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子育て中のシンママは引きこもりやすい!? 原因と課題から見えてきたもの

ゆー

子育て中のママ、とくに乳幼児を育てているママは引きこもり傾向にあるといわれています。シングルマザーの場合は、家事分担をする相手がいないため、時間がなくて家で過ごす割合も高いかもしれません。

しかし、引きこもりを肯定する人も増えてきている一方、否定する人も確かにいて、賛否両論別れるところです。そこで、子育てママの現状と引きこもりになる原因、そこからできることが何かを考えてみました。

■さまざまな調査からみる、子育てママの引きこもり事情

少し古い調査になりますが、ベネッセ次世代育成研究所による調査では、0~2歳の子どもがいる母親のうち5%の母親が平日全く外出しないと答えました。さらに、22.1%の母親が、自宅で子どもだけと過ごす時間が1日のうち15時間以上あると答えています。加えて、平日に子ども同士を遊ばせながら立ち話ができる人が一人もないと答えた人が、全体で24.5%にのぼっています。

どちらも、都市部よりも地方市部のほうが、若干割合が高い傾向にあります。また、子育てにもっとも忙しい時期のママが自分の時間に何をしているかという点についても触れてみましょう。『フェリシモママ部』が0~2歳の子どもを持つ母親について、自分の時間について調査を行ったところ、専業主婦とフルタイムに大きな差が出たことが分かりました。

とくに働いていないママの場合、自分の自由時間の過ごし方は、「自分の好きな飲食をする」「買い物」「ネット検索」が多数でした。一方、フルタイムのママは子どもと離れて外に出る機会が多いこともあってか、「読書」「イベントやワークショップ参加」「習い事」などアクティブな傾向がありました。

参考1)ベネッセ次世代育成研究所

「首都圏・地方市部ごとにみる乳幼児の子育てレポート【2010】」

対象:0~2歳の子を持つ母親1500人

調査時期:2010年9月25,26日

https://berd.benesse.jp/up_images/research/research17_11.pdf

参考2)フェリシモママ部

「ママの自分時間について実態調査」

対象:20~44歳の女性535名

方法:インターネットリサーチ

期間:2019年2月25日~2月27日

https://info.felissimo.co.jp/company/detail.php?id=1383

■引きこもりになりやすい現状と原因とは

誰でも子育て中だからといって、子どもが赤ちゃんだからといって引きこもりになるわけではありません。それにはいくつかの要因があります。私自身も、子どもが0歳のときはほぼ完全に引きこもり状態でした。その理由や現代ならではの事情について検証してみました。

◎周りのママとうまくいかない

全てのママと話が合うわけではありません。ママ友のコミュニティの中では、他と意見を合わせないと気まずくなってしまうことがあります。そんなに無理して付き合うくらいなら、一人でいた方がましだと家に引きこもることを選ぶママもいます。

わざわざ外に出て人間関係で疲れるより、ネットの世界でチャットをすることもできます。買い物だって、外に行かなくてもネットスーパーで事足りるのです。働かないシンママも、実家暮らしをしていれば、生活のために外に出る必要もないという理由になります。

◎イベントや楽しみが外にない

都市部のママが地方のママより外出率が多少高いのは、イベントやワークショップの数の違いや出かける場所の多さの差にあると考えることができます。

都市部のほうがイベントの数や場所も多いですし、今は子連れでショッピングセンターなど子どもと一緒でも出掛けやすい場所が豊富にあります。しかし、地方部では、どうしても都市部と比べるとその数は少ないです。田舎や郊外に住んでいると、子連れで楽しい場所に行くという移動だけで疲れてしまう要因にもなります。

◎祖父母と一緒に住んでいる・毎日面倒を見てくれる

実家の親が毎日のように家に来てくれるとか面倒を見てくれる、という事情は、とても理想的でうらやましい状況でもあるのですが、一方で、何もかもそれで事足りてしまうため、引きこもりの原因になることもあります。

また、毎日親がいるから外出しにくいという本音もないわけではありません。

■脱・引きこもり! 子育て中のシンママが自分らしく楽しく子育てをするために

◎ワークショップやイベントに参加する

ママらしく自分らしくいることを大切に、たまには息抜きをするためにイベントやワークショップに参加してみましょう。そうすることで、新しいことが学べることもありますし、またリフレッシュすることができます。すでに知っている人と顔を合わすのは面倒だと感じていても、イベントでは初めて会う人も多いので、シンママにとっても気が楽ですよね。どんなイベントがあるのか、一部紹介します。

「フェリシモMAMA部」

プレママと、子育て中のママが自分らしく、ここちよく過ごす場所を作るための部活動です。イベントや情報を発信しています。

詳細はこちら▶https://bukatsu.felissimo.co.jp/mama.html

◎家事のアウトソーシング化をする

まだまだ家事を外注して誰かにやってもらうという家庭は少数派だといわれています。しかし、仕事をせずに育児に専念しているママの自由時間が1時間未満である人が約半数いる現状、家事だけでも誰かに代わってもらえたら、まる一日家で過ごさずにストレス発散できる人もいるのではないでしょうか。

◎ベビーシッターを利用する

シングルマザー向けに安く利用できるサービスもあります。また、自治体によってはベビーシッター代の補助が出るところもあります。その間に、ママはリフレッシュするために外出することができます。

◎外に自分の世界を見つける

ボランティアや仕事、趣味でもいいので、外に何か自分がしたいことを見つけることが引きこもりを脱するいい方法だといわれます。

シングルマザーの場合、今は子どものために家にいることを選んでいるとしても、いずれ働きに出る人が大半になります。そのときのために、仕事に直結する資格を取るためにスクールに通うのもおすすめの方法です。

■引きこもりが苦にならないのなら、子どもと引きこもりも悪くはない理由

社交的なタイプと人見知りで人付き合いが苦手なタイプ、ママにもいろいろあります。発言小町のある書き込みで、「やはり頑張ってでも子育てセンターなどに出かけたほうがいいのでしょうか」という質問がありました。もうすぐ1歳になる子のママです。

そこでも賛否両論ありました。外に出かけなくてもいいよという意見では、「お母さんがご機嫌なのが一番なんだから、一度行ってみて合わなければやめてもいい」「いずれ子どもが大きくなれば出かける機会も増えるのだから、今は家で子どもと水入らずの生活も楽しいよ」というコメントがありました。

外に出かけたほうがいいという意見では、「子どもにとっていい刺激になり、いろいろ出かけた方が成長が早いですよ」「赤ちゃんのときからのグループができると後から入りづらいから今のうちに顔を出しておくと安心」「外の空気に触れさせることも大事だから、公園にママと一緒にお散歩だけでもさせるといいですよ」などのコメントがありました。

どのコメントにおいても、無理せず自分のペースで大丈夫だと書いてありました。多くのママの外出理由として、気分転換が上位に挙がっていました。ちなみに、最上位は病院などどうしても外出しなければならない理由です。

ママが笑顔になって過ごせるのなら、子どもが小さいうちは家でのんびり過ごすのも悪くないのかもしれません。

~おわりに~

引きこもり、というと昨今の事件もあって、悪いイメージで捉えられることも少なくはありません。しかし、子どもが乳児期は、母子の愛着がとても大事だといわれています。ママ自身が苦でないのであれば、丸一日家で過ごすことは悪いことではありません。とくに、インフルエンザや流行性の感染症がはやっている時期は、かえって外出しないほうがいいこともありますしね。

天気のいい日に、ママの気が向けば、近所の公園をぶらぶらするだけでも十分かもしれません。人付き合いを気にしすぎると疲れてしまいますので、ほどほどでいいと思います。保育園や幼稚園に通うようになれば、さらに小学校にあがれば、子ども自身の行動範囲が広がり、ママの外出の機会も自然と増えてくるものです。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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