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シングルマザーが絶望的だと言われる理由。絶望的だと非難されないためにできること

ゆー

シングルマザーになることや、シングルマザーであること自体が人生に失敗しているとか、絶望的だとか言われることがあります。また、シングルマザーになろうとする人自身も、現在の自分の状況に絶望感を持っている人もいます。

シングルマザーがこのように絶望的になる理由や絶望的だと思われる理由はどこにあるのでしょうか。また、そういった絶望的状況でも強く生きるためのヒントになることを考えてみました。

■自分は愛されていなかったという絶望感

シングルマザーは子どもを愛するべきとよくいわれますが、シングルマザーだって愛されたいと思うのは自然なことです。例えば、離婚する理由が浮気や不貞行為によるものだった場合、「夫に自分は愛されていなかった」という絶望感に打ちひしがれてしまうことがあります。

夫による不貞行為の理由は、ただ夫の依存症や浮気癖によるものなのに、浮気の理由は自分のせいではないかと必死に理由を求めて自分を責めて苦しんでしまう人だっています。

自分の身近にいる家族が自分を裏切る行為は、とても悲しくやるせないものです。ただ、どのような理由があるにせよ、不貞行為は裏切り行為なので十分な離婚理由にはなります。それでも、許せないからといって勢いで離婚はするものではありません。

一度は許して、次は許さないという姿勢で臨んでいる人もいます。ただし、次の浮気は許さないという前提にいるので、ひそかにいつでも離婚できるように夫の様子を見ながら資格を取るなど自立に向けて準備をしているようです。そうすれば、もし再び裏切り行為にあって離婚しても、離婚後の生活が苦しくて絶望してしまうことは避けられるはずです。

■なんでも一人で子育てすることへの絶望感

ひとり親で子どもを育てるシングルマザーやシングルファーザー、また夫がいても育児は妻まかせにされている人などは、子どもが反抗期を迎えたときに悩むことが多いです。

子どもが幼児くらいのときの反抗なんてかわいいものですが、その後の反抗期は10歳頃にやってきます。子どもの反抗期の程度や時期には個人差があるものの、あまりにきつい反抗や予期せぬ激しい反抗にあうと、いくらママでもまいってしまうことがあります。

とくに頑張り屋さんのママや日々ハードな仕事をしているママほどダメージは受けやすく、疲れているときに反抗をされると悲しくなって涙さえ出てくることがあります。私の場合は、下の子を連れて家を出てしまったことさえあります。

親に相談することも恥ずかしいし、非難されるかもしれないし、それを受け止める力さえ残っていないとき、子育てに対してこのまま放棄してしまおうかと思うことだってあるかもしれません。

家を出てみた私の場合は、結局何分後かには家に帰ってしまったのですが、少し間を置いたことで冷静になれたように思います。とくに母子家庭の場合は、子どもと一緒にいる時間はくっついていることが多いので、つい喧嘩してしまったり腹が立ったりしやすいのではないでしょうか。

泣きたくなるほど子育てがつらく、絶望的な気持ちになったときは逃げるのも悪くはありません。しかし、子どもは不思議なことに、ママが何をしてもそばにいてくれると信じているのです。涙を出したら、意地でも戻ってあげないといけません。

そうやって母子の絆は強くなっていくし、きっと10年後20年後には、あのときのことは一体なんだったのかと笑える日が来るはずです。

■金銭的に厳しいという絶望感

シングルマザーの貧困率は高いです。シングルファーザーよりも貧しい傾向にあります。男性の場合は、結婚前から定職についている人が多く、離婚してもそのまま仕事を続けていれば給料も上がりますよね。しかし、女性の場合、とくにこれといった仕事も資格もなくシングルマザーになったら、離婚後いきなり社員になることは難しいです。

シングルマザーになればいろいろな手当てがもらえますが、それだけで生計を立てていくことは難しいです。慰謝料や養育費があっても、子どもを大学まで行かせることは厳しいと思った方がいいです。

シングルマザーが社員になることの難しさの理由としては、そもそも会社にひとり親への偏見があることや、子どもが小さくパートでないと子育てと両立できないという社会の厳しさがあります。シングルマザーでなくともある程度の年齢になっていたら、社員として採用するには即戦力や経験値を求める会社も多いため難しいといわれています。

それだけに、やはり女性であろうと男性であろうと離婚前には手に職をつけておくほうがいいです。シングルファーザーであっても、子どもとの時間を確保するために自営業などに転じている人もいます。

シングルマザーになることによって子どものためとはいえ、働くことの大変さを実感し働いても満足な収入にもならないし、やけになって絶望的になってしまうこともあるかもしれません。しかし、働くことによって新しい人間との出会いもあり刺激も増えます。一度しかない人生だから何事も経験して楽しむつもりでいれば、何か大切なものが見えてくるかもしれません。

■相談する人がいない絶望感

シングルマザーはいい意味で見られることが少ないです。もちろん、一人で子どもを育ててえらい、たくましい、などと言ってくれる人もいるでしょう。

しかし、関係もないのにシングルだからという理由で偏見を持たれたり注目されたりすることがあります。とくに、周りに同じような境遇のシングルマザーがいないと、相談することもできず悩んでしまうこともあるでしょう。シングルにはシングルしかわからない悩みがあります。周りのママ友や友人に相談したところで、期待する答えが返ってこないこともよくあるでしょう。

そんなとき、「もう誰に相談しても無駄」とひとりで思い悩んでしまうかもしれません。でも、実は自分がいるところは狭い範囲で、日本全国を探せば同じように分かってくれる人はいるものです。

今は昔と違ってネットで愚痴を言ったり相談したりすることもできますから、孤独のようであって工夫次第で孤独から抜け出ることができるのです。インターネット上の文字だけの世界でも、共感してくれたり優しいアドバイスをくれたりする人に出会うことができれば、少しずつ光が見えてくるかもしれません。

■シングルマザーの離婚は自業自得だという偏見による絶望感

シングルマザーの離婚にはいろいろな理由があり、人によって違います。離婚してその後の生活の大変さは知っているけれど、夫といることによって精神的な苦しみが増すことに耐えられず、覚悟の上で離婚する人だっています。人間だから、分かっていても愚痴を言ったり逃げ出したりしたくなることもあります。

しかし、「離婚したくてしたのに、文句や愚痴を言うなら離婚しなければよかったじゃない」と言う人もいます。離婚に限らず、これが良かれと選択したけど思うようにいかずに苦しむことってありますよね。しかし、正論のようなことを言ったり人を見下して偉そうに話したりすることが好きな人にとって、シングルマザーは標的にしやすいのです。

周りにこのような人ばかり多いと、自分で選んだ人生を否定された気持ちになり、絶望的になったり自暴自棄になったりしやすいです。このようなときは、理解してくれる人を見つけて話を聞いてもらうことが一番かもしれません。

~おわりに~

シングルマザーに優しい人も多いですが、日本は社会としてそれほどシングルマザーに優しくはありません。支援制度はありますが、それでも不況のあおりで解雇されれば、生活が苦しくなり手当だけではやっていくことは難しいです。

こればかりは人に相談しても助けてもらえないことがあります。しかし、離婚前に資金計画や就職などの準備をコツコツとしていくことや、シングルマザーや母親に理解がある会社を選ぶことなどで収入を得る道はいくらでも作れます。

子育てをしながら自立もかなえていくことはとても大変ですが、時間をかけて強くなっていけたらいいですね。

(文/ゆー 画像/123RF)

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ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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