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離婚原因は病気の夫、どんな場合に離婚が求められる?

シンママStyle編集部

 

世の中には夫婦で色々な問題を抱えている人がいます。夫が病気がちで働くことができないので離婚をしたいと思う妻もいます。また高度医療が必要でこの先どうしたらいいのか不安でたまらないという妻もいます。

 

病気で寝たきりや精神的疾患で仕事ができない夫を見捨てて離婚をすることは倫理的な問題は別にして、実際離婚ができるのでしょうか? どうしても婚姻生活ができないという妻はどうすればいいのでしょうか?

 

■離婚後の夫の医療費や介護なども考える

 

精神的疾患や癌、脳の損傷などで働けなくなった夫はある意味生活をする上で重荷にはなるでしょう。例えば精神病で夫婦生活が今後続けられないとなれば離婚は認められることもあります。

 

ただし病気の深刻さ以外にも治療期間や結婚生活にどの程度影響を与えるのかなど総合的に判断して決まります。法律では「夫婦はお互いに協力して助け合う」と記されています。

 

手を尽くしてもどうしようもない、そして離婚後夫の暮らし向きが担保されなければなりません。面倒を見るのが嫌だけでは離婚は認めらない場合があります。離婚の判断はあくまで「弱者保護の原則」です。疾患原因が寝たきりや肉体的疾患の場合は離婚が求められにくいと言えます。

 

■回復の見込みがないなど条件を満たす証拠を集める

 

離婚をするためには、治療期間がどれだけ長く、妻も積極的にサポートしてきたこと、症状が改善しない(見込みがない)などが求められます。

 

  • 医師の診断書
  • 治療の経過
  • 妻が会社を休んで看病した場合の休暇申請のコピー
  • 治療期間中に書いたメモや日記など

客観的に病気の推移がわかるものが証拠になります。

 

また、夫がうつ病になり妻がパートで家計を支えてながら育児もしているケースで、子供の育児もある上に夫の面倒までは負担できないと離婚を請求した案件では、夫婦を弱者とみなし、その妻に夫を支える負担を強いることは相当ではないと離婚が認められたケースがあります。

 

さらに相手が意思表示できるかどうかもポイントになります。

 

■離婚が求められた病気・障害

 

離婚理由として求められる条件には、今後回復の見込みがない、正常な結婚生活が送れない、離婚請求者が誠心誠意配偶者の世話をしていた、離婚後の世話人や治療費負担者が決まっている場合です。

 

離婚が認められた主な病名

  • アルツハイマー病
  • 植物状態
  • アルコール・薬物中毒
  • 重度の身体障害
  • 躁鬱病
  • 痴呆症
  • 初老期精神病

 

■慰謝料などは請求できるのか?

 

一般に慰謝料は相手の浮気やDVなどで精神的損害を受けた場合に発生する権利です。しかし、今回の場合は夫もなりたくてなった病気ではないので、一方的に責任があるとは認められません。夫婦のどちらかに非がなければ、慰謝料の請求はできないと考えましょう。

 

また精神的疾患を抱えるパートナーとの離婚では、話し合いや調停ができる状態でない場合がほとんどです。その場合は裁判離婚になります。裁判離婚は1年にも及ぶ長期戦ですから、弁護士に相談することをおすすめします。

 

弁護士にはこういった精神疾患を持つ配偶者との離婚を専門とする弁護士もいます。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

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