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シングルマザーの半数はお金がなくて悩んでいる! お金ない現状とそこから抜け出す方法とは

ゆー

シングルマザーの約半数が、お金がなくて悩んでいるといいます。シングルマザーに限らずとも、子育てをしていれば、将来へのお金の不安がないという家庭は少ないかもしれません。それでも、お金に不自由なく暮らしているシングルマザーも確かにいます。その違いはなんなのでしょうか。

まずは、シングルマザーが置かれている現状にスポットを当て、「お金ない」という悩みから抜け出る方法を考えてみました。

■厚生労働省の調査からみる、シングルマザーの貧困状況

厚生労働省の「2016年国民生活基礎調査の概況」「2011年ひとり親家庭の現状と施策支援」に基づいて、シングルマザーの割合や就労状況、貧困率を調べてみました。

◎シングルマザー世帯が増加傾向にある

ひとり親と未婚の子のみの世帯は、全体の7.3%を占めています。また、夫婦そろっていて未婚の子どもがいる世帯は全体の29.5%なので、ひとり親世帯と比べて約4倍いることになります。父子家庭もひとり親世帯に含まれていますが、母子家庭よりも少なく、7分の1ほどです。

つまり、保育園に行ってみると、4人のママのうち1人はシングルマザーかもしれないのです。ひとり親世帯も1986年と比べて約1.5倍に増えていることがわかります。

◎仕事を持つ母の就労状況

厚生労働省の「ひとり親家庭の現状と施策支援」によると、11年度の母子家庭の就業状況は以下のとおりになります。

正規雇用:39.4%

パート・アルバイトなど:47.4%

自営業:47.4%

ほぼ半数がパートなどの非正規雇用で働いています。子どもが小さいと、保育園のお迎えなどでフルタイムで働きたくてもなかなか働けない状況があることが一因にもなっています。

◎母子世帯の平均所得

15年の一般的な児童のいる世帯の収入と母子家庭の収入を比較してみましょう。手当や財産など全て含めた総所得では、児童のいる世帯で707.6万円、母子家庭では270.1万円になります。

母子世帯の総所得のうち、母子手当などの支援の割合も大きいため、就労だけの収入でみると、213.9万円となっています。子どもがいる世帯全体の就労だけの就労が646.7万円のため、約3分の1になることが分かります。母子家庭の総所得は、全体の所得よりも低い傾向にあるのです。

◎母子家庭の貯蓄の状況

児童のいる世帯と母子世帯の貯蓄の状況について調べました。

児童がいる世帯:貯蓄がある・・・82.0%

        貯蓄がない・・・14.6%

母子世帯:貯蓄がある・・・59.6%

     貯蓄がない・・・37.6%

こうやってみると、シングルマザーも貯蓄を頑張っている人が多いことが分かります。しかし、1世帯あたりの平均貯蓄額をみると、児童のいる世帯で679.9万円、母子家庭で327.3万円となっており、母子世帯ではなかなか貯蓄が難しいことがみてとれます。

参考)厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf

厚生労働省「ひとり親家庭の現状と施策支援」

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000336oi-att/2r985200000338ck.pdf

■お金ない!というときのためにできる対策法

シングルマザーがお金を得る方法としては、まず働いて稼ぐことが一番です。しかし、子どもが小さいとか体調がすぐれず働きたくても働けないとかいう理由がある人も少なくありません。そこで、働くこと以外でお金がないときにできる対策について紹介します。

◎生活費を見直す

家計簿を付けてみましょう。生活費の項目でどれにいくらくらいかかっているかを計算してみると、おおまかな出費や必要経費がみえてきます。

例えば、以下のような項目に分かれます。

食費・日用品など消耗品・家賃やローン・車・交通費・通信費・光熱費(水道やガス、電気)・教育費・習い事・養育費・お小遣い・保険・被服費

そのなかで、どうしても必要でかかってしまう項目(食費や教育費など)と、いざというときのために備えておきたい項目(保険など)、節約できる項目(通信費や車の維持費など)に分けて考えてみるといいでしょう。そのなかで、節約できる項目については、無駄がないかを見直し、使える金額をいくらにすると赤字にならなくて済むかを計算してみるといいでしょう。

ちなみに、家賃は収入の3分の1までであればなんとかやっていけるといわれています。つまり、収入12万円で月5万の家賃の住宅に住むことは厳しいです。そうであれば、より家賃が安い公営住宅に住むとより家賃を抑えることができます。

◎公的な制度を利用する

生活費に困ったら、国や行政の支援制度を利用するといいでしょう。所得制限があるものも多く、収入によっては断られてしまうものもあります。また、手続きからお金をもらうまでに数カ月かかることもあるので、早めに申請しておくことをおすすめします。具体的な支援制度は以下のものがあります。

・児童手当

・児童扶養手当

・特別児童扶養手当

・母子・寡婦福祉資金貸付

・住宅手当

・医療費助成

・就学援助

・学童・保育料の減免

・奨学金

・下水道料金の減免、JR定期券の割引

◎キャッシュレス決済を利用する

20年6月までは政府がキャッシュレス決済をすることで5%のキャッシュバックを推進しています。クレジットカードやスマホ決済を利用することで、お得に買い物ができ、節約にもなります。スマホ決済においては、利用限度額を決めて支払いができるものもあるので、使いすぎに気を付ければ、効率的に節約ができます。

近頃、不正利用が増えてきていますのでこまめに利用履歴をチェックしたり利用お知らせ通知メール設定をしたりしておくことで、安全に利用できるよう自分自身で気を付けておくことが大切です。

◎親や親族に援助を頼る

現在の日本で最も貯蓄できている世代や高齢者世代です。「成人しているのに親に迷惑をかけたくない」という気持ちもあるでしょう。しかし、どうにもお金がなくて生活が厳しいとなったときは、親など信頼できる身内にお金を貸してもらうなどの援助をしてもらう方法もあります。

カードローンなどで借りる方法もあるのですが、利子がかかることがあります。その点、親であれば無利子で貸してくれることがほとんどのはずですし、安心ですよね。

~おわりに~

お金がないと悩むシングルマザーに最もおすすめなのは、子どもが小さくても働けるうちにしっかり働いて稼ぐという方法です。しかし、親などの支援がなく子どもの年齢によっては難しい場合もあるでしょう。

少ない収入でやっていくためには、固定費や生活費などを見直していくことや、行政のありとあらゆる支援を全て受けることが必要になってきます。

シングルマザーもそれぞれが頑張っています。お金のやりくりで困らないようにするためにも、シングルマザーの口コミサイトなどを参考にしながら「私は1人じゃない!」という気持ちを持ってコツコツ頑張っていきましょう。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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