ライフスタイル

我慢しないで。離婚する勇気を…

シンママStyle編集部

離婚したいけど、今後のことを考えると不安がある…そんなプレシングルマザーは少なくないと思います。今回は、離婚した方がいい場合と離婚を少し我慢してみた方がいい場合をご紹介します。

■一刻も早く離婚した方がいいDV被害者

DV被害で悩んでいる女性は少なくなく、(2015年のデータでは3日に1人いる)ともいわれています。また、日本においても夫によって妻が殺されてしまったという現状もあります。はたから見れば、どうして離婚しないのかと思うような状態でも、簡単に離婚できない人も少なくありません。

DVによる暴力は身体的暴力、精神的暴力、性的暴力、経済的暴力などがありますが、今回はとくに身体的暴力や精神的暴力について取り上げ、離婚する勇気を持つきっかけにしてほしいと思います。

■DV被害者が離婚できない理由

〇被害による無力感

暴力や罵声をずっと浴び続け、何をやっても認めてもらえないという経験が積み重なると、人は無気力になってしまいます。そんな無気力の状態では、新しい生活を始めようとするパワーは湧き上がらないかもしれません。

〇被害による自責の念

「お前はダメな人間だ」「お前は間違っている」と否定され続けると、あたかもそれが真実であるように脳が学習してしまい、「自分が間違っている」とか、「自分の我慢が足りない」などと自分を責めてしまうことがあります。自分がもっと頑張れば、我慢すればいいんだと思いこむ状況に陥り、離婚という選択を選ばないこともあります。

〇経済的理由

夫の収入で生活していたり、自分より夫の収入の方が上であったりすると、自分一人では生活できないとみなし、経済的理由で結婚生活を続けることもあります。

〇子どものこと

離婚すると子どもにも少なからず影響はあります。離婚することで悲しい思いをさせてしまうのではないか、引っ越ししたら転校しなければいけないなど、子どものことを考え、離婚できないという場合もあります。

このほかにも自分自身の会社での立場や親戚の目などを気にして離婚できないなど、さまざまな理由がありますが、上に挙げたようにDVによる影響で無気力や自責感で離婚できないとしたら、自分の本来のパワーを取り戻して、安全な生活を取り戻して欲しいと思います。そんな自分のパワーを取り戻すコツについてお話します。

■離婚する勇気! 自分のパワーを取り戻すコツ

〇暴力から離れる勇気を

無気力であっては、仕事や家事はおろか自分のことも考えられない状態です。やる気がでないというだけでなく、深刻化すれば鬱などの病気にもつながります。

すぐに離婚とはいかなくても、少しでも暴力のある環境から離れて、ママ自身のパワーを取り戻す必要があります。そうすることで今ある現状を客観視することができるようになれば、このまま関係を続けていくかどうするか真摯に考えることができるようになります。

■離婚はどこまで我慢できる? 離婚して「我慢すればよかった」と後悔しないで済む方法とは

離婚したいと思うけど、我慢して耐えるべきか、それとも離婚するべきか悩むこともありますよね。とくに上述したようなDVが原因で離婚が急がれる場合でないときこそ、悩んでしまうのではないでしょうか。

また、子どもがいると離婚すればシングルマザーになってしまいます。そして、離婚後の生活や子どものことを考えると、このまま我慢できるなら我慢してしまおうと思う人も多いかもしれません。でも、正直なところ我慢の限界だと感じてしまうことだってあるでしょう。

そこで、シングルマザーになる前に離婚せずに我慢する方法や、我慢できる限界はどこまでなのか、後悔のないように知っておくといいことをまとめました。

■離婚したほうがいい場合

離婚しなくて済むのであれば、離婚しないほうがいい場合もあります。離婚は、結婚よりもパワーを何倍も消費しますし、子ども連れであればなおさら苦労も増えます。しかし、離婚したほうがいいと思われる場合があります。それは、以下のようなケースです。

◎夫からの暴力がある

身体的暴力:妻をなぐる、蹴る、叩く。子どもに危害を加える。

精神的暴力:妻をなじる、けなす。子どもに暴言を吐く。

経済的暴力:働いているのに家にお金を入れない。ギャンブルや自分の趣味に浪費をする。借金を作る。

上述したようにDV男は死ぬまで治らないといわれています。しかるべき施設に入って更生をしない限り治らない病気だと思っていいかもしれません。暴力を振るう人ほど、その後突然優しくなるなどの二面性がありますので、甘い言葉や優しい態度に振り回されないように気を付ける必要があります。

◎不貞行為が続く

浮気や不倫など自分を裏切るような行為は、我慢できる人とそうでない人に分かれます。一度の不貞行為でも許せない人も少なくないと思います。結婚するときにきちんと幸せにすると誓ったことを破ることになります。また、謝ってもう二度としないと約束したのにまた繰り返す場合は、人として信じられなくなるかもしれません。

夫婦というのは信頼関係で成り立っているところもあります。夫としてよりむしろ人間として信用できなくなったらおしまいです。いくら不貞行為をされても、離婚したら犠牲が大きくなるとか、生活に困る場合とかには離婚をせずに我慢することも考える必要があるでしょう。

◎犯罪を犯した

親が犯罪を犯し、その結果が重大であればあるほど、子どもへの直接的な悪影響は逃れることができません。「人殺しの息子」「泥棒の子ども」などといったレッテルを貼られるだけでなく、友だちをなくしたり、就職ができなかったり、親の犯罪のせいで子どもの人生が狂ってしまうこともあるのです。

◎子どもの前で喧嘩が絶えない

子どものいないところで喧嘩するなら別として、子どもがいる前で夫婦喧嘩をすることは子どもにとって悪影響です。繊細な子どもなら傷を残しますし、将来結婚して子どもを持つことに夢を持てなくなるかもしれません。

母親第一の子どもが多いですから、父親のことを嫌いになりたくないけど父親のことを嫌おうとすることも考えられます。

もちろん、離婚後に生活できる経済力は必須ですが、あまり長期に渡って繰り返すようであれば子どもにとってはよくないことですので、慎重に離婚を考えたほうがいいかもしれません。

■離婚せずに我慢したほうがいい場合

「離婚しなくて済むなら離婚しないほうがいい」子どもがいなければ、自分の人生だけを考えればいいので、嫌だったら離婚すればいいかもしれませんがここが難しいところですよね。

実際には、離婚を考えるほど夫のことが嫌だけど離婚せずに我慢の道を選んでいる妻のほうが多いようです。そこには、必ず理由があります。その理由について調べてみました。

◎経済的に不安がある

夫の稼ぎで生活が成り立っているとか、今後子どもが大学に行くことを考えると夫の収入に頼らざるを得ないなどという場合には、離婚を我慢して今の生活を続けることを選ぶほうが賢い選択かもしれません。

もし離婚したら、その後の生活のための費用はどうすればいいのか、そのあたりの見通しが立たないと厳しいものです。

ひとり親になれば手当てや補助がもらえますが、それだけでは実質、離婚前と同じ生活水準を保つことは難しいかもしれません。すぐにでも働くあてがあるとか、仕事上即戦力になりうる経験があって社員として働ける自信があるとかでない限り、経済的な不安を抱えてしまうことになります。

◎ストレス発散で気が楽になれる

夫の言動のマイナス面を見ているとストレスが溜まってくる、これはよくあることです。一緒にいるから余計に嫌な面が見えてきてしまうこともありますよね。

好きなことをしたり、夫が嫌がるけど自分が楽しいと思えることをしてみたり…、ストレス発散をする方法はいろいろあります。そうしたことで、少しでも気持ちが楽になったり、前向きになれたりしたら、今すぐ離婚しなければならないという段階ではないことが分かります。

あとは、自分だけではないと思うことも大切です。ネットの掲示板で、「夫が出張に行くのが楽しみ。交通事故にあって死んでもかまわない」と発言する人もいました。それで、ふっと笑ってしまうくらいだったら、まだ余裕があります。

「みんなこんな風に思っているんだな。自分ももう少し頑張れるかも」「こんな夫だったらうちの夫のほうがまだましだな」と感じたら、今は離婚せずに我慢するときかもしれません。

◎夫に期待をしている

恋人同士のときはよくしてくれたのに、夫婦になって子どもを生んだら何もしてくれなくなっていった、という経験はありませんか。釣った魚には餌はやらないという言葉があるように、付き合っていたときは必死にしていたことを結婚したら安心してしまってやらなくなる男性は結構います。

例えば、雨の日外出するのに、「車出して送るよ」という気遣いもなく、ただ見送るだけということがあったらイライラしますよね。よく気遣いができるタイプの男性もいますが、無神経タイプの男性もいます。

しかし、無神経タイプの男性に気遣いや気配りを求めても、ほとんどの場合あっさり裏切られます。そんなことにいちいち気をもんでいると疲れてしまうので、ある時点から期待をすることをやめるとちょっと楽になることがあります。

◎子どもが幸せ、父親を好きである

子どもが独立するまでは、夫はATM替わりと決め込み、子どもが巣立ったら別居や離婚をすると決めている人もいます。母親である以上、嫌な夫がいても子どもが幸せに暮らしていて子どもが父親のことを親として認めているのなら、その幸せや愛情を奪ってまで離婚することには相当な覚悟が必要になるでしょう。

夫として失格でも、父親としては一応合格な旦那さんなのですから、夫と父親の両方の役割を求めるのをやめると楽になれるかもしれません。ある女性は、旦那さんをただの居候とかお客さんだとか思えばイライラしないと言います。そう思うことで気持ちが楽になれるのなら、離婚を急ぐ必要はないかもしれません。

☆まとめ

このように、DV被害に遭い、今すぐに離婚した方がいい場合と、我慢できるならした方がいい場合…離婚にはさまざまな表情がありますね。どちらにしろ、「限界」が来たら、我慢せずに離婚する勇気を持つことが大切かもしれません。

(文/ぶー、ゆー 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

シングルマザー向けの有益な情報をメルマガ配信します(無料)
メールマガジン登録はこちら

カテゴリ:ライフスタイル

シンママStyle編集部
シンママStyleの編集部です。シンママStyleは毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします。

PREV

シングルマザーのための情報サイト、シンママStyleです。毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします!