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低金利でお金が借りられる母子父子寡婦福祉資金制度
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子育てをしていると何かと必要になるまとまったお金。実際、子育てしていると毎日必死に働いてもなかなか貯金ができないですよね。元旦那と協力して子育て出来たら良いですが、それが難しい家庭がほとんどではないでしょうか。
「まとまったお金が必要なのに、貯金がない」「借金をしないといけない状況になってしまったけど、カードローンなどでお金を借りると返済が大変なんじゃないかな」
このようなときに利用できる母子父子寡婦福祉資金制度があります。
■母子父子寡婦福祉資金制度を利用できる人って?
20歳未満の子どもを育てるシングルマザーやシングルファザー、未婚のシングルマザー又はその子どもが利用することができます。
借入する時点で65歳未満、返済期間時に70歳未満じゃないと借りることができません。また、住民税や健康保険料などを滞納していないことがお金を借りる条件になります。
■利子・保証人は?カードローンと比較
母子父子寡婦福祉資金制度はカードローンよりもかなり低金利でお金を借りることができます。返済期間は3~20年なので、無理のない範囲で返済していくことも可能です。
東京都を例に解説していきます。
利子に関して、修業や就職支度(児童)、修学、就学支度資金は連帯保証人がいなくても原則無利子で借りられます。その他、連帯保証人がいれば、事業の開始・継続や結婚資金、技能習得、結婚資金なども無利子で借りることができます。
もし、連帯保証人になってくれる人を探しても見つからなかった場合、有利子となり年1%で借りられます。
それに比べてカードローンは、30日間で返済をすれば利子0%で借りられる会社もありますが、ほとんどの場合そんなに早く返済することは不可能でしょう。そして普通に返済すれば利子は年10%以上のところがほとんどです。
年10%の利子でも低金利と言われているぐらいなので、母子父子寡婦福祉資金制度がいかに金利が低いのかがわかりますね。
■申込方法・必要書類とは?
各自治体の貸付相談事務所(住所地の福祉事務所など)で申し込みをすることができます。
申込の際に必要な書類は以下の通りです。
・貸付申請書・返済(償還)計画書・個人情報の取扱いに係る同意書
・年収を証明するもの(課税証明書や銀行の通帳写し(3か月分)など年収・月収を証明するもの)
・納税証明書等
・戸籍謄本
・世帯全員の住民票
・ひとり親家庭または寡婦であり、扶養の事実を証明するもの
・その他、資金の種類に応じた書類
■申込から貸付の期間は?
カードローンならそ申込と審査が完了すればその場でお金を借りることができますよね。しかし、母子父子寡婦福祉資金制度はそんな早く借りることができません。
先ほど述べたようなたくさんの書類の審査があり、信用機関を通すわけでもありません。また、保証人を交えて相談員との面談をしないといけないので、申し込みからお金を実際に借りるまで1か月かかることもあります。
また、自治体も返還を滞る人にはお金を貸せないので、面談では聞かれたくないようなことも聞かれるかもしれません。
■返済はいつから始まるの?
お金がないからお金を借りたのにすぐに返済日が来てしまってはお金を返すことができないかもしれませんよね。母子父子寡婦福祉資金制度は返済開始日まで少し猶予があります。その期間は6か月~1年ぐらいになります。
そのため今は返済できない状態でも、返済開始日までに状態を整えれば返済していくことが可能ですよね。これは母子父子寡婦福祉資金制度の良いところです。
☆まとめ☆
子育てをしていると、中学校や高校への進級時や仕事、引っ越しなどまとまったお金が必要になる時期がところどころでありますよね。もしそのときにお金がない場合でも、母子父子寡婦福祉資金制度でお金を借りれば、無利子で無理なく返済をしていけるかもしれません。
シングルマザーで子どもを育てていくときに、知っておきたい制度のひとつです!
東京都 母子福祉・父子福祉資金の貸付
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hitorioya_shien/keizai/boshi.html
(文/あやん 画像/123RF)
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カテゴリ:節約術
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