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夫から明確な理由なく離婚を切り出されたときはどうするべき?
夫から突然離婚を切り出されたらショックを受けるとともに、真っ先に理由が気になるもの。もしもそれがふわふわした返答だったり、とってつけたような理由なら納得がいきませんよね。離婚という大きな選択を、そう簡単にすんなりできる訳はありません。
夫が具体的な理由を明かさず離婚を切り出す原因について考えられるものと、このような場合に離婚を拒否できるのかどうかについてまとめました。
■具体的な理由を言わないのはなぜ?
・不倫の可能性
まず、疑ってみるべきは「妻に言えないような事情を隠している」ということ。つまり不倫相手がおり、そちらと一緒になる約束をしている可能性です。妻に言えば慰謝料を請求されるのは目に見えているので、バレていなければ自ら明かすことはないでしょう。
もしも離婚覚悟できっちり責任を取らせたいのなら、探偵に調査依頼をするなどして裁判で有利になる証拠を押さえたいところ。ただ、証拠を押さえて責め立てれば開き直られ、もう後戻りできなくなる可能性が高くなります。まだやり直しを望むのなら、まずは関係修復に向けた話し合いを試みましょう。
・自由が欲しくなった
他に考えられる理由としては、「独身時代にやり残したことがあった」もしくは「チャレンジしてみたい大きな目標ができた」です。それは例えば、“世界一周の旅がしたい”とか“起業したい”のような、家族からしてみれば迷惑で途方もないものかもしれません。妻から許しが下りないのは目に見えており、あえて理由を言わずにいる可能性があります。
「結婚した自覚が足りない!」と腹が立ちますが、もしかすると夫も「今の職場がブラックで辛い」「一生懸命働いているのに家族から感謝されない」などの不満が積もりに積もった結果かもしれません。
むしろ、家事などに対する日頃の夫からの感謝が足りないと感じている方もいると思いますが、自分が追い詰められているときはなかなか相手のことまで気が回らないもの。まずは自分自身に問いかけて、夫が家族のために働いてくれていることへの感謝や尊敬を忘れていなかったか思い返してみましょう。
・漠然と「性格が合わない」と感じている
些細なことでいつもケンカに発展してしまう…。「不倫」や「暴力」のような決定的な問題があるわけではないけれど、なんとなく「相性が悪い」と感じてしまった可能性があります。
日頃から、妻に小さなことで怒られ続けて嫌気が差してしまったのかもしれません。妻からすれば「そっちが悪いんでしょ!」「ただ直せばいいだけなのに」と思いたくなりますが、誰しも変わるのはそれなりに労力がいるもの。否定され続ければ心が疲れてしまいます。
妻としては、あくまで“一緒に暮らしていくために”改善してもらいたいという前向きな気持ちかもしれませんが、相手が先に音をあげてしまうことがあります。
■離婚に納得がいかない!拒否したらどうなる?
協議離婚が成立しなかった場合は、調停や裁判に持ち込まれることになります。ただ、相手に非がない場合は、片方が離婚を拒否している限り、調停や裁判でも離婚の成立は難しいとされています。
なぜなら、調停や裁判で離婚ができる条件は基本的には以下のいずれかに当てはまる場合とされているからです。
①浮気・不倫
②悪意の遺棄
③3年以上の生死不明
④配偶者が強度の精神病にかかり回復の見込みがないこと
⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由があること
浮気や不倫を理由とした離婚請求は、もちろん加害者側からはできません。なのでこちらに明確な非がない限り、調停もしくは裁判でも離婚は不成立となる場合が多いのです。ただ、長年(5年以上)別居が続いていること、子供がある程度成長しているなどの条件が揃っていれば、状況によっては⑤に該当するとして離婚が認められるケースもあります。
☆まとめ☆
一度は生涯添い遂げると誓ったパートナー。明確な理由が分からないまま離婚を受け入れるのはなかなか難しいことだと思います。
離婚拒否は一つの手ですが、一度でも片方が「壊れても良い」と感じてしまった関係の修復はとても大変なもの。今後も一緒にいたいと願うなら、反省すべき点があれば改善し、“再スタート”の気持ちで結婚生活を見直していってくださいね。
(文/こまち 画像/123RF)
カテゴリ:ライフスタイル
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