離婚が多い原因とは

日本でも欧米並みに離婚が増えています。今や3組に1組が離婚をしています。理由は色々ありますが、できちゃった婚、初婚年齢が低いために陥る生活苦、さらには女性の社会進出で熟年をはじめとする離婚が増えたことです。

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日本でも欧米並みに離婚が増えています。今や3組に1組が離婚をしています。理由は色々ありますが、できちゃった婚、初婚年齢が低いために陥る生活苦、さらには女性の社会進出で熟年をはじめとする離婚が増えたことです。

 

■低所得と失業

 

初婚年齢が低い地域が日本にはあります。地域性もありますが年齢が若いと収入も限られます。また失業率が高い地域などでは先行きに不安を抱え、離婚に至ることもあります。日本全体で見ると若年層の離婚が特に顕著で、19歳以下の離婚が女性の離婚の約60%だと言われています。

 

低所得といっても定職に就かず、アルバイトなど不安定な収入源が大きな原因だと思われます。不安定な収入のパートナーを持てば家庭の貯金は全て失くしかねません。そして、結婚をすることで全てを共有して家族になろうと決意するのですが、それがかえって不安定な生活を定着させ最終的に結婚生活を危うくするのです。

 

■熟年離婚

 

日本では長らく専業主婦という考えが定着していました。しかし、女性の社会進出が高まり、我慢をして熟年になります。そうすることで夫の定年を機に自分の人生を考え始めるのです。残りわずかな人生を定年した夫と顔を突き合わせて毎日暮らす生活にはもう耐えられないのです。それが日本に増えている熟年離婚の実態です。

 

この年齢になると専業主婦でも貯金をある程度持っていることも、女性には自信につながるのです。子供の手もかからないので身軽なのです。

 

■なし婚夫婦

 

なし婚とは結婚式を挙げずに結婚したカップルを指します。実は結婚式を挙げたカップルの方が、なし婚のカップルより離婚率が低いという統計が出ています。

 

やはりこのことからも結婚式を挙げることで、夫婦間に責任と義務感が生まれるのではないかと言われています。そうした中で子供が生まれれば絆が深まるのです。

 

■近年の離婚

 

ここ最近の離婚原因に結婚相手の親の介護が原因で離婚になるケースが増えています。50歳を超える頃には親が80歳前後になります。介護が必要な年齢になります。夫婦生活に何か問題がなくても、親の介護は夫婦に大きな負担になってきます。精神的に参ってしまい熟年離婚を迎える人もいるのです。

 

さらに2007年、年金制度が改正され年金分割制度が始まり、夫が積み立ててきた厚生年金を分割して専業主婦も受け取れることになったことで、これまで離婚に踏み切れなかった熟年夫婦も離婚後の生活が保証されることで熟年離婚が増えたという統計もあります。

 

■どうやって離婚率が下げられるのか

 

生まれも育ちも違う他人同士が結婚するのです。現実的に上手くいくはずはないのです。相手の違いを認め、否定しないことが大切です。そして不満を溜め込まないことが大切です。夫婦で話し合いを持つ機会を増やすのです。気持ちを伝えることで相手を理解する努力が始まります。

 

相手が変わったと思う前に自分を見つめ直すです。相手の優しい気持ちで接すれば、その思いが次は自分に返ってきます。思い通りにならない時は、諦めずにコミュニケーションを重ねることです。

 

☆まとめ☆

 

一度は永遠の夫婦の誓いを立てていたにも関わらず、離婚する夫婦が日本でも増加の一途です。原因は様々ですが、大切なのは夫婦のコミュニケーションです。

 

しかしながら離婚が決定的になれば、子供の養育のこと、財産分与、慰謝料、年金分割など決めなければなりません。協議離婚をする場合は公正証書も作成しておく方が安心です。それでも解決しない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることになります。

 

調停委員が双方につくことで意見の調整をしてくれます。調停でも解決しない場合は最終的には裁判離婚に至ります。ここでは民法に基づいて裁定されますが、裁判離婚は約1年近くかかります。金銭的、精神的にも大きな負担がかかることを覚悟することになります。

 

離婚は子供のためにも、いたずらに長引かせるのはなくコミュニケーションを通じで折り合いをつけることが大切です。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

 

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