収入29万減?!子どもの高校卒業で変わるシングルマザーのお財布事情

子どもが高校生くらいになって、子育ても一段落・・・と思って安心している皆さん! 高校卒業後の進路によっては、家計に大きな変化が現れるというのを考えたことはありますか? 「18歳まで」支給される手当が終了したら・・? 大学進学の場合はいくらかかるの・・? 色々な疑問は、早めに解決しておきましょう!

▼高校卒業!変わる家計事情

お子さんが高校を卒業すると、生活に様々な変化が生じます。 その中で最も大きいのが、お金に関する変化です。 高校卒業後に進学をすれば、入学金や授業料といった支出が増えることになるのはもちろんですが、見落としがちなのが「収入の変化」です。

今まで色々な手当をもらっていた、という方には特に気をつけていただきたいのですが、各種手当のほとんどが18歳以下を対象としているものなのです。

 

▼「18歳まで」の各種手当が終わる

①児童扶養手当

父または母のいない児童や父母がいない児童を養育している場合に、国から支給されるのが児童扶養手当です。「児童」という名称からも分かるように、こちらは18歳までしか支給されません(障害がある場合は20歳まで)。 子ども1人、全額支給の場合は月に42,330円が年に3回支給されます。 1年あたり126,990円支給されるということになります。

※児童扶養手当についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をチェック!

関連記事:シングルマザーの9割が受け取っている児童扶養手当とは?

②自治体からもらえる手当

東京都に在住していれば、児童育成手当を毎月13,500円もらうことができます。 児童が児童福祉施設等に入所している場合や、養育者が事実婚を含む再婚をしている場合は除かれるほか、所得制限もありますが、基本的には受給可能な手当です。 こちらは、1年あたり162,000円支給されるということになります。

 

・どのくらい減るの?東京都在住Aさんの場合

以上2つの手当をふまえて、もらえるお金が実際にいくら減るのか具体的に考えてみましょう。東京都在住で、1人の子どもを育てるシングルマザー・Aさんの場合、児童扶養手当と東京都の児童育成手当を足した額、つまり、年間あたり288,990円も減ってしまいます。約29万円も減る上に、子どもが進学すれば学費がかかることを考えると、重大な変化です。

 

▼子供が大学に進学するなら?

・進学にかかる費用は?

日本政策金融金庫の「平成28年教育費負担の実態調査」を参考にすると、大学進学にかかるお金の平均はこのようになっています。 国立・私立ともに、四年制の大学に通うとなると、相当の費用がかかることが分かります。この費用以外にも、交通費などの出費も大きいです。

・進学前にもお金がかかります

先ほどの表から、私立大学と国公立大学を比べると、かかる費用に大きな差があるように見えます。 しかし、一般受験で国公立大学に進学するためには、多くの場合センター試験を受験する必要があるため、私立大学の受験よりも必要な科目が多いことがあります。 対策が必要な科目が増えれば勉強時間も増え、効率的に学習するために塾へ通う必要があることも。 塾へ通わなくても、模擬試験の受験や過去問の購入にお金がかかります。 さらに、受験本番になれば受験料が必要・・・。 このように、大学進学前にもいろいろな費用がかかるのです。

関連記事:学習塾に行かなくても大丈夫!【ひとり親学習支援】を行う東京都の自治体4選

 

・進学費用を支援してもらえる制度は?

2017年に、厚生労働省が、生活保護を受給している世帯から大学へ進学した子どもに対して新たに給付金を支給する仕組みを検討し始めています。 現在、生活保護世帯から大学に通うことは認められておらず、大学に進学する場合は「世帯分離」といって、親子が同居していたとしても別の世帯として扱われ、子どもは独立しているものとみなして支給される生活保護の金額が下がります。 こうした状況から進学を諦める子どもを減らすためにも、新しい制度に期待が高まっています。

また、進学のために「奨学金」を利用する学生が増加しているとニュースで聞いたことがあるかもしれませんね。 いったいどのような制度なのでしょうか。

・「奨学金」には要注意!

日本学生支援機構が行っている学生生活調査(平成26年度版)によると、大学に通う学部生(昼間部)の51.3%が奨学金を受給しているそうです。 大学の進学率が上がる中で、奨学金を利用して大学に通うという方法が広まってきています。 しかし、「みんなが大学に進んでいるから」「みんなが奨学金を使っているから」という考えだけで、奨学金を利用するのは非常に危険です!

参考:日本学生支援機構 平成26年度学生生活調査

「奨学金」と呼ばれているお金には、大きく分けて「給付型」と「貸与型」の2種類があります。 この2つには返済の必要があるのか無いのか、という大きな違いがあります。 返済の必要がない給付型の奨学金は、家庭の収入状況だけでなく進学者本人の優秀な成績など、給付条件がかなり厳しいものがほとんど。

一方、比較的受給の条件が厳しくない貸与型の奨学金を利用して進学すれば、大学卒業後に毎月決まった額を返済していかなければなりません。 「奨学金」というと聞こえは良いですが、卒業後は「借金」となることを忘れてはいけません。 貸与型の奨学金利用を検討している方は、卒業後どのように奨学金を返済していくのか、月あたりの具体的な収支を考えて必ずシミュレーションしておきましょう。

関連記事:徹底比較!国の奨学金と教育ローン、借りるならどっちがいい?

 

▼まとめ

子どもが高校を卒業して進学すれば、支出は増え、収入は減ってしまいます。 子どもが大学進学を希望していれば、高校生のお子さんがいる家庭はもちろん、できるだけ早いタイミングで家計の見直しが必要です!

日々の生活費を節約することも重要ですが、家計の見直しは高額な固定費から始めると大幅なコストカットが可能になる場合も。 不動産仲介料が扶養、かつ大家さんと直接コミュニケーションがとれるお部屋探しサイトのウチコミ!がおすすめです。

 

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