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離婚したければどうすればいい? モラハラ夫との別れ方

現在では約30%の夫婦が離婚しているとされ、離婚ということ自体珍しいことではなくなってきていますよね。現にシングルマザーになった方のなかでも未婚のシングルマザーより、一度は結婚をしたが離婚を経てシングルマザーになったという方の割合の方がダントツに多いです。

そして離婚の原因として夫婦ともにトップ3に入っているモラハラ、数年前には三船夫妻のニュースが話題になり一気にモラハラという言葉が世間に浸透しましたよね。

モラハラという言葉は聞いたことがあるけど実際どういう意味なの?と思っている方も多いと思います。そこで今回はモラハラについて詳しくお話ししたいと思います。

■離婚原因トップ3! モラルハラスメントにとは

コトバンクによるとモラハラとは、モラルハラスメントの略で言葉や態度によって人の心を傷つける、精神的な暴力や嫌がらせのことをいいます。職場上での力関係を背景に行われるパワーハラスメント(パワハラ)や性的な嫌がらせでもあるセクシャルハラスメント(セクハラ)もモラルハラスメントの一種とされています。

平成27年度の家庭裁判所に申し立てられた離婚調停の原因で夫側から申し立てられた理由第2位に精神的虐待、妻側から申し立てられた理由第3位にも同じく精神的虐待が入っています。

精神的虐待、モラハラとは暴力をふるうDV(ドメスティックバイオレンス)とは違い、目に見えない虐待を日常的に行うことにより相手を支配し思考を停止されるといわれており、モラハラ被害者はDV被害者と同じく自分がモラハラを受けている自覚がない方が多いようです。また、自覚できたとしても決定的証拠もなく日々の生活にわたるものなので、決心がつかずずるずる月日だけが流れるというパターンが多いようです。

■典型的なモラハラ夫とは? 

典型的なモラハラ夫としてあげられるのは、やはり昔からの亭主関白を基本として考えている男性に多いのではないかと思われます。ですが、亭主関白と決定的に違うのは誰の幸せを願っているのかという点です。

亭主関白な夫は一番に家族のことを思い、仕事は優先するがその分キッチリ稼ぎ家族に苦労をかけまいと頑張ります。ですがモラハラ夫は違います。モラハラ夫が一番に優先なのは自分自身なのです。悪化すると子どもへの影響も懸念され放っておくと大変なことになるでしょう。

また、妻が年下の場合は、やはりモラハラ夫になる可能性が出てくるといえるでしょう。少し前にニュースになった三船夫妻もこのパターンだといわれていますね。結婚当初まだ16歳だった妻を、保護者としての立場も兼ね備えていたからなのか、ずるずるその関係性が今にまで続き、妻側の限界がきたといわれています。

また、門限や夫が帰ってくるまでご飯を食べてはいけないなど決まりがあったともいわれており、徐々に限界に達したんでしょうね。

◎モラハラ夫の特徴

婚姻関係で同居している夫婦間でのモラハラでは、以下のような行動がみられるようです。

1.存在否定のような言葉がけ

「お前は何をやってもダメ」「お前は俺がいないとなにもできない」など

2.家庭内に厳しいルールを強要する

(夫が帰宅するまで夕飯を食べてはいけない・掃除は徹底的になど)

3.妻の行動の制限又は束縛

(同窓会に行ってはいけない・夫以外の男性と会話したり目を合わせてはいけないなど)

またモラハラ夫は口が立つことも多く、妻の両親にはにこにこと愛嬌を振りまき饒舌な傍ら、家に入った瞬間に妻を罵倒するなど二面性が目立ちます。DVをする夫と共通点が多く、情緒不安定で妻の感情を揺さぶり、時間をかけて妻を服従させていく傾向にあります。

■モラハラを理由に離婚するまでの安全なプロセス

もう離婚したい。この人とはもう一緒に住めない。そう思ったらまずは2人で話し合いをすることから始めるのが普通でしょう。ですが離婚しようと思ってもそれに応じないのがモラハラ夫。彼らは、はなから妻の意見なんて聞いていません。自分が離婚したくないと思っていたらそれを突き通そうとしてきます。

どうやったら離婚できるのか? それにはまず相手と距離を取ることをおすすめします。最初でも言ったとおりまずは話し合いですが、その話し合いをすることで相手の心に火が付き、モラハラがもっとひどくなってDVに至るケースは少なくないようです。

もともと妻は自分よりも弱い存在・自分が支配しているものだと思っているので、その妻から離婚の言葉が出ただけで「反抗したな」「裏切者」という考えが先行。

きっと一緒に暮らしている奥さんなら、こちらが離婚したいと相談したら相手がどう出るか想像がつくはず。すぐ頭に血が上るタイプのモラハラ夫に、別居は最善策といえます。

そのあと、離婚調停と婚姻費用分担調停を同時に相手側に申し立てを行います。弁護士を通すことで相手も冷静になれますし、言葉ではなく書面のも申し立てに、冷静になってくれる可能性もアップします。

■別れても相手の出方が怖い。そんなときどうしたらいい?

モラハラ夫の性格がしつこく、こちらの気持ちなど一切お構いなしという場合、復縁を申し出てくることもあります。離婚しても「帰ってきてほしい」「お前しかいない」と口説き、また元の生活に戻そうとしてくるのです。

こういう、一方的で演技派なところがモラハラ夫の特徴なのですが、当事者になるとはっきりいって怖いですよね。離婚した後も相手の怖さや気持ち悪さはぬぐい切れないものですがとにかく気持ちを強く持って時間の経過を待つことが、相手との関係が完全に解決するまでの近道です。

離婚後、すべての手続きが終わってもしつこく連絡してくる夫に対し、感情的になってはいけません。子どもがいたら面会などあって相手と嫌でも会わなくてはいけませんが、そんな場でも毅然とした態度で対応しましょう。

元妻の心になんのとっかかりもないことが分かると、復縁を迫ることもないですし、時間と共に相手との心理的距離が広がっていくはずです。

■離婚時に訴訟問題にも? モラハラ妻の行動とは

モラハラは男性ばかりとは限りません。実は、今、モラハラ妻も注目を集めているんです。

◎自分が1番? モラハラ妻

自分のなかに独自のルールを持っていて、それに反すると全部「そんなの常識でしょ」と相手に価値観を押し付ける。それがモラハラ妻です。

例えばお風呂掃除を夫が手伝った際、自分が思った通りに掃除ができていないと「風呂掃除もろくにできないの」と叱責。相手側は妻のやり方を教えてもらったりしていないので、何がなんだか分かりません。

そこで夫が「じゃあどうすればよかったの」と聞くと「そんな基本的なことも分からないの!? 自分で考えてよ」と突き放します。他の家事も同様です。

洗濯物の干し方、皿の洗い方、掃除機のかけ方などなど、夫が善意で手伝っても絶対に高評価しないため、夫は家庭に居場所がなくなり、帰宅恐怖症となります。

◎夫は財布? 通帳を見せないモラハラ妻

モラハラ妻の特徴として、自分の欲望に忠実な面が挙げられます。夫の給料が出たら、生活に見合わないブランド品の購入やカード返済に散在。ギャンブルにつぎ込んで平気な顔をしているモラハラ妻も。

おかしいと思った夫が「ちょっと通帳をみせてくれない?」と頼んでも「失くした」「探しておくね」と言って放置するのは当たりまえ。家庭において内緒の買い物や、まれな贅沢は主婦にとっての楽しみではありますが、モラハラ妻の怖いところは「旦那の稼ぎが足りないせいで思ったように贅沢できない」と思っているところ。

家族のために夫がある程度稼いでくるのは当たりまえ。それに対しなんの感謝もないし、もちろんねぎらいもありません。夫が風邪をひき、会社を休まなくてはいけなくなったら1番に気にするのは会社での成績や給与の事。

与えられるのは、冷えピタやおかゆではなく「ちょっとした風邪ぐらいで休むんじゃない!給料がこれ以上下がったら生活できないでしょ!」といった罵声です。

◎SNSでもグチ全開のモラハラ妻

夫の悪口は誰でも言ったことがあると思います。例えば「靴下を脱ぎっぱなしにする」「好き嫌いが多い」など、生活面での他愛もない小さな出来事も、家庭内では我慢せざるを得ないので、ママ友とのランチや立ち話で吐き出す。

これくらいは普通の家庭では当たりまえの事ですが、モラハラ妻のグチはママ友とのランチではおさまらず、TwitterやそのほかSNSなどで夫の品位を下げ、さらにそれを拡散します。

平気で嘘を言ったり書いたりして、夫を自分よりも格下の存在へと仕立て上げる技術はすさまじく、例えば「いつも彼が帰るまで夕飯を食べちゃダメ。いつ帰ってくるんだろう……」と、冷めた様子の夕飯の写真と共にコメントをアップ。

反響は当然「なにその夫!」「モラハラでしょそれ」「何時に帰ってくるか教えてくれないの!?」などの夫への批判です。実際には自分は夕飯を済ませて入浴もし、布団の中。夫は遅くまで残業。

離婚問題になったときにこういった証拠が調停離婚の材料として明るみ出ることで、モラハラ妻の正体は着実に明確化していっています。あなたもモラハラ妻になっていないか、考えてみてくださいね。

(文/namiki、ルーミス、ゆー 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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