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子育て支援としての「子育てひろば」を利用してみよう!
市区町村の行政が子育てひろばを開設しています。同じ市でもいくつか子育てひろばがあり、特色もそれぞれです。子育てひろばは、未就学児とその保護者が気軽に集い、交流できる場として開設されています。市民であれば利用は無料です。市によっては住む地域に関係なく利用できるところもありますよ。相談もできるので、時間があれば利用してみませんか。まずは子育てひろばってどんなところか利用するメリットについてご紹介します!
■「子育てひろばって何?」
子育て支援活動の実績がある団体が空き店舗やアパート、地域の会館や大学などで市の補助を受けて、子育ての相談に応じたり、地域の子育て関係情報の提供を行ったりします。また、土日の開設や異年齢の交流を行うひろばもあります。
■「子育てひろばってどんなことができるの?」
子育てひろばって行ったら何をするの?何ができるの?など利用したことがないママにとっては疑問だらけですよね。子育てひろばって専業主婦が行くところじゃないのかな、シングルマザーが行っても肩身がせまい思いをしないのかな、という不安で足が向かないシンママさんもきっと多いと思います。
実際に子育てひろばの利用経験がある筆者が子育てひろばについて紹介させていただきます!
◎保育士の子育て相談や情報を得る
多くの子育てひろばが市に委託された団体で運営されていますので、市に聞いても活動内容については知らないことが多いです。詳しい運営内容については子育てひろばに直接電話などで聞くほうがいいでしょう。子育てひろばには、保育士経験があるスタッフさんが多い印象です。そのため、発達についての相談やおむつ離れなどの相談も母親としての経験から、または保育士の経験からわかることを教えてもらえますよ。
たまたま同じ市に住むスタッフさんである場合には、保育所の情報を教えてもらえることもあります。
◎同じ世代の子供を持つ親同士の交流
同じ世代のママ同士の会話で父親や家庭の話がでるとつらいというシンママさんもいるでしょう。でも、子育てひろばに来るママさんの気がかりは何よりも子どものことです。子どもを遊ばせるために来ているママさんが多いので、子どもの発達や子どもの好きなことなどが話の中心です。
同じ月齢の子どもを持つママや先輩ママの話を聞いて勉強になることも多いでしょう。視野が広がりますよね。もちろん、子育て広場に来るママやスタッフさんの中には合わない人もいるでしょう。同じ市区町村の中には他にもたくさん子育てひろばがあることと思います。他をいろいろあたってもいいですよ。
実際、筆者は何か所かの子育てひろばに行ったことがあります。子育てひろばによって色々特色があるので、楽しいですよ。
◎遊具やおもちゃがたくさんある
アパートなどの一室を借りて運営されているところが多いので、制限はあるものの、家では置けないようなすべり台やままごとハウス、ボールプールなどが置かれている子育てひろばもあります。普段保育所や家では遊べないようなおもちゃや遊具があるのは魅力的ですよね。
◎異年齢交流
子育てひろばによっては定期的に異年齢交流を行っているところがあります。大学生や子育てが終わった老婦人を呼んで交流を図っているところもあるのです。
筆者が行ったところでは、大学生のおねえさんが子どもと遊んでくれたり、老婦人が楽器を演奏してくれてみんなで歌ったりしました。ふだん保育所に通っているとなかなかそういった年代の人たちと触れ合う機会って少ないですよね。とても有意義な時間だと思います。
◎誕生日会などのイベント
子育てひろばの多くが誕生日会やひなまつり、七夕、ハロウィン、クリスマスなど季節のイベントをしています。土日に行っているところもあります。詳細はそれぞれのひろばに確認すると良いでしょう。市のホームページで子育てひろばを検索すると日程が見られるところもあります。
保育士経験があるらしきスタッフさんがパネルシアターや読み聞かせをしてくれたりみんなでバースデーソングを歌ったりします。プレゼントをくれるところもあります。記念撮影もできるので、とても楽しい時間を過ごすことができます。
◎一時預かりできるところも
一部の子育てひろばで一時預かりをしてくれるところがあります。なかには土日にも預かってくれるところもあります。保育士経験がある方がしっかりと面倒を見てくれるので安心ですよね。利用登録をしておけば、予約した日にあいていれば利用できるところが多いようですが、これもひろばによって異なります。
■「子育てひろばを利用するメリットって?」
1…ママ自身のリフレッシュ
実際には子どもを遊ばせに来ているのですが、たくさんおもちゃがあるので、子どもが夢中で遊んでくれるのでほっと一息つくことができます。子育てひろばでは一時預かりもしてくれるところがあるので、その間にちょっと出かけたり用事をすませたりすることはもちろんOkなのです。ママ自身がリフレッシュできることがメリットでもあります。
2…いろいろな情報が得られる
子育てひろばでは交流の他に、地域の子育てに関する情報を得ることができます。子育てサークルや地域の小さなお祭り情報など市報では得られないような情報が掲示されたりスタッフさんから教えてもらうこともあったりしました。
3…子どもに関する気付きが得られる
「男の子だからままごとなんて興味ないよね。」と思いきや、子育てひろばによく置いてあるままごとセットで必死に遊ぶわが子。周りを見ると、女の子以上に男の子がままごとキッチンを陣取っている、なんて経験がありました。「男の子だからままごとはしない。」という固定観念を捨てることにしました。それと同時に、周りの男の子も結構ままごと好きが多いのだなーと気付いてほっとしたことがあります。
育児をしていると、「こうしなきゃ」「周りはこうだから」と育児に対する理想や固定観念に振り回されて煮詰まってしまうことって結構あると思うのです。
そんな時に、子育てひろばに来ている他の子どもたちや自分の子どもを見て、ほっとできることがあります。また、「うちの子どもってこの遊びやおもちゃが好きなんだな。」と遊ぶ様子を見ていて気付いたり、スタッフさんからほめられたことで自信がついたりすることもあります。
★「まとめ」
子育て支援として市区町村が行っている子育てひろばについて理解していただけたでしょうか。シングルマザーで肩身がせまい思いをすることはありません。子育てひろばに来るママさんも、実は言わないだけでひそかに抱えている悩みはそれぞれあるものです。迷っていればまずは利用してみると何か新たな発見や気付きがあるかもしれません。
(文/ゆー 画像/123RF)
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カテゴリ:節約術
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