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離婚の理由がくだらなくても離婚できる? シングルマザーになった人の離婚理由!

シングルマザーになろうと思っている人や、少しでも離婚を考えたことがある人は、シングルマザーがなぜ離婚を決意したのか、その理由が気になったことがあるかもしれません。また、すでにシングルマザーの人も、離婚の理由を振り返って、「離婚の理由はこれで正しかったのか」と思うことがあるかもしれません。

そこで、実際にシングルマザーになったママたちは、どんな理由で離婚したのか、またその決意を後押ししたものが何かを検証してみました。

◎元夫からのDV

DVとは、ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)の略です。一般的に暴力を振るって相手を傷つけることとされています。しかし、力だけでなく言葉でも暴言をはいて相手を不快な気持ちにさせたり、精神的に傷を負わせたりすることもDVになります。

男性は女性よりも言葉で相手を負かすことが不得意だといわれています。そこで、夫婦喧嘩をしても言葉では勝てないから、暴力で勝とうとしたり、力で相手を押さえつけようとしたりするようです。

また、カッとなりやすい性格の人も男性に多く、これは男性ホルモンが影響しているといわれていますが、理性で考えることができず、つい言葉で暴言を吐いてしまうことがあります。

DVを我慢しているとエスカレートすることがあります。また、相手の言うなりにしていると、精神的な支配を受けてしまうことがあります。

あるシンママは、子どもたちの前で暴力を受けたので、我慢の限界がきて離婚を決意したと言います。DVをさせないようにすることはなかなか難しい問題で、DVが始まってから離婚に至るまでが早い傾向があります。また、最近では、働いているのに家にお金を入れないなどの経済的DVもあります。

◎元夫の浮気・不貞行為

夫に女性がいてデートをするなどの浮気行為も離婚理由となっています。ひどくなると、夜に相手と会って、朝まで帰ってこないこともあります。そうなると、夫としても男性としても信頼ができなくなり、家族を続けていくことが難しいと思うものです。人によって、1回までは許す、とか回数の問題でなくそもそも浮気は裏切り行為だから許せないという人もいて、価値観はさまざまです。

◎複数の要因

離婚理由がDVや浮気かと言っていても、実はそれだけでなく他の要因がいくつか絡んでいる場合もあります。例えば、あるシングルマザーが離婚理由を聞かれたときに答えた内容は以下の通りでした。

・余裕がないときはお金を入れない

・子どもに無関心、育児は放棄

・自分のためにお金は使うが、家族のためには使おうとしない

・義両親と相性が悪い

・勝手に休みの日に遊びに行く

このように、自分勝手で自己中心的、そして子どもの相手もしないような父親はいらないと思うのも理解できますよね。

■離婚を決断する理由で最も多い「性格の不一致」とは?

離婚原因としてよく耳に入ってくるのは、上記で説明した通り「不倫」「DV」「モラハラ」などの、センセーショナルで穏やかではない言葉たちですが、実は原因として一番多いのは「性格の不一致」だそう。

言葉だけ見ると「もともと他人同士。性格なんて一致しなくて当然では?」と感じますが、結婚を経験した方なら、これがいかに結婚生活において深刻な問題になり得るのか分かるのではないでしょうか。

「性格の不一致」とは、より耳慣れた言葉で言い換えれば「価値観の違い」。よく芸能人などが離婚理由として口にする言葉です。さらに簡単に言えば、だんだんとズレを解消できなくなり、一緒に生活をしていけなくなることです。

「性格の不一致」の内容は人それぞれであり、法的な定義はありません。「家事をしてくれない」「子育ての方針が合わない」といったものから、「何度注意しても服を脱ぎ散らかしている」「飲み会ばかり行っている」「話しをまともに聞いてくれない」などの日頃の小さな不満まで、あらゆることが「性格の不一致」による離婚につながり得ます。

「不貞行為」「DV」「借金」のような明確なものとは異なり、すれ違いなどから起きるさまざまな離婚原因を総括して「性格の不一致」という言葉が使われているのです。

■離婚が認められない可能性も…本当は怖い「性格の不一致」

「性格の不一致」によって離婚しようとするときは、原則、双方の話し合いによる“協議離婚”というかたちを取ります。ただ、協議離婚は双方の同意があって成り立つもの。気を付けたいのが、相手が離婚を拒否した場合です。

実は、どちらかが拒否をしていると「性格の不一致」による離婚は認められにくいのが現状です。「調停や裁判に持ち込めば相手が拒否しても離婚できるのでは?」と考えてしまいますが、「性格の不一致」は法的な離婚理由としては認められていません。

つまり、調停や裁判では、「性格の不一致」は離婚の正当な理由とはならず、一方が離婚を拒否していれば要求が取り下げられてしまう可能性が高いのです。

また、「性格の不一致」は、「不貞行為」や「DV」のようなどちらかが明らかに悪い(有責)なものではないとみなされており、慰謝料の請求も難しいとされています。例外的に、「束縛症で相手の行動を著しく侵害する」などの度を超えたものがある場合や、すでに婚姻関係が破綻して長期の別居(約5年)をしており、将来にわたって関係修復の可能性がない場合には、調停などで離婚が認められるケースもあるようですが、クリアするには非常にハードルが高い条件が必要になります。

どうしても離婚をしたい場合は、気は重いですが彼を説得して「協議離婚」を成立させるのがベストです。それでも応じてくれない場合は、費用はかかりますが弁護士に一度相談してみるのも手です。

■離婚理由になりうる! 配偶者による「悪意の遺棄」とは?

前述した通り、離婚理由として考えられるものとして、不貞(浮気行為)、DVなどの暴力、性格や価値観の不一致などがあるでしょう。もう一つ、場合によっては慰謝料請求ができる「悪意の遺棄」(あくいのいき)というものがあります。ここは、その悪意の遺棄について具体的にお話をします。

◎悪意の遺棄とは?

悪意の遺棄(あくいのいき)とは、正当な理由もなく、配偶者を見捨てるような行為を行うことです。例えば、働けるほど健康なのに、パチンコや遊びにお金を使って生活費を渡さない、などの行為もこれに当たります。

その行動が夫婦関係を破綻させると分かっていながら、その行為を続けることって十分悪意があると考えられますよね。そうみると、夫が妻や子どもをほったらかしにして、勝手に別居生活をしている場合などもこれに当たると思われます。以下に詳しくみていきましょう。

■夫婦の3大義務を怠る行為

夫婦には、夫婦生活を続けていくうえで、3つの重要な義務があります。その義務をできる能力があるにも関わらず、わざと怠る場合には、悪意の遺棄が成立します。では、3つの重要な義務について説明します。

◎同居義務

原則として、結婚した夫婦は一緒に暮らすという義務があります。ただし、子どもの進学や親の介護、夫の単身赴任などで同居が一時的にできない場合はこれに当てはまりません。問題となるのは、一緒に暮らすことができるにも関わらず、特別な理由なしに家を勝手に出て行ったり、同居を拒んだりする場合です。

◎協力義務

協力義務とは、夫婦がお互いに助け合って生活する義務のことです。子育てはもちろん、家事や経済的なこと全般が対象です。しなかったからといって、処罰されるものではありませんが、そもそも、大変なことはお互いにフォローしながら助けなわないと生活は成り立ちませんよね。

結婚式をした方ならご存知でしょうが、「ともに健やかなるときも病めるときもともに助け…」と誓ったはずです。協力義務を怠ることは、その誓いを破る行為に当たります。

◎扶養(扶助)義務

扶養義務は、相手を養う義務です。夫婦でいる以上は、相手にも同等の生活を保障しなければなりません。しかし、ギャンブルや浮気などで妻や夫にお金を入れない場合には、相手を経済的に困窮させうる行為と考えられるのです。

■悪意の遺棄の具体例

では、悪意の遺棄に当たる行為にはどういったものがあるのでしょうか。上記でもいくつか紹介しましたが、具体的に例をあげてみました。

◎同居を拒む、同居できない状態に追い込む

妻子を置いて身勝手に家を出て行ってしまったり、暴力を振るうなどして妻を追い出したりした場合に、悪意の遺棄が認められるケースがあります。

◎生活費を入れない

健康なのに働かない場合はもちろん、働いて収入もあるのに家に生活費を入れないなどの場合も、悪意の遺棄に当たります。同居別居の有無に関わらず、たとえ単身赴任で別居状態であっても、夫が妻に生活費を渡さない場合も同じです。

◎浮気相手の家に住んで帰ってこない

同居をしない一例として、夫が浮気相手の家に泊まって帰ってこない場合も同様になります。

◎家事を放棄する

専業主婦なのに家事をしないとか、共働きでも片方が家事を全くしない場合も、悪意の遺棄に当たるとみなされます。

☆まとめ

大きな離婚理由としては、DVや不貞行為が多いようですが、それ以外にも複数の要因がからんで離婚を決意する人もいます。また、性格の不一致での離婚は迷う人もいますが、それもどの程度かなど、性格だけでなく価値観まで違って一緒に住むのがつらいなどの理由も考えられます。

子どものこともあるので、離婚には慎重になるものです。そこで離婚に踏み切るか踏み切らないか、その決意の後押しになるのは実家の助けや経済的な安定などがあるようです。

(文/ゆー、こまち 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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