離婚までに何年かかる?実際の離婚までの平均期間は?

ここでは、実際の離婚までにどれくらいの平均期間かかっているのかをみてみました。

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離婚までにみんなだいたいどれくらいの期間がかかっているのでしょうか。もちろん、人それぞれ、というところはありますが、どのあたりに離婚することが多いかわかっていると、気を付けられることってありますよね。ここでは、実際の離婚までにどれくらいの平均期間かかっているのかをみてみました。

 

【統計からわかる離婚までの期間は】

 

厚生労働省の「平成25年 人口動態統計月報年系概況」の同居期間別離婚件数の年次推移によれば、結婚5年未満の離婚件数が一番多いそうです。なかでも、結婚2年目で離婚するケースが最多となっています。2~5年以内が最も多いことを考えると、そのあたりに気を付けて過ごすことが大切ですね。

 

【離婚の要因になるものは?】

 

結婚して5年未満だと、まだまだ新婚ほやほやではないかなと思う人もいるでしょう。しかし、この短い結婚生活であるがゆえに離婚しやすい要因があるようです。

 

  • 子どもがいない

子どもがいることで離婚を踏みとどまる夫婦がいるのは事実です。しかし、結婚後まもなくまだ子どもがいない場合には、離婚を踏みとどまるストッパーのような存在がないため、離婚を早くに決めてしまう傾向にあります。

 

  • 結婚までのつきあっている期間が短い

付き合い始めて半年以内の夫婦にも離婚が多いようです。お互いのことをよく知らないまま結婚してしまい、性格の不一致などに気付いて離婚してしまうケースが多くあります。

 

  • 授かり婚で結婚した

授かり婚、いわゆるできちゃった婚で結婚した夫婦も離婚しやすい傾向があります。母親は生まれたときから母親なのですが、父親はすぐに父親の自覚が持てないものです。特に男性は、結婚する前に父親になる覚悟を持っていないと、より父親としての意識が持てないまま子育てに非協力的だったり子どもを育てる経済力がなかったりして、離婚になってしまうケースがあります。

 

【別居した場合の離婚までの平均期間は】

 

離婚したいのに、相手が離婚に応じないなどの理由で別居を選ぶ場合もあるでしょう。双方の意思が固まればいつでも離婚は可能なのですが、法的に離婚しやすい期間とはどれくらいなのでしょうか。

 

  • 別居してから5~10年が平均

暴力や不貞行為、あるいは夫婦関係が完全に破綻していると認められる場合は、裁判などで離婚を成立させることが可能になります。目に見えて夫婦関係が破綻していることがわからない場合は、別居が長ければ夫婦関係が破綻していると考えられることもあります。

 

ただし、妻の一方的な別居では、夫婦の同居義務違反と見なされてしまう可能性があり、裁判でも不利になることがあります。夫婦で十分に話し合ってから別居はするべきなのです。

 

  • 別居してから10~20年以上になるケースも

自分が離婚原因を作った側である場合は、離婚請求は勝手な申し出として認められません。その場合は、別居をしても10年以上はかかるとみておきましょう。

 

別居期間が長期化して婚姻期間よりも長くなることや、その間に子どもが大きくなって家を出ている、または別居の長期化により夫婦関係の修復の見込みが全くないと判断された場合には、離婚が認められるケースがあります。

 

【離婚調停をした場合の離婚までの平均期間は】

 

平成28年度の司法統計年報によれば、離婚調停を申し立てた場合の平均は、調停を申し立ててから4~5か月で約半数の人が離婚に至っています。また、約半数の人が離婚できずに、また2回目の調停を立てることになります。2回目の調停まではおよそ1ヵ月~1ヵ月半待つことになります。

 

【裁判離婚をした場合の離婚までの平均期間は】

 

調停離婚で解決しなければ裁判離婚へと進むことになります。平成29年度の司法統計によると、裁判を起こしてから第一審が終わるまでが13ヵ月、判決まで争うことになると17~18ヵ月かかるのが平均のようです。第一審に関しては高等裁判所への控訴ができるため、控訴があった場合には、その後も裁判が続きますので、2年くらいかかることもあるようです。

 

【まとめ】

 

統計などから、おおよその傾向をつかむことができましたでしょうか。平均はあくまでも平均で、離婚ひとつをとっても色々な夫婦の形があります。しかし、多くの夫婦が離婚しやすい時期や要因をつかんでおくことで、心当たりがあれば今からでも気を付けていけますし、離婚をした方も、再婚をした時には気を付けることができますね。

 

 

(文/ゆー 画像/123RF)

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