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シングルマザーでも、ペットは飼っていいのでしょうか?
自分が犬を飼ったことのあるママなら、1回は思ったことがあるはずです。「ウチでも犬を飼ってみたい」と。
ペットも家族の一員であるという考えの方も多いなか、ペットはペット。それ以上でもそれ以下でも…と思う人も少なくはありませんが、あなたはどういった考えをお持ちでしょうか?
犬を飼うことで、犬からいろいろなことを教わることができるといわれていますが、子どもが犬と関わるとき、具体的に「何が」「どのように」いいのでしょう。
また、子どもと犬との間で、親はどのように立ち回れば子どもによりいい教育を与えることができるのでしょうか? 犬を飼うことの具体的な利点に関してご紹介します!
■動物を飼う前に気を付けたいこととは?
動物を飼うことは子どもにとって、とても良い相棒もしくは家族にもなりメリットがたくさんあるかもしれません。しかし、動物を飼う前に気をつけたいのはアレルギーがないかどうかです。また、犬であれば狂犬病予防の注射が必要になりますし、病気になった時には治療費に保険がききません。
こうしたことを踏まえて、たとえ小さな命であってもしっかりと最後まで面倒をみることを前提として動物を家族として迎えてあげましょう。
■ペットを飼うメリット
◎コミュニケーション能力を育てられる
ペットを飼うことは情操教育にもよいといわれています。動物は人間の言葉を話しませんが、人間と同じでさまざまな感情を抱いています。普段から動物と接し、行動を見ていることで「今はこんなことを考えているんだな」と考えられるようになります。
他者の気持ちを考えられるのは、人とコミュニケーションをとるときも優位に働きます。また、動物と幼少期を一緒に過ごすと自尊心が育てられるという研究もあります。
◎責任感を持つようになる
動物は人間と同じで、食事をとらないと生きてはいけません。また、定期的にお散歩をしたり、ゲージの掃除をしたりと世話をしてあげる必要があります。ペットの世話を子どもにお願いすることで、責任感が芽生えるようになるのです。
◎癒しを与えてくれる
大人もつらいときや大変なとき、癒しを求めて動物と触れ合うことがありますよね。子どももつらいときや大変なとき、動物と触れ合うことで動物から癒しを与えられます。親からだけではなく、他者から与えられる癒しも自尊心の成長につながり、頑張ろう!と、自分を奮い立てることができるようになるそうです。
◎命の大切さを学べる
動物の命は人間よりも短いので、一緒に生活をしていると必ずペットの死に直面します。大切なペットの死に直面し、落ち込んだり泣いたりすることがあると思います。しかしこの体験は、命の大切さを学べる貴重な体験です。
◎子どもが小さいときにペットを飼う場合の注意点は?
先ほど紹介したように、ペットを飼うことで得られるメリットがたくさんあります。しかし、子どもが小さいうちは注意が必要なことや、デメリットもあります。
◎飼育にはお金がかかる
動物は買ってしまえばそれ以外のお金がかからないわけではありません。ワクチンの接種や、餌代、病気をした場合は人間よりも治療費がかかることもあります。このことを念頭に入れ、しっかりと飼育できる環境か考える必要があります。
■【体験談】犬が教えてくれる「言葉ではない言語」
筆者であるシンママの私が犬を飼ったときに感じたことをまとめます。まずは犬のケージ、エサや水の場所、リードをどうするかなどを子どもと話し合いました。さらに犬にはしつけが必要。こういった過程のなかで、人は言葉が通じない相手に対する思いやりを学べるようです。
さらに家に迎え入れると、予定通りにはいかないことばかり。リードを嫌がる、トイレじゃない所でおしっこしてしまう、破く、ちらかす、こっちに来ない。慣れるまで大人はてんてこまいです。
そんな犬の行動を子どもは面白がって観察することができます。まだ言葉を話せない幼児も、小学校高学年の子どもも、犬とは無条件に仲良くできることが多いようです。また犬は人間のペットとして最高のパートナーといわれていて、人が悲しんでいたり、喜んでいたりすると、それを共有できるのだそう。
犬と人、言葉が通じない分、表情やしぐさでお互い相手の思っていることを推察・予測するのですが、毎日の生活のなかでそれができていたら、きっと言葉が通じる相手にも優しくできるのではないでしょうか。
例えば、友達関係でのやり取りや社会のマナーを守らなくてはいけないとき、その観察力が発揮されるかもしれません。
◎子どもと一緒にお留守番
ひとり親家庭で、子どもが一人っ子だと、子どものパートナー兼護衛役としてペットを迎え入れることがあります。とくに親がフルタイムで忙しく、子どもが小学校から帰宅して一人でいる時間が長い場合、寄り添ってくれる相手として犬を迎え入れることが多いようです。
でも、子どもが犬に噛まれたりしないだろうかと心配にはなりませんか?
我が家のケースですが、子どもが犬をいじめたりいたずらしない限り、しつけられた犬は人を噛みません。むしろ一人で寂しい子どもと遊んでくれます。子どもが一人で食事しているときも、犬がそばにいると寂しくありません。
子どもが犬と関わっておらず、ゲームや動画で楽しんでいたとしても、家に犬がいるのといないのとでは孤独感が全く違うのだとか。
最初にきちんとしつけておくことができれば、あとは子どもに犬のお世話をお願いするのもいいかもしれません。
■犬から学ぶ「思ったようにいかないこと」
最近、ゲームやインターネットをタップ1つで意のままに操作し、思った通りの結果が出なかったら何度でも再チャレンジできてしまうため、現実で思った通りに行かなかったとき頑張ることができなかったり、暴れて人を傷つけたりする子どもが増えているようです。
スポーツ、学校での勉強、中学に入ったら成績の順位、高校入試、大学入試、就職、結婚…などなど、とにかく山も谷もある人生。なんでも上手くいかないということを教えてくれるのが犬との関わりです。
子どもに犬の散歩やエサやり、それに関するしつけもやらせてみてください。犬がすんなりいうことをきくことはまずないでしょう。本能のままに動きたがります。それをなんとかしようと努力するとき、子どもは頭を使って誘導します。
なぜこちらの話を聞かないのか? どうやったら話を聞いてくれるのか? と考えるなかで、問題解決能力を養うことができます。
ときに力づくでしつけることもあるかもしれませんが、それが上手くいかなかったときどうするか?など、親子で話し合ったり一緒に悩んだりすることで、親子の絆も深まるでしょう。
☆まとめ
準備も支度も世話も大変で、コストだってもちろんかかる。しかもどこでもは飼えないペットですが、犬は人間の最高のパートナーです。
人と犬とは実に2万年も前から一緒に生活しているといいます。子育てに少し余裕が出て来たら、飼うことのを検討してみてはいかがでしょうか?
(文/namiki、ゆー、まゆまゆ 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)
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カテゴリ:ライフスタイル
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