離婚後、学資保険を勝手に解約された!?

離婚した後に学資保険が勝手に解約されていた、子どものための貯金なのに全部使われてしまったなどというトラブルがあります。そうならないための対策や、もしそうなってしまった場合の手立てについて紹介します。

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離婚した後に学資保険が勝手に解約されていた、子どものための貯金なのに全部使われてしまったなどというトラブルがあります。そうならないための対策や、もしそうなってしまった場合の手立てについて紹介します。

 

■学資保険を勝手に解約されないための対策

 

・名義変更

親権をもつのは母親になっても、離婚前に契約した学資保険の契約者が父親のままだと、勝手に解約されてしまう恐れがあります。

 

契約者でない方が親権を持つことになった場合、離婚後すみやかに名義変更をする必要があります。代理変更も可能ですが、中には契約者本人でなければ変更できなかったり、また、名義変更自体が難しい保険会社もありますので、契約している会社に問い合わせ、確認してみて下さい。

 

・財産分与する

学資保険を一旦解約して受け取った金額を財産分与として父と母分けるという方法もあります。

 

しかし、途中で解約すると満期で受け取るよりも返戻率は低くなったり、新たに学資保険を契約しようとしてもできない場合もあります。また、契約者の年齢が高くなるほど、毎月払う保険料が高くなったり、医療特約の制限がかかったりと不自由な点がでてくることも考えられます。できれば途中で解約せず、名義変更することがオススメです。

 

■勝手に解約されてしまったら?

 

・財産分与として請求する

保険料を両親2人で支払っていた場合、学資保険も夫婦の共同の財産とみなされ、財産分与の対象になります。

 

もし、保険料を支払っていたのが夫のみであった場合、残念ながら使われてしまった学資保険を取り戻すのは難しいです。無くなったお金を取り戻そうと考えるより、養育費として毎月きちんともらうなど、離婚後にきちんと払ってもらえるよう手続きすることを考えほうが賢明です。支払いが滞らないよう裁判や公正証書等で法的拘束力をもって約束させるようにしましょう。

 

・今後のことを考える

子どものためのお金を使われてしまうのは本当に悲しいし、怒りも湧き上がると思います。しかし、先にも述べたように、相手が保険料を払っていた時などは返してもらうことは難しいのが現状です。

 

経済的に不安になるなか、なんとか返して欲しい!と思う気持ちは当然だと思いますが、子どものお金を自分で勝手に使ってしまうような人に怒りを抱き続けるのはエネルギーの無駄遣いです。大切なのは、これからの生活、これからの子どもと自分のことを考えることです。泣き寝入りしろとは言いませんが、諦めも肝心。過去のことに囚われずに、前を向いて今後のことを考えましょう。

 

■お金のことで困ったら、無料法律相談を利用

 

離婚時のお金のことで困ったら、専門家に相談するのが一番です。財産分与は離婚後2年以内であれば請求することができます。もう離婚成立しているからと諦めず、専門家に相談してみましょう!

 

・法テラス

法テラスは、国民が法的制度を利用しやすくなるようにと作られた公的機関です。3回までの相談が無料というのはきいたことがある方もいると思うのですが、収入によっては実質費用全額無料になることも!(ただし、刑事事件は無料相談の対象外なので注意が必要です。)

 

・自治体の制度

自治体によってはひとり親の支援制度の一つとして、ひとり親が無料で法律相談をできる制度があるところもあります。また、ひとり親に限らず、法律相談を受け付けているところもあります。

 

このような無料の法律相談を利用して、専門家にアドバイスをもらいましょう。

 

☆まとめ☆

 

せっかく子どものために積んだお金を勝手に使われてしまったら、本当に悲しいですよね。今回紹介したように、請求する方法もあります。残念ながら請求できない場合には、逆に、そんな人とは別れて正解だったと思って、自分が子どもにしてあげられることを考えましょう!!

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

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