ライフスタイル

子どもにとって、親の離婚は悲しいこと?

 

日本では離婚したら子どもが可哀そうという意識が強いですが、果たして本当にそうでしょうか? 確かに離婚は子どもにとって大きなダメージになることもありますが、一概にそうとは限りません。そこで今回は、離婚が子どもに及ぼす影響について考えたいと思います。

 

■離婚が子どもに及ぼす悪影響

 

・姓が変わる

苗字が変わった親権者も同様ですが、子どもも苗字が変わることで各種名義変更や持ち物に書いてある名前など、変更する手間がかかります。

また、苗字が変わることによって、からかいやいじめの対象になることもあります。

 

・環境が変わる

引っ越しをしなくてはいけなくなった場合、学校を転校しなくてはいけなくなるかもしれません。そうすると今まで慣れ親しんだ生まれ育った場所ではない環境に適応しなくてはいけなくなりますし、学校の友達とも離れ、また新な学校で友人関係を構築しなければなりません。

 

今までの生活とは全く違う生活になるということは、例えば通学にかかる時間が長くなるなど物理的にも変化をもたらしますし、新しい環境に適応することが、子どもの負担になることもあります。

 

・親との別れによる悲しみ

どんな親でも子どもにとってはかけがえのない親です。今まで一緒に過ごした思い出もあるでしょう。そんな親と離れて暮らすことになるというのは少なからず子どもに悲しみをもたらします。

 

とはいえ、離婚は子どもにとって良くないことばかりではありません。逆に言えば、結婚生活を続けることのほうが子どもにとって悪影響であることがあります。離婚した方が子どもにとっても良いと思えるのは次のような場合です。

 

■離婚が及ぼすいい影響

 

〇面前DVや虐待から逃れる

面前DVとは、子どもの前で配偶者への暴力などDVがあることを言います。両親間のDVがあった場合、そのDVを目の当たりにしている子どもにも心理的ダメージがあるとされ、面前DVは子どもへの心理的虐待に値します。

 

また、直接子どもに親からの虐待がある場合にも、当然子どもへのダメージは大きく、子どもにとってその環境を維持することが望ましいとは思えません。子どもに虐待する親は場合によって殺人罪になることもありますし、それを止めない親も保護責任者遺棄に問われます。

 

何より、罪を問われるからいけないのではなく、子どもが傷つくことは、子どもの人権を無視していることにもなり、子どもが自分らしく生きていける環境を整えるのが親の責任であると思います。そのために離婚という選択をすることは、子どもにとってプラスとなることもあります。

 

〇両親のケンカを見なくて済む

両親間の暴力や罵声を浴びせるなどのケンカでなくても、例えば、お互い一切口を利かないというケンカもあると思います。そういった冷戦状態の両親のもとにいる子どもも、少なからず悪影響があります。

 

大好きな親に嫌われたくない、自分を守ってくれる存在であるはずの親から見放されたくない一心で、無意識のうちに空気を読み、親の顔色をうかがいながら生活する子どもも少なくありません。冷戦状態である夫婦間にいる子どもは、何とか仲を取り繕うとしたり、親の間で振り回されたり、あるいは、両親のケンカの原因は自分だと自責の念にかられたりと、心理的負担があります。その負担を軽くするためにも離婚をするという選択もあります。

 

☆まとめ☆

 

虐待を受けている子どもでさえ、子どもにとってはどんな親もかけがえのない親であることには変わりなく、親との別れは悲しみをもたらします。しかし、我慢を続けることはママ自身にとっても大きな心理的負担になります。

 

今の環境が、子どもと、そしてママ自身にとって良くないと感じるのであれば、離婚という選択が必ずしも悲しい結果になるとは限らないということを思い出して欲しいと思います。

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

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