ライフスタイル

離婚後、元旦那からのプレゼントはどうすべき?

シングルマザーになったら、元旦那からもらったプレゼントや結婚指輪などをどうするか迷いませんか? 「結婚指輪はいいものをプレゼントしてもらって気に入っていたけど、使い道がないし、何より元旦那との記念のものをとっておくのは嫌だ」「誕生日やクリスマスプレゼントとしていろいろもらったけど、これを見たら元旦那を思い出すからできれば処分したい」そんなときのプレゼントの処分方法をご紹介します。

また、後半では「返却義務があるのか」「財産分与に関わるのか」についても詳しくご紹介します。

◎お気に入りのものは手元に残しておく

たとえ元旦那からもらったプレゼントでも、この先も使っていけそうでお気に入りのものなら手元に置いておくのもいいでしょう。洋服やバッグ、雑貨など元旦那からもらったものでも、残して置いて損のないものはたくさんあります。

洋服やバッグなどは好きなものならずっと使っていたいですよね。しかし、離婚して元旦那のことを思い出すのも嫌だという人は、できるだけ早く処分してもいいと思います。

◎結婚指輪は専門の買い取り業者に持っていく

結婚指輪には記念日やイニシャルなどを刻印するカップルが多いですが、いざ売るとき「刻印があることで売れないかも?」と不安になりますよね。しかし、結婚指輪はプラチナや金などの素材で価値が決まるので刻印は関係ありません。

結婚指輪を安心して売るためには、専門の買い取り業者に売ることです。貴金属や宝石の相場は日々変動するので、リサイクルショップやオークションで売るよりも貴金属専門の買い取り業者に任せた方が相場よりも安くなったり、個人間取引のトラブルがなく安心です。

また、結婚指輪をできるだけ高く買い取ってもらうには、箱や付属品、保証書を揃えましょう。とくに保証書は重要で、保証書がないと低価格になる場合や買い取ってもらえない場合もあります。

◎フリマアプリで売る

結婚指輪以外に洋服やバッグ、雑貨などはフリマアプリを利用すると処分できると同時にお小遣い稼ぎもできます。自分でいらないと思っていても、他の人は欲しいと思っていることが多いのでフリマアプリでも十分売れる可能性がありますよ。

最近は匿名で配送できるサービスもあるので、個人情報の管理が不安な人も心配いりません。人気ブランドのネックレスや洋服、バッグはいい値で売れるのでリサイクルショップよりもおすすめ。

◎子ども用に作り直す

使いたくないけど捨てるのがもったいない物は、子ども用にリメイクすることもできます。もう着ることはないけど捨てるのがもったいない洋服は子ども服に、今後も使えそうなアクセサリーは将来子どもが大きくなったときのためにとっておくのもいいでしょう。

■離婚の際の、プレゼントにまつわる悩みあれこれ、まとめました!

離婚協議中や別居中、または離婚後に、プレゼントに関する悩みが出てきます。上記でご紹介したように、プレゼントの処分に悩むという問題もありますが、相手から返却請求をされたり相手が持って行ってしまって返してもらえるのかという悩みもありますよね。

また、離婚の際にプレゼントをもらったり、離婚後に子どもにプレゼントが送られたりして困っているといった悩みもあります。そんな悩みにどう対応したらよいかをまとめました。

◎夫から貰ったプレゼントは返却義務があるのか?

夫から妻が使うものとしてプレゼントされたものは、妻個人の「特定財産」となるので、返却義務はありません。例えば、誕生日にもらったブランドのバッグや時計など高額なものは、それがたとえ夫婦二人の財布から出たお金で買ったものだとしても、夫婦二人で使いましょう、という前提で買ったものではないので、返す必要は全くありません。

離婚のときは何かとお金のことで揉めることがあります。プレゼントしたものが高額であればあるほど、折半して返してほしいと思う理由も分かります。お金やプレゼントのことでもめる前に、プレゼントされたものを売却してしまう方法もあります。とくにブランド物であれば、ブランド品の買取専門店で査定してもらえます。

また、車については、妻名義のものとしてプレゼントされた場合は返す必要はありませんが、夫婦二人で使うものとして購入した場合は、共有財産になりますので、それぞれの負担割合を考えて金額を計算して分け合います。

また、婚約指輪は結婚にあたってプレゼントされたもので、本来は返す義務がありません。しかし、婚約指輪は一般的な会社員の月給3カ月分に相当するといわれています。離婚話をスムーズに進めたければ、譲歩して売ったお金を折半することも検討しましょう。あるいは、子どものネックレスにリメイクしてしまえば、妻のものというより子どものものになりますので、夫もあれこれ言えなくなるかもしれません。

もっとも、離婚協議中や離婚後にプレゼントしたものをあれこれと言ってくるような夫と分かっている場合は、なくしたように装うなど対処しているケースも多いようです。

◎結婚にあたってお祝いでもらった家具は財産分与の対象になるの?

離婚するときには、夫婦で築いた共有財産を半分に分け合います。これを財産分与といいます。もらったものを財産分与で半分持っていかれるのは納得がいかない気がしますね。

しかし、夫婦に対する贈与にあたるものは財産分与の対象になるのです。例えば、結婚祝いでもらった家具や家電などは、夫婦二人に対するプレゼントになりますので、基本的に二分の一で分け合うことになります。

◎離婚祝いといって友人からプレゼントをもらいましたが、どうしたらよいでしょうか?

苦しい結婚生活を耐え抜いて、やっと離婚できたという場合には、祝福モードになることもあるかもしれません。しかし、離婚後の生活に多少なりとも不安があるはずです。一般的な結婚祝いや出産祝いなどとは根本的に異なりますよね。送る側に配慮がないように感じられます。

また、プレゼントを受け取った本人が、受け取って少しでも複雑な気持ちになったり、プレゼントを見るたびに離婚のつらさを思い出したりするようであれば、素直に気持ちを伝えるように話をしてお返ししましょう。

返すことがためらわれるなら、内緒で処分することも考えてはいかがでしょうか。きっと相手は悪気なく、離婚した友人が幸せになってくれると嬉しいと思っただけかもしれないので、お互いに気分が悪くなることはなるべく避けたいものです。

もし、少しも複雑な気持ちになることがなく、単純にうれしいと思えば、それはそれでありがたく受け取っておくといいでしょう。受け取った自分の気持ちを大事にしてくださいね。

実際には、離婚した人の多くが、贈り物よりも愚痴をきいてもらったり、友人とゆっくり食事をしたりしてストレス発散になったと言っています。また、着なくなった子ども服をもらったり、差し入れをしてもらったり、何気ないサポートが一番うれしかったと言っています。

困ったときに助けてくれる、そういう気遣いこそ、一番うれしいということを分かってもらえると一番いいですね。友人を応援したい、その気持ちだけはありがたくいただいておきましょう。

◎離婚後に夫から子どもに誕生日プレゼントが届きました。受け取り拒否はできる?

受け取りの拒否をすることは可能です。この場合、受け取るか受け取らないかの判断基準はこれです。

・子どもが喜ぶか

・子どもは離婚した父親のことが好きか

・養育費など払うべきものは払っているか

離婚後、きちんとした対応をしていて、子どものことを考えてくれていると感じた場合は、素直に受け取ることも考えていいのではないでしょうか。やるべきことをせず、単純に子どもの機嫌だけを取ろうとしていると考えられる場合には、親権者として話し合いに応じるか、毅然とした対応をしましょう。

また、どうしても相手が子どもにプレゼントを渡したいと思った時には、面会交流の時に渡したいと面会交流調停を申し立てられる可能性もあります。

☆まとめ

プレゼントについては、自分のものだから返したくはないと思う人がほとんどでしょう。財産分与として分け合うか、特定財産として自分のものになるかは、それを夫婦二人が使うものか特定の個人で使うかで変わります。揉める前に処分を考えることが得策になる場合もあります。

悩んだときには弁護士に相談するとすっきり解決することもあるでしょう。思い出が詰まったプレゼントであれば、悪い思い出にしたくないのでなるべくもめたくないですよね。いい解決策が見つかると幸いです。

(文/あやん、ゆー 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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