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シングルマザーも知っておきたい、正しいうつ病の知識とかかりやすいうつ病とは

ゆー

うつ病という病気をご存知ですか。聞いたこともないという人はほとんどいないほど、ストレスの多い現代社会が抱える一種の現代病ともいえます。それもそのはず、厚生労働省が3年ごとに行っている「患者調査(2017年)」のうつ病患者数は119.5万人で、3年前の111.6万人よりも増えています。

ひとりで育児をしていて、仕事や家事においても真面目に取り組んでいるシングルマザーほど、無理をしがちで、うつ病を発症するリスクは高いといいます。もはや他人事ではありませんよね。

そこで、うつ病について詳しくみていきたいと思います。うつ病について理解することで、他人にも優しくなれて、予防についても意識できるのではないでしょうか。

■うつ病とは

「うつ病は、気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である」(Wikipediaより)

一般的なうつ病の定義って何?と聞かれたら、上記のようになるでしょう。しかし、うつ病は精神病とは少し違っているようです。身体的な疲労や、脳内の神経の変調、心理的な不安やストレスなどが関わっていることがあるといわれています。

ただ、健康で平穏な日々を送っている人が、ある日突然なるような病気ではありません。うつ病には、かかる人の内的な要因だけでなく、外的な要因も関わっています。それぞれの要因についてみていきます。

内的要因:責任感が強い、真面目、自分でなんとかしようと頑張る(自分のつらさを他の人にいうことを避けたり、手助けを求めたりしない)

外的要因:

ストレスがかかる環境にいる

引っ越しや出産、人事異動などの環境の変化

悩みが多い

人間関係のトラブル

体調の変化

離婚や死別、失恋のような喪失体験

仕事や育児による睡眠不足

こういった要因を見ていると、複数の要因だけでなく1つの要因だけでも、その人本人によっては大きな身体的・精神的ダメージとなり、「誰でもかかる可能性がある病気」だと感じられるのではないでしょうか。

健康だった人でも、さまざまな要因が引き金となって、うつ病になる可能性があるということを知っておく必要があります。

うつ病を発症すると、自分を過度に責めたり、判断力が低下したりします。また、普段しないような失敗をしたり、集中力が続かなかったりする人もいます。

ストレスによって「いつもと違う」ということは誰しも起こることですが、日常生活に支障をきたしたり、症状が2週間続いたりするようであれば、うつ病の可能性が高いため、心療内科や精神科を早めに受診する必要があります。

うつ病の発症は、人間の脳内の神経の変調が関係しています。本人の心の弱さではないということを知っておいてください。

■シングルマザーも気を付けて! かかりやすいうつ病の種類

うつ病といっても、いくつか種類があります。インターネットで調べた結果、実際にシングルマザーがかかったという、うつ病について紹介します。

◎躁うつ病

人は誰でも気分の浮き沈みはあるものですが、この躁うつ病の場合は、極端に気分が上がり、調子がよく、元気な躁(そう)状態と、憂うつで無気力な状態になるうつ状態を繰り返します。いったん、躁うつ病になると、躁状態とうつ状態のコントロールが自分ではできなくて、社会生活や日常生活に支障をきたしてしまいます。

◎気分変調症(持続性抑うつ障害)

一般的なうつとは分けて考えられる病気になりますが、抑うつ気分がほぼ1日中続いて、なおかつ長期間にわたります。この病では、罪悪感や怒り、興味の衰退、やる気のなさを頻繁に感じるようになります。

ただし、うつ病と異なる点は、食欲の衰退や何かに駆り立てられるような焦燥感、何も考えられなくなる状態という症状がない点です。また、気分変調症の人は、「今日は何もやる気になれない」と自分から訴えることができるとされています。

ただし、うつ病の4割の人がこの気分変調症を合わせて患っているとされていて、二重うつ病といわれています。この二重うつ病になると、予後が不良で、治るまでに時間がかかるようです。

■うつ病になりたくない! うつ病にならないための予防法

子育ても仕事もしたいシングルマザーにとって、うつ病にかかることはなるべく避けたいものです。シングルマザーに限らずとも、誰でもかかりたくはないですよね。そのために、できることを考えてみました。

◎野菜や穀物中心に摂取する

海外では、野菜や穀物を食事に取り入れていると、うつ病対策に効果があるとされています。野菜や穀類は体にもいいですし、健康のためにも積極的に取り入れるようにしましょう。

◎ストレスをためないようにする

一人で頑張っていると、どんどんストレスがたまってしまいます。誰でもいいから、話しをしてスッキリしたり、好きなことをしてストレス発散することも大事です。

◎週に1度は手抜きデーを作る

平日のみ働くママは、休日はゆっくりしているかもしれません。でも、子どもが小さいママは、週末さえもゆっくりできないことってよくありますよね。平日でも休める日は、子どもを預けてゆっくりすることもたまにはOKです。

◎体の不調のサインに早めに気付く

うつ病の場合は、対処が早いか遅いかによって予後が変わってきます。対処が早ければ早く治ることが期待できます。ポイントは症状を重症化させないことです。「あれ、おかしいな」と思ったら、早めに専門医にかかりましょう。

■いざうつ病にかかったら? 早めに取り組んでほしいこと

いくら予防に努めていても、ストレスなどの要因によって無意識にかかってしまうことがあるのがうつ病です。しかし、あきらめてはいけません。うつ病になったら、なるべく早めに取り組んでほしいことを紹介します。

◎心療内科(精神科)を受診する

うつ病になっても、本人としてはそれを認めたくないので、他の病気だと意識しようとしたり、そもそも精神科に通うことをためらったりすることがあります。家族など周りのサポートがあれば心強いので、頼れる人を探しましょう。精神科に行くことに抵抗があるなら、総合病院の相談窓口に相談してみてください。適切なところを紹介してもらえるはずです。

また、精神科といっても、カウンセリング(相談や話を聞いてもらうこと)をして、必要に応じて薬を出してくれるところなので、難しく考えすぎないようにしてください。

普通に働いているサラリーマンのような患者の方も時折見かけます。精神に異常をきたしている人が来るところ、という古い考えは捨てておいたほうがいいです。

◎十分な休養をとる

働き過ぎや頑張り過ぎなど、本人はそのつもりがなくても、疲れは体にきます。うつ病の傾向が少しでも現れていると感じたら、思い切って休みを取り、体を休めてください。仕事があると難しいと思っても、長引けば悪化したり治りが悪くなったりして、かえって休みを長くとることにもなりかねません。

◎好きなことに没頭する

私の父がうつ病を発症したときは、仕事も辞めざるを得ませんでした。その代わり、病院の先生に紹介してもらって好きな習い事を見つけ、趣味に没頭する生活を始めました。その期間は約半年、今もその趣味は続いていますが、半年でうつ病を克服し、普通の生活も送り、仕事も始められるようになりました。

家族にとっては忍耐の半年間でしたが、うつ病の人は自殺願望が高い人が多いため、趣味に没頭したおかげか、自殺を考えるに至らなくて良かったです。

◎薬を飲む

休むだけでなく、抗うつ薬などの薬を処方してもらい続けることで、症状の改善がより期待できるとされています。一般的には、抗うつ薬になりますが、症状に応じて、抗精神薬(精神安定剤)、睡眠薬などを処方されることもあるでしょう。

~まとめ~

ストレス社会に生きる現代人にとって、うつ病は他人事ではない病気です。日本人の15人に1人は一生に一度かかるといわれており、女性の比率が高いです。シングルマザーの中でも、責任感が強く真面目な人はうつ病にかかるリスクが高いので、ストレスをためないことや、ちょっとしんどいなと思ったら周りに甘えることも意識してください。

家族だけでなく、職場の仲間同士でも、うつ病のサインを見逃さず、支え合うことができる世の中を目指したいですね。

症状が重くなると、自殺願望が出てくるほか、治るまでに時間もお金もかかります。ためらわずに、間違っていても大丈夫、早めに心療内科(精神科)を受診してください。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:ライフスタイル

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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