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シングルマザーは学歴が低いといわれるのはなぜ? 偏見に打ち勝つには?

シンママStyle編集部

昔と比べて経済的に自立している女性が増えたことにより、離婚してシングルマザーになるという選択は決して珍しいものではなくなりました。それにも関わらず、いまだにシングルマザーに対する誤った先入観や偏見がある人がいるのも事実。

そのひとつが、インターネットなどに散見される「シングルマザーは低学歴」というものです。実際は、シングルマザーのなかには高学歴な方もたくさんいますし、男性より多くの収入を得ている人もいます。

ひとくくりにされて無用な偏見を持たれる筋合いはないのですが、このような偏見に負けないための心持ちについてお話ししていきたいと思います。

■シングルマザーは学歴が低いといわれるのはなぜ?

このようなレッテルを貼られる理由のひとつは、若くして妊娠し、進学を諦めざるを得なかったシングルマザーが一定数いるということだと考えられます。これに対して「デキ婚」と揶揄したり「無計画だ」などと辛辣な言葉を投げつけてくる人が決して少なくないのは事実。

実際、このような言葉をかけられて傷ついた経験がある方も多いかと思います。離婚により独身になった父親側は、こうして傷つくことは、おそらくほとんどないのに不公平だと感じられるかもしれません。

ですが、学歴を持つことよりもお腹に宿った命を守るということは何よりも尊く責任の伴った行動。また、その選択ができたのは母親一人しかいません。世間に何をいわれようと、若くしてその覚悟を持って決断したことには誇りを持ちましょう。

偏見を持つ人は次から次へと現れますが、シングルマザーとしての頑張りを認めている方もいることを忘れないでくださいね。

■学歴ではなくスキルを磨いていく

就職面接では「学歴フィルター」がかけられていると耳にしたことはありませんか? つまり、採用の可否を面接の内容で判断するのではなく、一定レベルの学歴で足切りしているということです。実際、企業によってはそのようなところもあるかもしれません。また、中卒、高卒、大卒のいずれか以上でないとそもそも応募できないという会社もあるかと思います。

実際に一定の学歴を満たせていないシングルマザーの場合、このような求人を見つけるたびにコンプレックを感じてしまうこともあるかと思いますが、学歴はあくまで最初のPR要素のひとつ。実際に働き始めればほとんど関係はありません。

学歴に対抗できるのは、職歴や資格のような実際に仕事に役立つスキルです。これらは今からでも十分磨いていくことが可能です。漠然と学歴がないことにとらわれるのではなく、就きたい職種があれば、そこで役立つ経験ができる場所で短期間のバイトをしてみるのもよし、関連する資格を取得するために勉強するのもよしです。

とくに年齢を重ねるにつれて、学歴よりもスキルが重視されていくようになるので、今からでもできることを始めてみましょう。

■シングルマザーが高卒資格や大卒資格を取ることは可能?

もしもやりたいことが明確にあって、そのための資格をすでに持っている方や、面接でアピールできるような仕事やアルバイトができているなら、学歴への偏見はまったく無視してしまいましょう。夢や目標に向かってすでに行動できているのであれば学歴は関係ありません。

ただし、まだやりたいことが明確になっていないのなら、将来に備えてひとまず高卒資格や大卒資格の取得を目指してみるのも手です。ここでは、まずは高卒資格と大卒資格がそれぞれどのようなものかご紹介していきます。

◎高卒資格とは

高卒資格とは、「全日制高校」「定時制高校」「通信制高校」のいずれかを卒業する必要があります。日中は忙しく、夜間は子どもと過ごしたいシングルマザーには通信制高校がもっともおすすめです。

動画配信による授業の受講や、学校から送られてくるレポートなどの課題による通信教育がメインとなるので、学校に行かなければならないことは年間のうちに数えられる程度。在宅で高卒資格の取得を目指せます。

卒業すれば高校を卒業したものとみなされるので、最終学歴が高卒となります。もちろん入学には試験があるので、受験対策が必要です。

一方、同じく耳にする「高卒認定」というのは、高卒資格とは異なるものです。こちらは、合格した人に高校卒業者と同程度の学力があると認め、大学や短大、専門学校などへの受験資格を認める制度のこと。

ここで抑えておきたいのは、高卒認定を取得したとしても最終学歴が高卒になるわけではないとうことです。基本的には、最終学歴が中卒の方が大学進学を目指すときに必要な認定制度となります。ただし、履歴書に高卒認定合格と書くことは可能なので、企業によってはこれで基準を満たせる場合もあるかもしれません。

高卒認定試験は毎年8月上旬と11月中旬の年2回実施されますので、どちらかで合格を狙いましょう。全8科目のマークシート方式で、認定を得るためにはすべてで合格基準を満たす必要があります。もしも一部の科目のみの合格だった場合、次回以降は不合格だった科目のみの受験で合格を目指すことが可能です。

◎大卒資格とは

大卒資格とは、大学で必要とされる単位基準を満たして卒業したときに認められる称号のことです。「働きながら大卒資格を取るのは難しいのでは?」と思われるかもしれませんが、大学を選べば取得を目指すことは可能です。

仕事が終わったあとに通える夜間の大学もありますが、子どものもとへできるだけ早く帰宅したいシングルマザーには通信制の大学がおすすめです。こちらも通信高校と同じく、通信教育と自己学習を中心として必要な単位を取得します。

通信制の大学には、通信教育を専門としている学校と通信教育課程も設けている私立大学の2タイプがあります。学びたい内容やカリキュラムがご自身に合っているところを選びましょう。

通信教育の大学へ入学するためには、試験よりも書類審査が一般的です。大学によっては試験や面接が設けられていることもあります。また、基本的には一般の大学と同じく4年間で卒業するところが大半ですが、大学によってはより短期間で卒業したり、反対に時間をかけて少しずつ単位を取得していけるところもあります。

仕事との両立を考えつつ、ライフスタイルに合っているところを探してみるのがおすすめです。

■勉強はいくつになってもできる

世間では若いときの学歴ばかりに注目しがちですが、学ぶべきことはその後の人生の方が多くあります。学校の勉強に関わらず、どんなことでも学ぼうとする意思があれば、始めるのに遅すぎることはありません。

忙しいシングルマザーはいかに勉強時間を確保するかということが重要になりますが、通勤時間や子どもが寝たあとの時間などの小さな隙間時間を活用しましょう。1日の勉強時間は多く取れなくても、勉強は継続がとても大切。

はじめは長い道のりに思えるかもしれませんが、コツコツ続けているうちに必ず光が見えてきます。質のいいテキストにめぐり合って効率をアップすることや、大まかな勉強計画を立てておくことも必要です。独学に自信がない方は、通信制の予備校なども活用してみましょう。

■親の学歴が子に影響するって本当?

高学歴の親の子どもは同じく高学歴になる傾向があるという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。確かに、研究結果では親子の学歴の相関性が認められているため、関連はあるといえます。

これを聞くと自分の学歴に自信がない方は、子どもに対して何をしてあげればいいのか分からなくてなってしまうかと思います。このような結果が出る理由としては、収入などの差もあるかと思いますが、一番は自分の経験を伝えられるか否かということが大きいと考えられます。

子育てのときはやはり自分の経験が中心になるもの。自然と自分の成功体験は伝え、失敗の経験は避けるように教育します。このため、親が高学歴だとそこに至るまでのプロセスを細かく子どもに伝えられるというのは大きなメリットです。

だからといって、自分の子どもに学歴を持たせられないということはありません。今は予備校も充実していますし、独学でも十分に合格を狙って勉強できる受験参考書もたくさんあります。子ども自身が進学したいという目標さえ持つことができれば、あとは背中を押してあげるだけ。そのやる気を引き出してあげられるかどうかがポイントです。

■足りないものより積み上げられるものに目を向けて

偏見や先入観を持つ人は、何かしらマイナスな面を探そうと意地悪な目を向けてきます。でも、社会で働き始めれば、学歴よりも大切なことがあると誰しも気づくはずです。周囲からの学歴への偏見を気にして何かしようとするのはほとんど意味を持ちません。

自分の将来の目標を考え、それに向けて必要な準備や勉強をしていくことの方がずっと意味があります。これからだっていくらでも成長していけると気づければ、きっとそうした偏見が気にならなくなっていきますよ。

(文/こまち 画像/123RF)

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