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シングルマザーが気になる、日本の離婚率ってどれくらい?

厚生労働省が毎年出している「人口動態統計」では、日本の離婚率がどれくらいなのかが出ています。日本の3組に1組が離婚すると言われるけれど、実際のところはどうなの?と気になったことはありませんか。そこで、離婚率をめぐる疑問についてわかりやすくまとめました。

◇離婚率とは?

厚生労働省が発表する離婚率は、「人口対千」という注意書きのもと小数点で出ています。ちなみに、2018年の離婚率は1.66になっています。この数値を出すための式があります。「年間離婚届出件数÷日本人の人口×1000」という式で求めるとこうなります。

離婚率が1.66ということは、1000人のうち1.6人は離婚していることになります。年間で計算すると、20万6000組が離婚しているということです。

ここ何年かをみる限り、離婚率はわずかに減少していっており、増えてはいません。しかし、出生率も同じように低くなっていることを見ると、ますます少子化が懸念されます。

◇離婚率が高い都道府県は?

県民性と関係があるのか定かではありませんが、都道府県別にみると、離婚率が異なることが明らかになっています。もしかすると、離婚率が高い県ほど離婚を許容する傾向が高いかもしれません。また、女性の場合、安易に離婚をする人はとても少ないです。女性の社会進出率が高い県ほど、離婚率が高いと考えられるかもしれません。

いずれにせよ、いくつかの複雑な事情が重なって、離婚率が上がっているものと考えられます。では、第5位まで離婚率の高い都道府県を紹介します。

第1位:沖縄県 2.44

第2位:宮崎 1.97 

第3位:大阪 1.96

第4位:北海道 1.92

第5位:福岡 1.90

ちなみに、第47位は新潟県の1.29でした。下位の都道府県は北陸など寒い地域の県が多いように見受けられます。自分が住んでいる都道府県の順位が気になる方は、以下の厚生労働省のホームページを参考にしてみてください。(ホームページの下部「参考表(都道府県別順位)参照」

詳細はこちら▶https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei17/index.html

◇離婚率が高い年齢は?

2017年の統計を見るかぎり、離婚率が最も高いのは30代です。特に、30~34歳の離婚率が最も高く、ついで35~39歳、40代と続きます。結婚して5~10年たって離婚するカップルが多いので、20代で結婚して様々な事情で離婚をする人が多いことがわかります。

一時、熟年離婚というワードがはやりましたが、では50代の離婚率はどうかというと、20代の離婚率よりも低い結果となっています。

◇世界に比べて日本の離婚率が低い理由

昔に比べれば離婚がもはや他人事ではないと言われている日本。しかし、北欧などの諸外国に比べれば日本の離婚率はやや低い結果となっています。

理由のひとつとしては、日本はシングルマザーなどひとり親に対しての支援がまだまだ海外ほど整っていないことが挙げられます。女性が社会進出して働きやすい環境があり、シングルマザーへの理解がある社会であれば、子どもがいても離婚しやすいといえるかもしれません。

もうひとつの理由としては、日本は親子の依存が高い国といわれています。欧米では、「家族も大事にしつつ、自分の人生も大事にしてほしい。」と離婚を祝福する場合も多いですが、日本では、離婚を応援したり好意的にとらえたりする人が少ないことも考えられます。

~まとめ~

日本の離婚率は一見高いようにも見えますが、世界で見ると低いようです。そこには女性の自立をはばむ支援や制度が十分でないことや周りの理解が不十分であることが理由としてあるかもしれません。

数字だけが全てではありませんが、離婚率の高い県には何かがあるのかもしれません。離婚を考える人も、シングルマザーになることは、日本においてはまだまだ苦労が多いかもしれないことを目安として知っておきましょう。

(文/ゆー 画像/123RF)

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