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性別は、戸籍上の男女だけではない。結婚、離婚に関わる「性別」について

「性別の違い」によって、離婚という形に至ることもあります。そこで今回は、戸籍上だけで決められない、多様な「性別」について考えたいと思います。

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「あなたの性別は何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか?戸籍上の性別を答える方が少なくないと思います。しかし、性別は戸籍上の「男」「女」だけでなく、多様化しています。

 

例えばジェンダーとは、ある社会においての男性らしさ、女性らしさのことで、生物学的な男女とは異なります。自分は生物学的には女であるが、女性らしさを求められると違和感がある、苦痛になるという人もいるのではないでしょうか?

 

そんな「性別の違い」によって、離婚という形に至ることもあります。そこで今回は、戸籍上だけで決められない、多様な「性別」について考えたいと思います。

 

■多様な性別

 

〇L lesbianレズビアン 女性同性愛者

〇G gayゲイ 男性同性愛

〇B bisexualバイセクシャル 両性愛者

〇T  transgenderトランスジェンダー 性別越境、性別違和

〇Xジェンダー 「男」でも「女」でもない

〇Q queerクィア 性別について自認が確定していない

 

性別は一人の人間の中でも移ろい変わることもありますし、性別適合手術をし、性別を変えることもあります。生物学的な性別と社会的生物の他にも、自認している性別など、様々な性別が複雑に絡み合っています。Facebookでは、性別が50種類以上もあるほど、多種多様な性別の方が存在します。

 

■日本のセクシャルマイノリティの認知

 

世界的に見ると同性婚が認められるなど、多様化する性別の認知は進んでいますが、日本で同性婚が認められるには、20歳以上であり、性別適合手術を受け、子どもがいないなど条件があり、簡単に認められるものではありません。同性婚が法的に認められていないこともあり、日本でのセクシャルマイノリティの認知はまだまだ低い状況にあります。

 

■セクシャルマイノリティは身近な存在

 

先に紹介したLGBTなどは、異性愛が多数とされる社会において、同性愛などは少数派とされ、セクシャルマイノリティと呼ばれていましたが、日本人口の8%がLGBTであり、13人に1人の割合です。13人に1人と聞くと、少数派と呼ばれていても、案外身近にいるかもしれないということがわかると思います。つまりセクシャルマイノリティの人は決して珍しくなく、あなた自身ももしかすると、まだ自認していないだけでセクシャルマイノリティかもしれません。当然、あなたのパートナーがセクシャルマイノリティであってもおかしくありません。

 

ただ、現在の日本ではまだまだセクシャルマイノリティ(そもそもセクシャルマイノリティという言い方が差別であるという見解も…)に対してオープンであるとは言えない状況ですので、カミングアウトするには、勇気がいることかもしれません。また、自分の性別について意識して確認するという機会もなかなかありません。

 

■「性別」の違いで、離婚になることも

 

戸籍上の性別「女」として生きてきて、結婚、出産を経験したのちに、自分の性別への違和感を覚え、それが原因で離婚に至るということもあります。もちろん、男性の場合も同じことが言えます。こういったことは他人ごとではなく、パートナーや自分が性別に違和感を覚えることもあるかもしれないということです。

 

離婚の原因としてよく語られる「性格の不一致」ですが、掘り起こしてみれば、実はそれは「性別の不一致」であったかもしれません。

 

☆まとめ☆

 

私は離婚をして、自分がジェンダーとしては男なのかもしれないと感じています。一般的に女性の仕事とされている家事が苦手で、それよりも仕事に時間を使っているときの方が楽しいと感じていることに気づいたからです。結婚している間は、自分の仕事や勤務時間が家事に影響の出ない仕事を選んだり、家事に協力的でない夫に苛立ちを覚えても、男だから仕方ないと諦めたり、結局そんな生活に我慢ができず離婚になりました。

 

あなたが自分の性別に対して違和感があるなら、性別を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。もし、カミングアウトができず苦しんでいる方がいたら、例え結婚して、子どもがいても、自分の性別に正直に生きることを諦めてほしくないと思います。

 

戸籍上の性別や社会的な女性らしさ、男性らしさにとらわれず、あなたが自分らしく生きられるよう、応援しています。

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

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