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シングルマザーだからこそ知っておきたい、今からでもできる災害対策とは

ゆー

「シングルマザーだから、子どもをいざというときは一人で守る!」という気持ちでいるシンママさんはきっと多いことでしょう。しかし、実際に震災や津波など、経験していたり話を身近に聞いていたりすることがなければ、何をどうしたらいいか分からない人は多いのです。

そこで、備えておくと安心なことや心がけておくこと、教訓を含めて、過去の震災経験を生かしてお伝えしたいことをまとめました。

■過去の震災から学ぶこと

「こうしなさい」「ああしなさい」と言われたって、経験がなければいまいちピンとこないでしょう。そこで、3つの震災を経験した筆者より、いくつか過去の震災について紹介させていただき、こうしておくと安心だよということをお伝えさせていただきます。

~阪神淡路大震災~

1995年1月17日に起きた、兵庫県南部を震源とする大地震でした。発生は午前5時46分、多くの人が寝ている時間でもありました。縦揺れ、横揺れともに激しく、余震もしばらく続いていました。多くの人が倒壊した建物や家屋の下敷きになって亡くなり、家を失って仮設住宅に住むことを余儀なくされた人が孤独死をするケースもありました。

筆者にとっては、これが初めての震災経験でしたが、幸いにも家族は無傷でした。しかし、大量の本を詰め込んだ本棚が倒れ、そこは母が寝ていたところのすぐそばでした。あともう少しずれていたら、母は下敷きになっていたかもしれません。

また、本地震が起きてすぐ、母が「家の一階に集まろう」と言ったのですが、二階建ての家で一階に集まることは倒壊したときに生き埋めになるリスクが高いように思われました。この震災において学んだことは以下のことです。

・本棚や家具など倒れて危ないものは固定器具を使ってしっかり倒れないようにしておくこと

・地震が起きたら起こす行動を家族で話し合っておくこと

・耐震性が高い家に住むこと

~大阪府北部地震~

18年6月18日に大阪府北部を震源として起きた地震でした。発生は午前7時58分、小学生や大人など、通学や通勤で行きかう時間帯でもありました。高槻市においては、小学生が倒れた小学校のコンクリート壁の下敷きになって亡くなるという、痛ましい事故が起きました。

筆者の子どもの友人のそのまた友人の子だったらしく、その亡くなった女の子の友達はショックで言葉を失っていたそうです。また、この地震の影響で多くの家庭の水道が止められたようです。

さらに、筆者の子どもは通学途中だったため、家に戻るか学校へ行くか迷ったあげく学校へ行ってしまったため、学校からお迎えの呼び出しがかかりました。エレベーターも止められてしまい、階段で乳幼児を連れて高層階は大変だと実感しました。この地震で生かしておきたい教訓をお伝えします。

・古そうなコンクリート壁のそばは子どもにも歩かせないように教えておく

・水は最低でも数日分はストックしておく

・マンションやアパートなどの高層階でエレベーターが止められたときの対処法を考えておく

~台風による大雨洪水強風被害~

18年に発生した台風が直撃し、これまでにない強風と雨にさらされました。具体的には、ベランダのガラスがガタガタ鳴って割れそうな状況になり、隣とのベランダの仕切りが倒壊しました。なんとか窓が割れることを防ごうと支えていましたが、のちにこれは危険な行為だったと反省しています。反省も踏まえて学んだことを以下に記します。

・窓の近くには近づかない。窓にはカーテンをし、窓ガラスの飛散防止をする

・洪水の危険があるときには、高い場所へ避難する

東日本大震災でも、高台に逃げ切れず多くの人が亡くなりました。津波や洪水の危険が感じられる場合や河川の近くに住んでいる人は、すぐに高いところに逃げられるように考えておきましょう。

■実際に災害が起きたら、とるべき行動と事前にしておくべきこと

自身もそうでしたが、いざ地震など災害が起きたとき、「いつ起きてもおかしくはない」「明日起きるかもしれない」という意識を持っていなければ、全く身動きひとつ取れません。そこで、実際に起きても対処できるように準備しておくことをまとめました。

◎災害ハザードマップで避難場所を見つけておく

自治体から災害ハザードマップが配られているはずですが、なければ自分で自治体に問い合わせるなどして、避難経路を確認しておきましょう。また、災害によっては指定された場所でも、間に合わないとか危険だとかいう場合があります。必ず自分と子どもの安全が確保できる場所をいくつか見つけておきましょう。

◎避難時に持っていくものを確認しておく

家にとどまる場合は除き、避難所などに一時的に身を置かなければならない場合、すぐに持ち出せるように非常用袋に入れて家族分をまとめておきましょう。

◎家具の転倒防止対策をしておく

地震があって家具が倒れてしまうことがないように、ホームセンターなどで転倒防止用の用具を購入し備え付けておきましょう。また、寝室や子供部屋にはなるべく背の高い家具は置かないようにしましょう。そして、倒れたときに、避難するための出入り口を防ぐことがないように家具の配置は気を付けておくといいです。

◎乳幼児がいる家庭は、ミルク、衣類、紙おむつ、おしりふきなどをストックしておく

とくに乳幼児がいる家庭は、ミルクやおむつなどいろいろ備蓄品が増えます。なくなって困ることがないよう、やや余裕をみてストックしておきましょう。

◎安否確認方法を知っておく

電話がつながる状態であれば、携帯を持って連絡をすることができます。あるいは局番なしの災害用伝言ダイヤル(171)にかければ、自分の電話番号を知っている家族がメッセージを聴くことができます。このような災害が起きたらこうやって連絡をとる、とかここに集まる、とか事前に決めておくと安心です。

■備えあれば憂いなし! 災害用備蓄品の準備について

いきなり災害が起きて避難しなければならない場合、生活に必要なものを準備している時間など実際にはありません。それよりも人命が何より大事です。

しかし、避難先で十分な食料品などが用意されているとも限りません。そこで、持ってすぐに逃げられるように、備蓄品を用意しておくと安心です。その中身について紹介します。

◎水

よくドラッグストアやスーパーにも売っていますが、500mlおよび1000mlで何ケースか入っていますね。単品で買うよりも割安です。しかし、意外と日もちしません。ケースに目立つようにしっかりと消費期限を書いておきましょう。

ちなみに、備蓄水というものであれば5年間はもちますので、消費期限まで忘れてしまいそうな人にはこちらもおすすめです。

ペットボトルは直接口をつけると、そこから雑菌が繁殖します。一度口をつけると、衛生面を考えればその日のうちには消費しないといけなくなるため、紙コップを人数×数日分は用意しておくといいです。

◎液体ミルク

乳児の子どもがいるママには液体ミルクもおすすめです。そのまま使えるので、粉ミルクにお湯を入れて冷ましてという大変なステップを省くことができ、かつ衛生的です。日常的に使うには割高ですが、災害用にストックしておくにはとても便利なものです。

使い捨て哺乳瓶というものも売られていますので、ここはストックしておきたいものです。

◎缶入りカンパン

カンパンなど非常食は結構日もちがします。カンパン以外にも、ビスコのようなお菓子でも缶入りで非常時用のものが売られています。

◎水やお湯があればできる食料品

お米やおにぎりなど水を注ぐだけでできるものや、お湯をいれればできるカップラーメンなどは災害用に向いています。パックご飯は湯煎でもいいらしいです。

◎カセットコンロやボンベ

お鍋をするときには必需品でもあるカセットコンロ。災害にあってガスが使えないこともあるかもしれません。そこで、カセットコンロとボンベをセットで用意しておけば、すぐに火をつけることができます。

◎ランタン

災害時に電気やガス、水道などが止められることがあります。夜になると暗くなるので、電気がない生活はとても不便です。ランタンを用意しておけば、暗がりでもなんとか過ごすことができます。

◎携帯用バッテリー

電気が止められた場合や、避難所で電気が使えない場合などにスマホや携帯の電池が切れてしまったら、連絡が取れなくなり不便になります。そんなときのために、旅行時でもよく使われている携帯用バッテリーを準備しておきましょう。

◎災害用トイレ

水を止められたときなど、災害用の簡易トイレを用意しておくと安心です。とくに女性の場合は、その辺で用を足すこともできないのであると安心でしょう。

~おわりに~

災害はある日突然訪れます。地震、強風、洪水、はたまた隣近所で家事などが急に起きるのです。何も準備していなければ、思ったよりも動けないものです。今からこそ、大事な子どもや自分の身を守るためにまだの人は行動を起こしましょう。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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