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シングルマザー学校に通う!? そのメリット・デメリットとは

シンママStyle編集部

学校、と聞くと皆さんはどう感じますか? もう二度と通いたくない、社会人を経験してからの学生はしんどいだろうなぁ~、規則などいろいろな制限があり通うのは難しそう…など、社会人を経験してからの学校はあまり率先して通いたい!となるものではありませんよね。

しかし、シングルマザーで子どもを育てていく!と決めたとき『手に職があればな』と感じませんでしたか? 私は資格もなく、社会経験もない状態で離婚し職を探しているうちに自分の限界、社会においての自分自身の価値をまざまざと感じさせられました。

そこで今回はシングルマザーが学校へ通うメリット・デメリット、また必要な手続きや給付金についてお話したいと思います。

■シングルマザーが学校に通うメリットとは? 資格取得はもちろん、自分自身の自信にも繋がります

シングルマザーで学校へ通うとなると、少し難しいんじゃないか?と思いますよね。学校で勉強し、家へ帰ると子どものお世話に家事にまた勉強にと、自分自身の時間がなくなるのは間違いなしですし、そもそも学校と仕事を両立することができるの? 仕事を辞めて学校へ通うとなると、生活費はどうなるの?など心配事が多いですよね。

また、大人になった今10代の現役の子たちと一緒の授業についていけるのか、記憶力も落ちているだろうし、今から新しいことに挑戦するのは気が引けるな…と考えてしまいます。それに、現役の子たちに混ざってこんな大人が学校生活をやっていけるのだろうか…などなど不安はたくさんありますよね。

しかし、子どもの頃に勉強するのと大人になって勉強をするのでは大きな差がありますし、誰かに教えてもらうということがこんなに貴重な経験だったんだと大人になって再確認することができるのは、社会人を経験している者のメリットだと私は考えています。

そして、やはり資格取得が可能というのが一番の大きなメリットではないかと思いますし、シングルマザーで子どもを育てていくにあたって資格を持っているのはすごく大きな強みになると思います。

また、これは私自身のお話になってしまうのですが、今まで何一つとして部活や習いごとを続けることができなかった私。それに加えて結婚生活も続けることができなかったので、私のメンタルはボロボロでした。

離婚してからもいろいろな資格取得を試みたんですが、飽き性+あまり頭がいい方ではありませんのでことごとく断念してしまいました。

しかしながら、専門学校へ通い資格取得が実現すると、絶対に自分自身の自信に繋がりました。これは私のみに限らず皆さんにもいえることだと思うのですが、なにか一つのことを成し遂げる、自分の目標を達成するのは自信にももちろん繋がりますし、子育てにおいても張り合いがでて凄く充実した毎日を送ることができると思っています。

さらに医療系の資格、看護師や歯科衛生士、介護福祉士や栄養士など女性が強い国家資格はたくさん存在します。これらを持っているのと持っていないのでは職探しの際に大きな差になります。

また、シングルマザーというハンデがあったとしても、採用者側からこの人は必要な人材だ、と思ってもらうことができます。これは子どもの急な発熱やお休みにも対応してもらうためにも、すごく大切なことではないでしょうか?

もちろん、社会人という自由ながらも社会のルール・社会規範という厳しい社会経験をこなしている分、学校というガチガチに固められている規則や決まりに最初は慣れないかもしれません。ですが、その苦労やしんどさを乗り越えたときにまた大きな喜びが待っていると思います。

■学校に通うことで起こるデメリットとは? 周りの協力が必要不可欠になってきます

少しお話ししましたが、現役の子たちと上手くやれるのか、記憶力が…なんて心配は必要ありません。学校に通ってしまえばこっちのものといいますか、人間いい意味でも悪い意味でも今いる環境にだんだん適応していくんです。

例えば、小さなことですが、私は会社に勤めているときはお昼ご飯はほぼほぼ食べませんでしたし、お菓子をつまむくらいの不健康極まりない生活をしていたのですが、学校へ通い周りがお弁当を持ってくるのを見ていると、次第に弁当を作るようになったんです。

自分の適応力には驚きましたが、今では毎日お弁当を作っていますし、子どもと自分自身の朝ごはんがすごく充実しているんです。このように、小さなことですが自然と慣れていくものだと思います。

私の好きな作家さんの言葉で【人は6カ月あれば変われる】というものがあります。性格というのは考え方の癖だそうで、思考の癖を変えるためには6カ月必要となり、6カ月間頑張って意識していると思考の癖、考え方の癖が変わり性格も変わることができる、ということです。

また、学校生活に慣れることができるのかという不安ももちろんありますが、学校へ通うということは周りの協力が必要不可欠になってきます。

学校へ通うと実習や出席日数の関係で、どうしてもお休みするのが難しい状況も出てくると思います。そんなときに頼れる親や兄弟、施設があるのとないのでは大きく変わってきます。

そして、最初の方でも少しお話ししましたが、仕事を続けながら夜間に学校へ通うの?という疑問や、もし仕事を辞めて学校へ通う場合、生活費はどうするの?などいろいろな疑問が出てきますよね。

そういった生活費など金銭面のお話もさせていただくのですが、私が思う見落としがちな面って健康保険だと思うんですよね。

もし、会社を辞めて学校へ通うとしますよね。失業保険をいただくにしても最初の3カ月間は待機期間が存在し、その期間は無収入になります。

そして、お勤めされていた際に社会保険に加入していたとなると、退職したと同時に国民健康保険へ切り替えになります。その際の保険料に少し気を付けていただきたいんです。

国民健康保険料というのは前年度の所得で計算されてしまうのですが、そうなると今現在仕事をしていないにも関わらず、前年度の所得で計算されてしまいますので、国民健康保険料が高額になってしまうということです。

もちろん、減免申請や月払いのさらに分割払いなども可能ですが、この国民健康保険料というのは見落としがちな点ですのでぜひ覚えていてほしいです。

■シングルマザーが学校に通う際に必要な手続きや給付金をご紹介します

さて、実際にシングルマザーが学校へ通うとなるといろいろな問題が出てきますよね。もしお子さんが未就学児の場合は保育園への提出書類も必要になりますし、今まで勤務証明書で済んでいたものが在学証明書に変わります。

また、仕事を辞めて収入がなくなってしまうのはどうしたらいいの?という不安も…。社会人から資格取得のために学校へ通う場合、ハローワークから出ている給付金制度があるのをご存知でしょうか? また、市役所の方からも母子家庭へ向けた資格取得支援が存在します。

私が利用したことがあるのはハローワークの教育訓練給付制度の方ですが、こちらの制度は母子家庭など関係なく、一定の条件(雇用保険の被保険者期間3年以上、初回に限り2年)などを満たすと利用できる制度になります。

厚生労働省から出ているリーフレットの一例を出すと、看護師の専門学校へ入学し3年間通う。入学料・授業料など合わせて180万円。

事前にこの制度に申し込み、申請の許可が下りていると15万円が半年ごとに支給されます。(計90万円、50%)更に、資格取得後1年以内に就職すると20%の36万円が支給されることになります。

こちらは一例ですので、必ずしもこの金額が支払われることではなく、学校へ通う年数や入学料・授業料の違いで金額の違いも出てきますので、ご了承ください。

また、こちらは半年に1回となりますが、これと似ている制度で教育訓練支援給付金というものがあります。こちらは2カ月に1回支援給付金が給付されます。支援給付金を受け取る前に失業保険を受け取るんですが、そちらで計算された基本手当に80%の割合を乗じて得た額を支給されることになります。

ですから、こちらの給付金は必ずこの金額貰えます!というものではなく、皆さんのお勤めされていた際の給与にも関係してきます。こちらを生活費に充てると学校へ通う際の不安も少なくなるのではないでしょうか?

また、役所の方からは母子家庭へ向けた資格取得支援、非課税世帯毎月10万円、課税世帯毎月7万500円がもらえる高等職業訓練促進給付金という制度が存在しますので、自分の場合はどちらが多くいただけるのかを考えて申請するといいですよね。

以上を踏まえてシングルマザーのお母さんの資格取得に繋がるお手伝いができればと思います。

(文/音葉 画像/123RF)

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