離婚和解金の相場は?和解金は便利な調整金だった!

和解金または解決金とも言いますが、離婚に向けた話し合いの中で離婚を円満に解決させるためのお金のことです。和解金は支払われる理由・金額など臨機応変に対応ができることから協議離婚・調停離婚で用いられます。

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和解金または解決金とも言いますが、離婚に向けた話し合いの中で離婚を円満に解決させるためのお金のことです。和解金は支払われる理由・金額など臨機応変に対応ができることから協議離婚・調停離婚で用いられます。

 

■和解金の存在理由

 

いわゆる手切れ金とも言います。どうしても離婚したいと主張しても相手が応じてくれなければ離婚は成立しませんよね。そこで和解金を出すことで妥協点を見出すのです。曖昧が故に、こじれそうな離婚問題をスムーズに解決することが可能になります。

 

いわゆる慰謝料とは異なり和解金という名目であれば、支払う方も立場が悪くなることもなく、受け取る方もお金がもらえるので問題を解決できるのです。財産分与・慰謝料・養育費・婚姻費用など支払うお金をはっきりさせものとは性質が異なり、和解金は法律上の離婚事由に当てはまらないものに対しても使うことが可能です。

 

■和解金で円満離婚

 

和解金は折り合わない離婚条件をうまく解決してくれる便利なものです。和解金を出すことで離婚を促し、慰謝料問題も解決することができます。法的根拠がない和解金は慰謝料とは違い、離婚を円満に解決するためのお金であり、損害賠償の意味はありません。

 

慰謝料の根拠が民法には明記されていますが、和解金に関しては根拠が明確ではないため裁判離婚には和解金はありませんし、請求することもできません。また決定的な離婚理由がなくても支払うことでどちらかの名誉も傷つけず、離婚問題を解決してくれます。

 

たとえば離婚後の生活費は通常支払う義務がありません。しかし相手が当面の生活費を工面して欲しいといった場合に、和解金を出すことでお金の交渉がまとまりやすくなります。

 

■曖昧さがデメリット

 

曖昧さが故に、使い方によってはデメリットも出てきます。和解金は内容が曖昧なため、離婚後に新たは慰謝料を請求してくるケースもあります。そこで和解金を払う時は離婚協議書に払うべきお金は全て払い済みと明記しておきます。

 

これは新たな慰謝料や財産分与の請求ができないようにするためです。証明力を高めるためには公正証書にしておくことをおすすめします。

 

■和解金の相場はどうやって決まるか?

 

もともと根拠のない性格の和解金ですから具体的な相場はありません。あくまで円満に解決するお金ですから1000万円以上もあれば100万円で離婚成立もあります。慰謝料や財産分与として払う人もいれば、和解金としてトラブルを未然に防ぐ名目で払い人もいます。

 

つまり和解金は個々のケースによって全く異なるというわけです。専業主婦であれば誠意としてある程度の和解金が支払われるべきでしょう。また、妻と離婚したいと考えるなら、身勝手な離婚を許してもらう代償として和解金を少しでも渡すのがけじめといえます。

 

ただし一般的には夫婦の収入や、資産によって支払われる和解金の額は慰謝料に匹敵すると言えます。標準的には100万円から400万円くらいでしょう。

 

■税金にも注意

 

和解金は慰謝料や財産分与などのように法律上の目的と性質が曖昧です。慰謝料や財産分与は非課税対象ですが、和解金は実質上の目的によって斟酌されると考えます。過去に和解金が課税されたケースはないようですが、実際に和解金を払う際は税金面も注意した方がいいでしょう。

 

★まとめ

 

和解金は離婚条件を調整する目的で支払われますが、財産分与の調整としても使われる便利なものです。しかし曖昧さが故にあとで問題になることもあるので、取り扱いには注意しましょう。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

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