであれば強制力もあるので養育費が滞っても安心できます。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

 

シングルマザー向けの有益な情報をメルマガ配信します(無料)
メールマガジン登録はこちら

カテゴリ:節約術

PREV

シングルマザーのための情報サイト、シンママStyleです。毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします!