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離婚したら会社に報告するべき? 報告のタイミングは?

シンママStyle編集部

離婚は親権のことや財産分与のこと、今後の自分の住まいのこと、各種変更手続きをなどやるべきことがたくさんあります。そのなかでつい会社に報告するのを忘れていた、または後回しになっていた、なんてことも。今回は離婚をしたら会社に報告すべきことなどについてお話しします。

■離婚したら会社へ報告しなくちゃいけない!? その理由は??

離婚後周囲の反応が気になるから、できれば周囲への報告は最低限で済ませたい。そう考える方は多いですよね。そこで、離婚後会社へ報告しなくてはいけない場合についてご紹介します。

◎離婚後会社へ報告しなくてはいけない場合

・名前が変わる場合

・夫が自分の被扶養者になっていた場合

・子どもの親権を持つ場合

◎名前が変わる場合

離婚して苗字を旧姓に戻す場合、社会保険や雇用保険、会社内での書類の手続きが必要になります。そのため、苗字を旧姓に戻す場合は会社への報告が必須になります。

各種保険の手続きは自分で行える場合もありますが、こっそり手続きをしても年末調整などでいずれは会社側も分かってしまいます。後から書類で発覚するよりは自分で会社へ報告する方がスマートですよね。

◎夫が自分の扶養になっていた場合

夫が自分の扶養になっていた場合は、扶養家族から抜ける手続きをする必要があります。これは社会保険や各種控除、厚生年金などの金銭的な問題も関係するので、必ず会社の担当者に報告しなくてはいけません。

◎逆に、婚姻期間中は自分が夫の扶養に入っていた場合

扶養の範囲内で働いていた人は労働時間を増やしたり、一定の条件をクリアすることで、会社の保険に加入できる可能性があります。そのため、早い段階で上司に相談することをおすすめします。

◎子どもの親権を持つ場合

婚姻期間中は夫が子どもを扶養していたが、離婚に伴って自分が子どもの親権をもつことになったという場合は、扶養家族の手続きをする必要があります。夫が自分の扶養になっていた場合と同様、社会保険、各種控除、厚生年金などの金銭面にも関わりますので、必ず会社の担当者に報告するようにしてください。

◎居住地が変わる場合

離婚によって引っ越しをする場合、通勤手当の金額も変わるので、住所変更も報告しましょう。同様に、住宅手当がつく会社もあります。今までは夫が世帯主だったが、家を出て自分が世帯主になったという場合は手当がつくこともありますので、報告してください。

◎その他

例えば、子どもを迎えに行くのが自分だけになるので残業はできないなど、報告しておくべきことがあればきちんと報告しましょう。報告をしていなければ、後から自分や子どもが困ることになるので、遠慮せずきちんと現状を細かく伝え、理解してもらうことが大切です。

■会社に離婚を報告しなくてもいいかな…その考え、ちょっと待って!

婚姻期間中お互い別の社会保険に入っていたし、子どももいないし、名前も変えないから会社に報告しなくていいかな~♪ そんな風に考えている方、ちょっと待ってください。

たしかに、会社での書類手続きは必要ないので報告しなくていいように感じるかもしれません。しかし、年末調整や確定申告時の書類には、配偶者を記載する欄があります。そのため、これらの手続きの際に会社で離婚が発覚してしまうのです。

一般的な会社であれば、離婚の報告は必須となっている場合が多いです。その報告を怠るということは信頼を失ってしまう行為につながる可能性があります。その後、会社での業務がしづらくなってしまうので得策ではありません。

とくに手続きが必要でない場合も、最低限上司や総務部などに離婚の報告をしておきましょう。

■会社へ報告する場合、どんなタイミングがベスト??

離婚はとても繊細な問題です。それだけに、会社に報告するタイミングはとても悩みますよね。会社へ離婚を報告するタイミングは、離婚が確定してからがベストです。遅くても、離婚届けを提出したらすぐに報告することがおすすめです。

もし、社内に仲人がいる場合は、その人には離婚届けを提出する前に話しておくことをおすすめします。仲人をしてくれた人であれば、「なぜ離婚前に相談してくれなかったんだ」と溝ができてしまう場合があります。離婚することになりそうだ、という報告とお詫びを兼ねて、社内に仲人がいる場合はその人には早めの報告をするようにしてくださいね。

■報告する相手は?? 全員に報告しなくちゃいけない!?

いざ報告する決心をしても、社内や取引先全員に報告しなくてはいけないのか。それとも、ごく一部の人に報告すればいいのか悩みますよね。そこで次に、会社で報告した方がいい相手をご紹介します。

◎離婚を報告する相手

・直属の上司

・同僚

・総務部などの担当部署

離婚報告をするときは、社会保険や厚生年金などの関係から、総務部などの担当部署への報告が必須です。そうなると自然と上司の耳にも入ることになりますよね。自分が報告する前に、他の人から上司の耳に入ると不審感を与えてしまう可能性があります。そのため、上司と総務部などへの担当部署への報告は同時期にすることがおすすめです。

また、お子さんが熱を出して仕事に出られない、学校行事で中抜けをさせてもらうなど同僚へ負担をかけてしまう場面が考えられます。自分が親権を持つ場合や、旧姓に戻す場合などは同僚への報告も行うことをおすすめします。

■取引先に離婚の報告はしなくてもOK!

仕事でお付き合いがある取引先には離婚の報告は必要?と悩むことがあるかもしれませんが、取引先の方はあくまでも社外の人間です。そのため、取引先の人に離婚の報告はしなくても大丈夫。

しかし、個人的に仲良くしている取引先の人がいる場合は、さらっと話してもいいかもしれませんね。いずれにしても取引先の人に離婚報告をする必要はないので、離婚報告を気重に感じている方は安心してくださいね。

■離婚報告では離婚理由も言わなくちゃいけない??

離婚報告って気が重いですよね。何を話したらいいか、どこまで話したらいいか迷う気持ち…とてもよく分かります。そこで、次に離婚を報告するときに気を付けたいことご紹介しますね!

離婚報告をするときに気をつけたいことは、以下の2点です。

・離婚理由は話さなくてもOK

・離婚相手を悪く言わない

◎離婚理由は話さなくてもOK

離婚を報告するとき、何から何まで事細かに話す必要はありません。極論ですが、「旧姓に戻ることになりました」と報告しても大丈夫です。離婚理由について突っ込まれることもあるかもしれませんが、そんなときは「性格の不一致」、「価値観の相違」と説明しましょう。

◎離婚相手を悪く言わない

相手が有責で離婚した場合であっても、離婚相手を悪く言うのはおすすめできません。思わぬところで間違った話が広まってしまったり、尾ひれがついて全く別の話になってしまうこともあります。

離婚だけでも精神的な疲弊が多いのに、このような問題でさらに精神的な負担を増やすのは得策ではありません。なので、報告時に離婚相手の悪口を言わないように注意してくださいね。

■場合によっては転職も考える

離婚によって引っ越しをして、通勤時間が大幅に増えたり、負担が大きくなることも考えられますし、残業ができないことなどから職場でよく思われなかったり、あまり理解をしてもらえない場合もあると思います。

子どもがいれば、残業ができなくなったり、子どもが体調を崩せば休みをもらったりということもやむを得ないことです。ですが、なかには「離婚したのは自分の責任だ。こうなることも分かっていたはずだ」と厳しい目を向ける人もいるかもしれません。

実際それが会社にも影響がでてしまうとしたら、あなたもますますプレッシャーを感じて負担になってしまうでしょう。

また、ひとり親になったことで、家計の全てを自分で支えなければいけません。養育費をもらったとしても限度があり、生活費を全て養育費でまかなえるということはよほどでない限り不可能です。

今より負担を軽くしたい、今より収入を上げたい、そう思ったら、思い切って転職するという方法もあります。子どもを連れてまた一から仕事を探すということは抵抗がある人もいるかもしれませんが、最初からシングルマザーであることを理解して採用してくれる会社であれば、あなたも安心して仕事ができるのではないでしょうか。

■【番外編】離婚報告は誰にしたらいい??

番外編として、社外の人への離婚報告についても少しご紹介したいと思います。離婚報告って、どのくらいの人にしなくちゃいけないんだろう。周囲の人みんなに話していたら、らちが明かないな…。そんな風に悩んでいませんか?

ここでは、自分で報告するべき相手をご紹介していきますね。まずは自分の両親。両親には離婚をする前に報告しましょう。

そしてお子さんがいる場合は、学校の先生への報告も忘れずしてくださいね。人づてに伝わって信頼関係を損ねないよう、仲良くしている友人への報告も必須です。逆に、子どもの友達の親御さんや、それほど仲良くない知人への報告は必要ありません。ただ、結婚時にお祝いしてくれた人には離婚の報告をするようにしてくださいね。

■友人への報告は慎重に…

友人に報告…というのは少し難しいですね。なんでも話せる心許せる友人というのは、案外いないものなのです。友達はたくさんいても、本当になんでもさらけ出して話すことができるでしょうか? とくに女性という生き物は、友人であっても妬みやヤッカミを持つものです。よく信じていた友人に裏切られたという話を耳にすることがあります。

「人の不幸は蜜の味」ということわざも、親しければ親しいほどそんな気持ちになってしまうというデータがあります。これはほとんど女性にいえることですが、それほど女は嫉妬深いということなのでしょう。

それでも友人に話してしまうのは、どこかで共感してもらいたいという気持ちが強いからだと感じます。離婚を後悔している人もいますから、自分が下した決断が正解だという確証みたいなものが欲しいのかもしれません。

また、一人の友人に話しただけでばっと噂が広まってしまう可能性があります。その点にはよく注意をして、本当に仲のよい信頼できる友人にだけ話すということがおすすめです。

(文/たぬこ、ぶー、千尋 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

 

 

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