ライフスタイル

再婚に伴う養子縁組はした方がいい? 何が変わるの?

シンママStyle編集部

養子縁組や特別養子縁組などの言葉を聞いたことはありますよね。よくテレビやニュースで耳にしますし、シングルマザーなら一度は調べたことがあるかと思います。実はこの養子縁組は再婚をするうえで大切なことでもあるんです。

最近では再婚をしても養子縁組を組まないという選択肢を選ぶ家族が増えているようですが、皆さんはどう考えますか?

今回は、シングルマザーが知りたい養子縁組をするのとしないのではなにが変わるのか、また普通養子縁組と特別養子縁組の違いをお話します。

■再婚に伴う養子縁組をするのとしないのでは何が変わるの? それぞれのケースをお話します

まず、養子縁組には【普通養子縁組】と【特別養子縁組】の二種類が存在します。再婚に伴う養子縁組は前者の普通養子縁組ですが、するのとしないのでは何が違うのでしょうか?

お母さんが再婚し、普通養子縁組を組むと子どもは再婚相手の彼と法律的に親子関係になりますので、彼の財産を受け継ぐ【相続権】を得ることになります。また、義理父・子ともに生活の面倒を見る【扶養権】を得ることになりますので、義理父には親として子を育てる義務が、子には将来義理父の介護をする権利が発生するのです。

そして、【特別養子縁組】ですが、こちらは子を実子として育てたいという思いから設けられた比較的新しい制度です。普通養子縁組との決定的な違いは、実の親子との関係が一切消滅してしまう、ということです。

普通養子縁組だと、実の父親がいてそちらの相続権などがありますが、一方で養父の相続権も持ち合わせていますので二重に権利が発生します。ですが、こちらの特別養子縁組はこのように二重で発生することはなく、実の親との関わりが一切なくなってしまうというものです。

また、特別養子縁組にはさまざまな制限が存在し、そのなかの一つとして養子は6歳未満でならなければならない、というものです。子どもの福祉の観点からそうなっているようですが、普通養子縁組との大きな違いだといえます。

以上、再婚をする際に気を付けたい普通養子縁組のお話をさせて頂きました。

■養子縁組をしないことを選択する場合が増えているようです。その理由とは?

上記でお話したように普通養子縁組を組むことにより、実の子と変わりない扱いを受けることになるわけですが、なぜ普通養子縁組を組まない家庭が増えているのでしょうか?

お母さんが再婚すれば、名字は相手の姓になる場合が多いですよね。ですが普通養子縁組を組まなければ、お子さんの名字はそのままにすることができるのです。

普通養子縁組を組まない場合、お子さんの名字を変えるか否かは選ぶことができる、ということですね。お子さんがしっかりと自分の意思を伝えることができる年齢であれば、お子さんと話し合って決めることができますし、多感な時期に無理に名前を変えたくない、という意見も多いと思います。

また、普通養子縁組をしないということは相続権もお互いの扶養義務も発生しませんので、子どもを強制的に親の都合に巻き込まなくていいという意見も存在します。養子縁組を組まないからといって親子じゃないのかといえば、そうではありませんよね。家族の形に囚われたくない、という意見もまた多いのです。

そして、新しい相手と普通養子縁組を組むことにより、前夫から養育費を受け取っていた方は減額されてしまう場合が出てきます。それを避けるためにも、普通養子縁組は組まずに、前夫と子の関係性を維持するという意見も存在します。

先ほどもお話したように、普通養子縁組では実の父親との関係性が消えることはありません。ですので、あえて組まないという考え方もあるようです。以上を踏まえて、自分なら普通養子縁組を組むのか、組まないのか考えるきっかけになればと思います。

(文/音葉 画像/123RF)

シングルマザー向けの有益な情報をメルマガ配信します(無料)
メールマガジン登録はこちら

カテゴリ:ライフスタイル

シンママStyle編集部
シンママStyleの編集部です。シンママStyleは毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします。

PREV

シングルマザーのための情報サイト、シンママStyleです。毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします!