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離婚における親の在り方とは

 

親の離婚は子供には大きな問題です。特にまだ子供が小さい時は、子供の成長に何らかの影響を与える恐れもあります。協議離婚になって親権を争う状況になれば子供の心にさらに大きな傷を残してしまうことになります。また、離婚に向けて別居状態になれば環境の変化や周囲との人間関係で精神的に追い詰められる心配も出てきます。

 

一方で子供の前で日常茶飯事、両親が言い争ったり、罵ったりする姿も好ましくありません。親は子供への影響、精神状態を考え、影響が最小限になるよう離婚に踏み切ることが必要になって来ます。

 

■離婚に際して子供への配慮

 

調査によると、両親の離婚について子供に説明をしたケースは、6~10歳で約8割、11~15歳になると約9割に上ります。一方で説明をしなかった理由について聞くと、子供が小さくて理解ができなかった、可哀想だったが圧倒的に多かったです。

 

6~10歳に説明をするケースが多い理由には小学校に上がる時に離婚に伴い転居が必要になり、転校が発生したためが一番多いようです。

 

また話を聞いた子供の反応は様々のようです。淡々と聞いた子もいれば、泣き出す子供も年齢にかかわりなくいるようです。子供からすれば小さいから話しても理解できない、だから話さないとういう理屈は通用しないのです。それは成長した子供からの意見でもあの時に話して欲しかった、話すべきだったという回答が多いことからも推察されます。

 

あくまで離婚は親の勝手なのですから。

 

■親権

 

離婚後の親権を巡っては熾烈な戦いになることがしばしばです。親であれば子供と暮らしたいと思うのはごく自然なことです。しかし、離婚はそれすらもできなくしてしまう悲しい現実なのです。

 

また親権と同時に養育費の問題も出て来ます。離婚しても親であることには変わりがありませんから、親として当然支払い義務が生じます。

 

さらに定期的な面会も保証されなければなりません。離婚した夫婦は顔も見たくないかもしれませんが、子供には関係のないことです。親と会うのに障害はないはずです。

 

親権獲得にはいくつかのポイントがあります。日頃から子供とうまくいっていない、配偶者に子供を押し付けて面倒を見ないなどあれば親権を得ることは難しいでしょう。また離婚原因がDVや不倫なども論外です。

 

■母親優先の原理

 

家庭裁判所の調停において親権は母親が有利なのは事実です。特に子供が小さい時は母親が必要とされるため、法律上親権者は母親が優先される根拠はありませんが、どうしても否めない部分と言えるでしょう。

 

父親が親権を取りたい場合は、母親より父親がふさわしいと思えるような事情を積み重ねて行く必要が出て来ます。これはかなりハードルが高くなります。

 

■離婚後の子供の戸籍と姓

 

両親が離婚をしても子供の戸籍と姓には変更はありません。離婚を契機に母親が旧姓に戻って親権を持っていたとしても、子供の姓は父親のままで、戸籍も父親の戸籍に入ったままです。

 

それを母親の姓、戸籍も母親の戸籍に入れたい場合は変更申し立てを家庭裁判所にすれば良いのです。また母親が離婚時に夫の性をそのまま使用する場合も申請が必要になります。小学校などに通っている最中に子供の姓が変わるのを危惧して母親も子供と同じ姓のままするケースが多いのもそういった事情があるからです。

 

☆まとめ☆

 

子供がいる中で離婚をすることは大変大きな決断ですし、子供にもそれなりの影響をもたらします。とはいえ、離婚を選択する以上、親として何ができるか真剣に考える必要があります。

 

母子家庭には必要な行政の支援、離婚後の子供と父親との関係、そして大事な仕事。離婚が子供や自分自身にどのような影響を今後及ぼすのかよく考え、弁護士に相談するなどして慎重に決断をしましょう。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

 

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