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シングルマザーが自立するために、仕事や日々の生活で心がけておきたいこと

ゆー

シングルマザーになってから、自分と子どものために強く生きなければ!と思う人も多いのではないでしょうか。精神的に強い人は、大変な状況でも強く勝ち抜いていけるかもしれませんが、ナイーブでデリケートなタイプの女性だと、仕事や周りの人の影響を受けやすく、悩むことが多い傾向があります。

それでも、母は自立しなければなりません。そのために、心がけておきたいことをまとめました。

■自立とは、仕事を得ることだけではない

シングルマザーやシングルファーザーのように、ひとり親で子どもを育てていくうえで、ほとんどの人が働かなければなりません。ひとり親になれば、国や自治体から児童扶養手当や医療費控除、就学援助(収入による)がありますが、当然、それだけでは金銭的に足りませんよね。

そのため、働いてお金を稼ぐことができれば、経済的に自立することができるので、シングルマザーの自立=仕事をすること、みたいな図式ができあがっています。もちろん、お金がなければ子どもに満足な教育をしてあげることもできないので、最優先に考えるべき大事なことですが、就職することはスタート地点に立ったに過ぎません。

会社に就職したからといって、これから先を100%保証されたわけではないのです。だからこそ、本気で頑張る!という姿勢を持って生きていくというくらいの強い意志が、自立にもっとも大切なことではないでしょうか。そのために、実際に取り組めることは以下のようなものがあります。

・社内で、バツイチの噂がたっても、いつか分かるものだから今分かってよかったと思い込む。単なる興味本位だと思うこと。悪意がないものでなければ気にしない。

・離婚後はメンタル的にやられがちなので、少しくらい落ち込むことがあっても、みんなそうだと自分に言い聞かせる。

・叱ることは、今後の成長に期待したいから。叱られたら、それを反省材料にして今後につなげる姿勢を持つ。

・失敗してもくじけず、二度と繰り返さないようにメモをとる。

・周りに感謝して、これからの自分に自信が持てるように素直に頑張る。

・ありのままの自分を受け止める、自分を否定しない。

■児童扶養手当の対象外になれること(平均収入以上)を目指す

シングルマザーでも、児童扶養手当を満額もらうために、パートなどの仕事をセーブして働いている人もいるかもしれません。あるいは、子どもとの時間のために、それが必要だという人もいるでしょう。

児童扶養手当がもらえない所得であれば、医療費補助や就学援助も受けられない可能性があります。そのために、子どもにもっともお金がかかるといわれている大学時代では、生活がギリギリでやっているというシングルマザーもいます。

「こんなことなら、収入が減っても仕事をセーブして、制度や補助を利用しておいたほうがいいかも」と思うかもしれません。しかし、今だけを見れば、確かに手当をもらうほうがお得になる場合があるかもしれません。

でも、今、女性の平均寿命は80歳で、男性よりも長く生きる時代になっています。社員や正規雇用で働いていれば、厚生年金や共済年金がもらえるため、経済的に老後がとても楽になるはずです。

実際、ファイナンシャルプランナーに老後の資産形成についてみてもらったところ、30歳から正社員で月給手取り23万円の人で、退職金が500万円、年金が月15万円出ると言われました。年金が出るのは、65歳からなので、退職が60歳だとしたら、年金が出るまでの5年間は、貯蓄分と退職金を切り崩しながら生活していくことは可能ですよね。

しかし、パートなど非正規雇用で働き続ける場合は、厚生年金が出ませんし、退職金もありません。しかも、児童扶養手当は子どもが18歳になったら打ち切られます。

子どもといる今だけに目を向けると、児童扶養手当はできる限り受け続けたいと思うでしょう。ただ、子どもが独立した後に、子どもに援助してもらったり、頼ったりすることは、なるべく避けたくはありませんか。

子どもに迷惑をかけないためにも、老後の年金2000万問題(※)といわれるように、老後にかかるそれだけの費用を準備しておく必要があります。それこそが、シングルマザーが目標にしておきたい、本当の意味での自立かもしれません。

※収入を年金のみに頼る無職世帯のモデルケースで、20~30年間の老後を生きるために約200万円の老後資金が必要になるとした。(金融庁の金融審査会がまとめた報告書による)

■周りに頼り、感謝を伝えることを忘れない

自立するためには、周りに頼らず、一人でがむしゃらに頑張ることだと思っているなら、それは違います。本来、社会全体が助け合う社会であるべきなのに、個人主義が独り歩きしている感じがしませんか。シングルマザーになることを決めたのは自分自身であるという責任感から、人に頼らない生き方を無理やり貫く必要はありません。

今は、シングルマザー向けの支援もあり、独自に支援するNPO法人のような団体の活動も増えてきています。困っていないのに頼る必要はありませんが、少しでもつらいとか困ったとか感じることがあれば、相談でもなんでもいいので、周りに頼ることもときには必要です。

そして、助けてもらったら、お礼をすることも忘れずにいたいですね。心をこめた手紙を送るとか、安くてもいいのでお菓子をプレゼントするとか、形で示す感謝もあります。もちろん、気持ちをこめて丁寧にお礼を伝えるだけでもいいのです。

働いていて嬉しくなる瞬間は、「ありがとう」と言われることだという人がいました。本人は当然だと思ってやっていることでも、感謝されると、「うれしい。またやってあげたい」と思えるものです。

そうやって、周りの手を借りながら、少しずつ自分でなんとかやっていける、そういう自信をつけていきたいものです。最初からいきなり自立する人なんていないはずです。

離婚したばかりの頃は、ひよこみたいによちよち歩くのがやっとな状態です。はじめは転んでばかりだけれど、あきらめずに歩いているうちに、どんどん足腰に力がついてきて、歩き方が分かってきます。そうやって立派なにわとりに成長していくのと同じようなイメージを持ってはどうでしょうか。

■家庭では、子どもたちと支え合って自立を目指す!

仕事で信用を得るためにプラスして頑張った日などは、くたくたに疲れていることもありますよね。そんな日に、帰宅して、子育てと家事をするのは相当負担も大きいでしょう。

家事は、幼稚園・保育園年長さんになると、思いのほか手伝ってくれるようになります。子どもの性格やタイプにもよりますが、そんなことは言っていられないときは、子どもにお手伝いしてもらう習慣を作るようにしていきましょう。

私の長女の場合ですが、彼女はお手伝いをあまりせずに、ゴロゴロしてテレビを見ているタイプです。でも、「ママしんどい」と横になっているときは、何かと世話を焼いてくれます。そんなときに、すかさずお礼を言います。そうすると、「また、ママがしんどいときにはまたやってあげるね」と言います。

また、今年年長の次女の場合は、逆にさっさと動くタイプなので、「洗濯物たたんで」「お箸並べて」というと快くやってくれます。そうやってくれた後に、後でこっそり褒めます。「○○ちゃんは、洗濯物たたむの、ママより上手ね」「いいママになるわ」「○○ちゃんしか頼む人いないから、ママ助かるわ」と具体的に褒めることで、毎日のように活躍してくれています。

最初はおだてて褒めて、そのうち褒めなくても徐々に当たり前のように習慣化していきます。そして、年齢に応じてできることを少しずつ増やしていくといいでしょう。子どもも自立して、ママも助かる、こういう風に家事を回していけたらいいですね。

子どもは親の背中を見て育ちます。子どもが親になったときに、モデルになるのは自分の親の姿だといわれています。小さいときから親の手を借りないと何もできない子で育っていくよりは、早いうちから自分でできることは自分でやることを身に付けさせていくと、子ども自身が親になったときに困りません。

そして、子ども自身の子どもも自立した子に育つでしょう。

~まとめ~

シングルマザーが自立するためには、ある程度以上の収入を稼ぐようになることが大事です。だからといって、大切なものを犠牲にする必要もありませんし、周りに頼らず一人で頑張る必要もありません。

女性が80歳くらいまでは生きると考えられている時代、女性はもっとしたたかに生きていく必要があるかもしれません。離婚したばかりの頃は、精神的に落ち込みやすく、誰だって強くはなれないものです。それでも、日々少しずつできることを積み重ねていくだけで、着実に力がついてきます。

家では、一人ではありません。大事な子どもがいますよね。親子助け合って、支え合いながらお互いに自立していきましょう。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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