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離婚に向けて何からスタートすればよい? スムーズな離婚のために準備しておきたいこと

ゆー

離婚を考える理由はいろいろありますよね。DVといわれる暴力や暴言、浮気などの不貞行為、家にお金を入れない経済的DV、性格の不一致や夫婦仲の不和などです。

子どものことを考えても、どうやってもこの夫とはやっていけないと離婚を決意したとき、まず何から手をつければいいか悩むことがあるかもしれません。今離婚を考えている方も、これから離婚をする方も、これからお伝えすることを意識して取り組んでみてくださいね。

■DVなどの暴力による離婚

DVでもモワハラや身体的な暴力、暴言などいろいろあります。働いているのにお金を家に入れないなども経済的DVとして扱われます。どれほど深刻なのか、身を守ることを最優先に考えなければならない事態なのかなどによって対処方法は異なります。

◎モワハラ(モラルハラスメント)や暴言・暴力の場合

モワハラは、モラルハラスメントの略ですが、暴言以外にも必要以上に拘束したり、相手をおとしめたり、子どもに妻(夫)の悪口を言ったりするなどさまざまです。モワハラDVともいわれDVの一種です。あまりにも過激な暴言や暴力があり、頻度が多いなどの場合は一度身を守ることも考えなければなりません。

その際には、外部へ助けを早急に求めましょう。子どもの身の安全もありますから、児童相談所に相談してみましょう。そこで子どもの居場所について考えてくれるはずです。

そのほか、DV相談窓口、行政の女性相談窓口を利用するのもおすすめです。相談実績を積み重ねておくと記録に残り裁判においても有用です。そうやって警察や行政と連携しサポートを受けるためにも、早急に各所に相談することが必要です。

最悪の場合、母子シェルターで過ごす方法もありますが、携帯などが取り上げられ外部と遮断されますので、定職がある人にはあまりおすすめできないかもしれません。

また、それまでの暴言や子どもへの虐待もあれば記録をしておくことが大事です。携帯電話などを使って録画や録音をするほか、日記などで思い出せる出来事をできるだけ時系列で書き留めておくのも有効です。危険性が高くなく、相手とまともに話せる状況である場合は、弁護士に間に入ってもらって離婚調停を進めるという方法もあります。

協議離婚という形をとり夫婦間で話し合って離婚する事例もありますが、暴力や暴言がひどい相手とまともに話すことはもはや難しいかもしれません。

◎経済的DVの場合

民法の第752条「同居、協力及び扶助の義務」にあるように、「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と法律で決められています。経済的DVはそもそもお金を入れないとか借金をするとかで、夫婦で助け合う義務を怠っており、この民法に違反している可能性が高くなります。

また、離婚理由の1つに、「悪意の遺棄」というのがあります。悪意の遺棄とは一言でいうと、家庭を困窮に追い込むなど配偶者を見捨てるような行為をすることです。家にお金を入れないことによって、経済的につらくなる状況に妻を追い込んだとして、夫に悪意の遺棄があると認められることがあります。

以上の2点を知っておき、弁護士に相談してみるといいでしょう。十分な収入があるのにお金を入れないとなれば、支払い能力があるとして慰謝料の支払いが認められる可能性が高くなります。

◎不貞(浮気)の場合

不倫とか不貞とかいわれますが、夫が浮気した場合の離婚において、夫婦協議であっさり夫が認めれば離婚が成立しますが「浮気なんてしていない」と嘘をつく場合があります。また、認めても離婚に応じない場合があります。

そうなった場合も含めておすすめは、証拠をなるべく集めて調停離婚に進むという方法です。証拠は、携帯のメールでのやり取りや密会の写真やビデオなどです。弁護士に相談して弁護士を味方につけて、調停や裁判で慰謝料と養育費を請求するといいでしょう。

◎性格の不一致の場合

価値観の違いや夫婦間の仲たがいなどで離婚を考える人も増えてきています。子どもがいなければ、自由に離婚できるのですが、子どものことを考えると「子どもからパパを奪う」という気持ちになって悩むことがあるかもしれません。

しかし、2018年の裁判所の司法統計によると、家庭裁判所において妻からの申立てによる離婚理由の第一位は「性格が合わない」で1万8268件、第二位が「暴力をふるう」で9745件、第三位が「異性関係」で7378件あることが分かります。こうしてみると、性格の不一致が圧倒的に多いことが分かりますね。

性格だけでなく価値観が合わず、子どもの育て方で折が合わなくて喧嘩に至って離婚を考えるというパターンもあります。ただ、DVや不貞行為と異なるのは、性格の不一致の場合、どちらか一方がかたくなに離婚を拒否するときは、例え裁判を起こしても離婚が成立せずに終わる場合があります。

できる限り夫婦の話し合いをすればお金もかからないし、スムーズに離婚することができます。しかし、協議離婚に入る前に、やっておいてほしいことがあります。

◇どうして離婚したいのかを文書でまとめる

一時の感情で家族がバラバラになってしまって後で後悔がないように、どういうところが嫌なのか、それによって自分がどんな気持ちになったのかをノートにまとめておくと冷静に考えることができます。

◇子どもの気持ちを聞く

自分にとっては嫌な人であっても、子どもにとっては大好きなパパかもしれません。「ママとパパがお別れしてしまったらどう?」と聞いてみるといいでしょう。そこでパパと離れたくないと言われたなら、子どもの気持ちを尊重し、もう一度考え直してみる方法もあります。

◇子どもをどうするか考えておく

いざ離婚したら、子どもの名字をどうするか、住まいはどうするか、学校は転校するのかなど子どもの一生に関わることは真剣に考えておく必要があります。

◇離婚して自立できるか計画しておく

離婚前は、夫の収入に頼っていても、離婚したら自分の収入でやっていかなければなりません。正社員として働いていなければ、離婚後に就職するあてはあるのか、またパートなど非正規雇用で働く場合は、それだけの収入で子どもや自分の老後までカバーできるのかを具体的に計画的に考えておく必要があります。

◇すぐに離婚せず別居期間を設けてみる

顔も見たくないと思っている夫としばらく離れてみることで、最初はせいせいしたと思うかもしれません。でも、しばらくして寂しいとか物足りないとか思うようであれば、離婚したらきっと後悔します。

また、離婚に応じない夫でも、別居であればまだいいと許してくれる場合があります。裁判では性格の不一致だけでは正式な離婚理由と認められませんが、長期間の別居は夫婦関係が破綻しているものとみて離婚が成立する場合があります。

冷静に離婚について考えてみるためにも、別居するという方法も考えてみてはいかがでしょうか。

~おわりに~

離婚を考える理由は人それぞれです。DVの場合は危険度に応じて子どもと自分の身の安全を確保してください。警察、行政、病院、児童相談所などさまざまな窓口に駆け込んででも頼りましょう。離婚はそれからでも大丈夫なのですから。浮気や不貞行為も同様ですが、できるだけ証拠を集めてください。裁判のときに有効になります。

性格の不一致においては夫婦でよく話し合い、子どもにとってもママにとっても幸せな道を考えてください。しかし、離婚して幸せをつかむことができるのなら、ママにとっても子どもにとっても意味があるものです。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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