外国人の結婚観、離婚率

日本では年々離婚率が高くなっていますが、世界の離婚率はどうなっているのでしょうか。世界的に見ると、各国によって結婚に対する考え方の違いや、また、その国ならではの離婚原因があることがわかります。そこで今回は、外国人の結婚観や、離婚率について紹介したいと思います。

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日本では年々離婚率が高くなっていますが、世界の離婚率はどうなっているのでしょうか。世界的に見ると、各国によって結婚に対する考え方の違いや、また、その国ならではの離婚原因があることがわかります。そこで今回は、外国人の結婚観や、離婚率について紹介したいと思います。

 

■世界の離婚率ランキング(2017年)

 

1位 ロシア

2位 アメリカ

3位 スウェーデン

10位 日本

 

■ロシア

 

〇早期結婚

日本の初婚年齢平均が女性29.7歳、男性31.2歳なのに対して、ロシアは女性24.4歳、男性27.0歳(2010年)と4歳~5歳ほど若いのがわかります。若年結婚だから離婚するとは限りませんが、日本では20歳未満の離婚率が高いというデータもあるので、若年結婚が離婚の原因の一つになっていることも考えられます。

 

〇女性の社会参加

ロシアは企業のリーダーの半数近くが女性であり、女性の社会参加が盛んな国と言えます。女性が自立しているとうのも離婚の一つの要因になるかもしれません。

 

また、ロシアの男性はアルコール依存症の患者が多く、夫がアルコール依存によって働かない、家庭内暴力があるなども離婚原因の上位を占めるようです。

 

■アメリカ

 

〇夫婦関係を重視

日本は「離婚したら子どもがかわいそう」という考えが強いですが、アメリカは、夫婦関係が崩壊したら家庭崩壊、相手に魅力を感じなくなったら離婚という傾向があります。

 

子どもも小さいうちから自分の部屋が用意されていたりと自立も早く、子どもは親の所有物ではなく一人の人間として尊重されるべき、と、一人一人のアイデンティティの確立がしっかりしているアメリカならではの考えなのかもしれません。

 

〇養育の義務は双方にある

日本では離婚をした後は夫婦のどちらかが子どもの親権を持つようになりますし、養育費を絶対に受けとるという法律がありません。

 

しかし、アメリカは離婚しても子どもの親であることには変わりない、父母両方に子を養育する義務があるという考えがあります。

 

■スウェーデン

 

〇サンボ制度

サンボ制度とは、日本でいう事実婚のことです。同棲を始めたパートナー同士も結婚とカウントされます。サンボ制度と結婚の違いは、また、スウェーデンでは、同性婚も法律で認められています。

 

〇再婚後も付き合いがある

スウェーデンもアメリカと同じように、双方に養育義務があるという考えであり、子どもたちは両親が離婚後、1週間ごとに母と父の家を行き来するほどです。

 

また、父母両方が再婚し、2組の家族で一緒に食事をするなんてこともあります。日本では考えられないくらい自由でオープンなお国柄であることがわかります。

 

■イタリア

 

イタリアはランキングでは下位の国です。これは宗教上、離婚が難しいなどの理由があります。離婚が法律で認められるようになったのも1970年以降のことですが、現在も簡単に離婚できない制度になっていて、離婚するには3年以上の別居を経なくてはいけません。別居の際も正式な書類の申請が必要です。

 

☆まとめ☆

 

海外の結婚観や離婚事情をみると、やはり国によって特色や宗教の違いがあり、さまざまな考え方があるのだなと感じます。

 

宗教上の縛りはない日本ですから、離婚を考えた際には、父、母、子ども、そのほかの家族一人一人を一人の人間として尊重し、それぞれの人生を考えた時に、結婚生活を続けていくべきなのかどうかを判断する必要がありあます。

 

また、離婚するとうことは決して恥ずかしいことでも逃げることでもなく、悲観することばかりではないということをぜひ思い出して欲しいと思います。

 

離婚を勧めるわけではありませんが、もし、結婚生活を続けることがどうしても難しいと感じているのなら、少しでも参考にしていただければと思います。

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

 

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