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離婚解決金とは? 相場はどのくらい? さまざまな疑問にお答えします

シンママStyle編集部

現在の日本では約3組に1組が離婚するといわれていますが、統計上の資料から見てもその数字は決して間違っているものではないといえます。

現に離婚を経験し、シングルマザーとして子どもを育てている私ですら離婚する方は意外に多いんだな~と思ったほどです。それは、シングルマザーとして子どもを育てていくことに自信がなくなってしまいそうなときに、同じシングルマザーの先輩たちに助けていただいたことが何度もあるからです。同じ境遇の方や同じ悩みを持つ方がいるというのは大きな支えとなります。

今回は離婚をする夫婦が多いとされている日本で知っておきたい『離婚解決金』についてお話したいと思います。

■そもそも離婚解決金とはなに? 慰謝料とは違うの? 必ず支払わなければならないもの?

そもそも『離婚解決金』という言葉自体初めて聞いたという方もいらっしゃると思いますが、日本ではあまり聞きなれない言葉ではありますよね。

海外ではアンバー・ハードがジョニーデップとの離婚解決金として、700万ドル(日本円で7億5000万)受けったとされており、その一部をチャリティーに寄付したと報じられています。

このように、海外では有名人が解決金を支払う事例があることで一般の方にも浸透されていますが、日本ではなかなか解決金を支払ったという話は聞きませんので、初めて聞いたという方がいても不思議ではありません。

では、そもそも離婚解決金とはなんなのか…、それは法的には支払う義務はなく、どちらかと言うとお金がある方が離婚を急いでいる! お金で解決できないか?という場合に支払われるものという印象を受けます。

そもそもない袖は振れない、という考え方が日本には根本に存在しますので、お金を持っていない、財産もない方から解決金を受け取るのは難しいといえます。

ない袖は振れない、という考え方からすると今の日本は養育費ですら支払わなくてもなんの罰則もありませんし、正直逃げ得(逃げた者勝ち)という風潮もあります。支払うべき義務がある養育費すら払わない方が多い中で離婚解決金を支払えるというのは、それだけ経済力があるということにもなりますよね。

では、ここで慰謝料とは何が違うの?と思いますよね。浮気や不倫の慰謝料を請求します!というセリフをよくテレビなどでも見かけると思いますが、ではこの慰謝料は何に対して支払われるお金だと思いますか?

簡潔にいうと慰謝料とは→損害賠償金であり、例えば不倫を行ったことで相手に与えた精神的苦痛に対しての損害賠償金ということになります。

それに対して離婚解決金というのは、離婚をスムーズに行うため、離婚をしてくださいという意味合いも含まれている訳です。離婚をしたい方が、離婚を拒んでいる方に金銭を支払うことで離婚に応じてもらうためのお金になります。

また、離婚をする際には以外にも費用がかかるものですが(例えば年金分割や財産分与、もろもろの諸経費や手続き金など)それらを含めたお金でもある、ということです。

そして、一方的に離婚を求められた際に住む家を探したり、仕事を探したりと当分の間は生活が安定しませんよね。その間の生活費も含まれていると思っていいでしょう。ですが、あくまでも解決金ですので法的に支払う義務はありませんのでご注意ください。

そして、手切れ金という解決金と似て非なるものがありますが、皆さんは手切れ金というのは何のためのお金か知っていますか?

手切れ金とは、男女が恋愛関係を断つ代償として相手に支払うお金とされていますが、この手切れ金には解決金のように離婚時(別れる際)に必要な費用を含めたものではなく、あくまでも関係を断つためのお金、という一方的な印象が強いです。

・慰謝料は精神的苦痛を与えた相手への損害賠償金

・解決金は法的に支払う義務はないが、離婚をする際にかかる費用や離婚後新しい人生を歩むための手助け金のような要素も含めて支払われるお金

・手切れ金はあくまでも男女の恋愛関係を断つために支払われるものであり、一方的な印象を受けるもの

これらの違いを覚えておくと、離婚時に話し合いがスムーズにいきますし、いちいちこれらの違いはなんだろう?と悩む必要がなくなりますよね。あまりいいイメージがないこれらの金銭ですが、生活をしていく上では欠かせないお金のお話ですので覚えておいて損はないかと思います。

■離婚解決金を支払う際に気を付けたいメリットデメリットとは? 金額や支払う意図をはっきりとさせましょう

続いては、離婚解決金を支払うメリットについてお話させて頂きたいのですが、やはり一番のメリットは離婚がスムーズにいく、話が早くまとまる、という点だと思います。

解決金とは少し違いますが、考え方として似ていると思ったのが、養育費も慰謝料もいらない、今後一切関りたくないから今すぐにでも離婚してください!というものです。

早く離婚したいがために慰謝料や養育費という金銭を受け取らない、いらない、というくらいですからそれだけ早く離婚したいという気持ちがうかがえますし、養育費・慰謝料を支払う側(例 元夫)からすると養育費も慰謝料も支払わなくていいならすぐに話に応じよう、という気持ちになるのかもしれませんね。養育費や慰謝料を支払いたくないために、離婚をしぶる、離婚の話し合いに応じない方もたくさんいますからね。

なにかを諦める、なにかを支払うことで離婚がスムーズに行くわけですから、本当に現金な世の中だなと思います。また、解決金を支払うメリットとしては離婚にかかる諸々の費用をまとめて相手に支払うことができる、といった面ではないでしょうか?

離婚の話が出た時点であまり相手と顔を合わせたくない…お金のことで何回も揉めるのは嫌だ…と考える人は少なくないはずです。そんなときに解決金として費用を支払ってしまえば、後から相手と無駄に顔を合わせる必要もないですしお互いにとって凄くいいですよね。

また、解決金に少なからず含まれている元パートナーへの離婚後の自立を助けるための費用です。こちらの都合で離婚に応じてもらうわけですから、相手に対して少しでも協力しようと思うのは当然ですし、もし専業主婦の方だった場合は職探しをしている間は収入も不安定で生活が厳しくなりますよね。

その間の生活費を離婚解決金で賄ってもらえると、こちらとしても少しは気が楽になると思います。世の中にはいきなり離婚を突きつけ別居になったとしても婚姻費用すら支払わず、慰謝料も養育費も何一つ支払わない方も多いですので、解決金という名目でも金銭を相手に支払うことに意味があると思います。

そして、最後に少しデメリットをお話させて頂きたいのですがこれは珍しいパターンです。あまりないことだとは思いますが法的に支払う義務のないお金、それはつまり支払ってもいいし支払わなくてもいいということになりますよね。

そうなると、一度解決金として支払ったのにもう一度解決金を支払ってくれないと離婚に応じない、全然足りない、生活費の足しにもならないから追加で解決金を払ってください、なんてことも最悪あり得ることなんです。

そうならないためにも、名目が分かりづらい離婚解決金を支払う場合には十分に話し合いを行い、お互いが納得した上で支払うことをおススメします。

■最後に、離婚解決金もそうですが、離婚をスムーズに進めるために必要なこととは?

最後に離婚解決金も離婚をスムーズに進める上で大切なことですが、他にもお互いが納得して離婚を進めるために必要なことがあるんです。

それは思いやりの心と冷静さを忘れないことだと思うのですが、皆さんはどう思いますか?実際、離婚を経験した私は離婚時の話し合いや、養育費のことで揉めているときに完全に無敵モードに入っていました。

相手の意見なんて全く聞かず、自分の意見を曲げずこうなったのは誰のせいだよ!と心の中で悪態をつく始末でしたので、当然話し合いがスムーズに行く訳もなく最終的には養育費もいらない!と突っぱねてしまいました。

そうなってくると後からくるのが後悔ですよね。あのときもう少し相手の意見に耳を傾けることができていたらもう少し良い方向に進んでいたかもしれない、あのとき冷静になって話し合いをしていたら、相手の意見や経済状況を理解してあげていたら…、養育費なんていらない!なんて言わなければよかった…ともう後の祭り状態でしたけどね。

皆さんには絶対に私のようにはなっていただきたくないので、離婚の話し合いという険悪なムードであったとしても一歩引いて冷静に、そして相手の考えや意見を少しでもいいから聞き入れようとすることを心掛けてみてほしいです。

(文/音葉 画像/123RF)

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