シングルマザーは、プライドよりも自尊心を高めよう

本記事では、「プライドが高い」ことと「自尊心を持つ」ことの違いと、シングルマザーが自信を持つためにはどうするべきなのかをまとめました。

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「あの人はプライドが高い」頑張っているのに、そんな言葉をぶつけられた経験はありますか。家族の形も多様化しつつあるとはいえ、まだまだ世の中のひとり親家庭への理解は不十分であることを感じている方は多くいらっしゃると思います。

 

世間からの厳しい風当たりに負けないようにと踏ん張っていたら、気がつけば周囲から「プライドが高い」と言われるようになってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。ただ、シングルマザーとして自分に自信を持つことはとっても大切です。

 

本記事では、「プライドが高い」ことと「自尊心を持つ」ことの違いと、シングルマザーが自信を持つためにはどうするべきなのかをまとめました。

 

1.「プライド」は”劣等感”から生まれ、「自尊心」は”自信”から生まれる

 

そもそも、プライドと自尊心の違いは何なのかということから、お話ししてみたいと思います。日本語だと同じようなものに聞こえるかもしれませんが、英語では、プライドは”pride”、自尊心は”self-esteem”と表され、それぞれ全くニュアンスが異なる単語になっています。

 

イメージとしては、プライドとは劣等感や自信の無さから生じるものなので、周囲からの承認を求めようとする傾向になります。一方、自尊心とは、自分の中で確立された自信から来るものであり、自分のことを認めている状態なので精神はすでに満たされています。こう考えると、この2つは似ているどころか、正反対のものであることが分かりますよね。

 

2.プライドが高いとはどういう状態か

 

”プライドが高い”という言葉がマイナスなイメージとして使われるのは、自分を評価する物差しが常に他人に依存しているからです。自分の価値を、”周囲より優れているかどうか”で判断しがちなため、取り繕ったり、ライバルを貶めようとするような行動や言動をしてしまいがちです。この結果、周囲になかなか心を開けなくなってしまうだけでなく、実は自分自身も成長できていません。

 

シングルマザーの場合で言うと、例えば、”両親がいる家庭より幸せになりたい!”と考えてすぎると、この状態に陥ってしまう場合があります。そもそもこの考え方は、ひとり親世帯が両親のいる家庭に比べて不幸という先入観がありませんか?

 

両親のいる家庭を基準にして幸福度をものさしで測ろうとすると、かえって子供に母子家庭であることへの劣等感を植え付けてしまう可能性があります。確かに、金銭面などでシングルマザーは厳しい面は多いですが、ひとり親も立派な家族の形。他の家庭と比べるよりも、自分と子供にとっての幸せを追求することが大切です。

 

3.自尊心を高めるためにはどうしたら良いのか

 

自尊心を高めるためには、自信を持つことが大切。他の人と比べるのではなく、まずは自分自身と徹底的に向き合う必要があります。例えば、「自分はどんな家庭を幸せだと考えるのか」「自分が子供の時どんな家庭ならいいなと思ったか」「子供はどんな幸せを望んでいるのか」…そんなことをひとつひとつじっくり考えてみましょう。

 

もしも、幸せな家庭のイメージとして「両親が揃っている家庭」を思い浮かべる方は、ここからさらに、なぜそう思うのかを突き詰めて考えることが重要です。「なぜ両親が揃っている家庭が幸せなのか」の答えとして、例えば「休みの日にみんなで遠出して遊べるから」と言う答えが出てきた場合は、今、自分がどうしたら子供と遠出できるかを考えるようにしましょう。「家事と仕事の分担ができるから」と言う答えの場合は、家事と仕事を両立するための効率化を考える方が生産性があります。

 

自尊心を高めるためには、無いものを羨むよりも、今自分が与えられているカードの中でどう戦うのかをとことん考え、それを実行に移してクリアしていくことが大切です。

 

☆まとめ☆

 

周囲から、理解の無い言動や態度をされることも多いシングルマザーは、簡単に人に惑わされないために、プライドではなく自尊心を高めることが大切です。考えるべきは、他人と比べて足りないものや優っているものについてではなく、どうやって幸せな家庭を築くかです。

 

自信を持つために、まずはじっくりと自分の悩みと向き合ってみてくださいね。

 

 

(文/こまち 画像/123RF)

 

 

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