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離婚しても遺族年金は受け取れるの?受け取る権利は誰にあるの?

今回は遺族年金について詳しくお話したいと思います。

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皆さんも遺族年金という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、詳しく把握している方は少ないのではないでしょうか? シングルマザーになり元夫が死去した場合、全く関係ないという事ではないのです。遺族年金というものが受け取れるのをご存知でしょうか?そして、この遺族年金ですが元妻が受け取れるのか?それとも子が受け取るのか?手続きや規約はあるの?また、遺族基礎年金と遺族厚生年金の違いはなに?と疑問だらけだと思います。

 

そこで今回は遺族年金について詳しくお話したいと思います。

 

■離婚しても子と元夫は親子関係にあります。つまり受給資格は子にあります

 

シングルマザーの皆さんの中には別れた元夫と全くの音信不通の方や二度と関わりたくないという方もいらっしゃると思います。ですが、妻と夫は別れれば他人になれますが、元夫と子の親子関係は一生続きます。

 

そして、元夫が死去した場合には全く関係ない関わりたくないという訳にはいかないようです。離婚した元夫が死去した場合は子が18歳到達後3月までにある子なら 遺族厚生年金が受け取れる可能性があるからです。

 

そこで遺族年金というのは遺族基礎年金と遺族厚生年金がありますが、違いはなんだと思いますか?

 

通常、遺族基礎年金は①子のある妻②子 に支給されます。そして遺族厚生年金は遺族基礎年金が支給される場合に支給されるものですので、必然的に遺族厚生年金も受け取れる仕組みになっています。

 

ただし、子に生計を同じくする父または母がある場合はその期間、遺族基礎年金の支給は停止されます。この子が前妻である母親と暮らしている間は、受給資格は持ちますが支給は停止されるという事になります。

 

遺族基礎年金の平均支給額は給与約20万~60万の場合、 配偶者と子一人の場合月額83,000円、配偶者と子2人なら102.000円となっています。給与で支給額が変わるのではなく子の人数で変わる仕組みになっているようですね。

 

ですが、子が18歳(高校を卒業)すると受給資格が消滅しますので今度は再婚相手の妻が受給資格を持つという事になります。

 

■元夫が再婚して子がいるケース、再婚したが子がいないケースをお話します

 

元夫が再婚して子供がいない場合、受給資格は誰がもつの?と疑問に思いますよね。離婚した身ですが、遺族基礎年金厚生年金の受給資格は前妻との間の子にあります。上記でも説明しましたが、元夫と再婚相手に子がいない場合は前妻との間の子の方が優先権を持ちます。

 

ですが、元夫が再婚して子がいるケースは少し変わってきます。この場合後妻がこのある配偶者となり、最優先で遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給できます。

 

必然的に前妻との間に生まれた子が先に18歳に到達するので、前妻との間に生まれた子に遺族基礎は支給されず後妻との間に産まれた子が18歳に到達すると後妻に支払われるのは遺族厚生年金のみになるという事です。

 

また、この遺族年金は生計を同じくしていたか、生計維持関係があったかという事が非常に大切になってきます。生計維持があったかどうかで遺族年金がもらえるかどうか判断される事もあります。その証明の為には養育費が継続的に支払われていた、受け取っていた証拠、通帳記帳等が必要になってきます。

 

元夫とはいえ一度は結婚を決めた相手が死去したという知らせは少なからず動揺してしまいますよね。ですがこういった制度があるという事を少しでも知っていれば慌てずに対応ができると思いませんか?

 

この様に離婚したから赤の他人、という事ではなく遺族基礎年金と遺族厚生年金が受け取れる場合がありますので今一度調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

(文/音葉 画像/123RF)

 

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