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シングルマザーが相続を真剣に考える時
こんにちは! バーバです! 先日、孫にバーガーを頼まれたジージ、「ちょっと待ってや! ジーちゃん書かな覚えられへんからな!」としっかりメモったのに、そのメモをしっかり忘れていったジージでした。あ~嫌だ! ボケ老人にはなりたくありませんね。
余り考えたくないことですが、人は様々な原因で命を落とすことがあります。それは若いから、年老いているからとか年齢には関係ありません。シンママだって子供と生きていく中でありうることですね。
そして人は嫌な事とか煩わしい事は先送りしたり、避けたりしてしまいます。相続というのも大事なことだと分かっていても、余り知識を得ようとはしないものです。今回は誰もが直面するであろう相続について考えてみましょう。
■相続とは?相続税とは?
◆相続
相続とは、亡くなった人の財産等を引き継ぐことを言います。今の法律では、配偶者や子、兄弟などが相続人となりますが、遺言書がある場合はこの限りではありません。相続は財産が貰えるというようなプラスの面だけでなく、借金や負債も引き継ぐというマイナスの面があることも知っておかなければなりません。
相続するにあたって相続税というものがキーポイントとなってきます。
◆相続税
相続税とは、相続で受け継いだ遺産総額が大きいと掛かる税金のことです。けれど相続税には基礎控除というものがありますから、基礎控除額を越えなければ、税金は掛かりませんから申告する必要はありません。
計算方法は、(3,000万円+600万円×法廷相続人の数=相続税の基礎控除額)となり、相続人が1人の場合は、3,600万円を超えなければ、相続税が掛からないということです。2人なら4,200万円、3人なら4,800万円ということになりますね。
相続税が掛かるケースは少なく、亡くなった人の8%ほどだと言われています
それでも不動産の遺産がある場合は、掛かる可能性は高くなります。
どのようなものが資産となるのかも重要ですし、申告漏れがないように、しっかり財産を把握しておくことが大事です。
■シンママが相続のことを考える時とは?
子供がいる場合、親は先のことを考えてしまいますね。例えば「もし家長である自分が死んでしまったら、家族の生活はどうなるのだろう?」とかね。それがシンママだったら、不安はとても大きなものとなります。
ですがシンママと子供世帯の場合、ママが亡くなっても遺産は確実に子供に受け継がれます。只子供が小さいなど、未成年の場合は、未成年後見人を選び遺言書で指定しておけば、遺言書の効力で簡単に受理してもらえます。
子供が遺産を受け継いでも、管理能力がない年齢では問題が起きかねませんからね。信頼できる人を未成年後見人に選んでおくのも、「転ばぬ先の杖」となります。只の遺言書ではなく、公正証書にしておくと効力は絶大です。
親代わりとなるのですから、離婚した夫に親権がいってしまうという不安もあるでしょうが、未成年後見人を選んでおくことで、そのケースも防ぐことが可能となります。法律は難しいですけど、助けられることも多々ありますから、まず知ることです。それから何でも期限というものがありますから、それも要チェックです。
◆元夫が亡くなった場合は?
シンママは離婚していますけど、子供は元夫の子ですから相続する権利があります。只上記でも述べたように、相続はプラスマイナスがあります。元夫に借金や負債がある時には、速やかに相続放棄の手続きが必要です。自分と子供の為に、こういうところをしっかり把握しておきましょう。
■まとめ
どうですか? 相続って結構大変なんですよ。バーバの経験で言えば、相続人が多ければ多いほど手続きが難しいですし、専門的な知識を得ておかないと戸惑うこともあります。
原戸籍って何?という感じで、用語にも悩まされましたね。弁護士さん曰く、隠し子が発覚する人もいるので、戸籍は大事なのだそうです。
よくサスペンスドラマになっていますよね。「事実は小説より奇なり」ということもあるようです。今バーバが時代だな~って思えるのが、葬儀会社が葬儀からそれ以降の様々な手続きの手順を示してくれることです。ほんとに詳しくて助かりました。
これもサービスの一環なのでしょうが、なるべく先送りにしたい知識ですものね。
とにかく天寿を全うするまで健康でいたいものです。
(文/たぬこ 画像/123RF)
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カテゴリ:ライフスタイル
- シンママStyle編集部 シンママStyleの編集部です。シンママStyleは毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします。