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離婚する時、今まで掛けていた生命保険はどうなるの?

シンママStyle編集部

 

離婚の手続き自体は離婚届を出すことで成立します。けれど諸々の手続きが大変で、何から始めてよいのか分からなくなる人もいます。場合にもよりますが、役所の手続きだけでも数多くあります。そんな中、夫婦で掛けていた生命保険のことなど頭に入っていない人も少なくありません。

 

今回は、離婚時生命保険はどうすればよいのか考えていきましょう。

 

■生命保険は財産分与の対象です

 

財産分与は、婚姻中に二人で築いてきた財産を分けることを言いますね。ですから生命保険も二人で協力して支払ってきた財産とみなされます。終身保険、養老保険、個人年金保険などで、掛け捨ての場合は対象にはなりません。それでは生命保険はどのようにして分ければよいのでしょうか?

 

◆生命保険を解約して分配する

 

一番簡単な方法は、生命保険を解約し解約返戻金を分けることです。終身保険を掛けている人が多いと思いますが、この場合妻が受取人になっているケースがほとんどです。

万が一夫が亡くなった時、生活の為に妻が保険金を受け取るというケースです。でも離婚してしまうと、そのような考えは無くなりますね。妻が子供を引き取って育てる場合、養育費という形で請求します。生命保険の受取人も離婚によって妻では無くなるのですから、妻にすれば解約して分けてもらうのがベストです。

 

財産分与の対象である以上、解約をして解約返戻金を分けるというのが一般的な方法ということです。

 

◆解約せずに継続する場合

 

保険は若ければ若いほど掛け金は安いです。そして年齢と共に掛け金は高くなり、条件も悪くなっていきます。そう考えると解約なんて勿体ないと思えてきます。実際解約することで、かなりマイナスが生じることは覚悟しなければなりません。

 

それが納得いかなくて、夫が払い続けると言い張った場合はどうすればよいのでしょうか?そういう時には、離婚時の解約返戻金相当額が財産評価額の目安になります。相当額の半分を妻に支払うことで解決できる筈です。そしてその計算は弁護士や専門家に依頼するのがよいでしょう。知識がない者同士で話し合っても埒が明きませんからね。

 

■子供の学資保険はどうする?

 

子供の為に学資保険を積み立てている家庭は多いです。この保険は満期まで払わないと元本割れになってしまうことがあります。そういう事から解約せずに払い続ける人が少なくありません。そしてどちらが払うかですが、子供を引き取った母親が担っていて、

生活が苦しくなるというケースが増えています。

 

夫から養育費を貰ったとしても、子供を育てていくには教育費も掛かり、学資保険を掛ける余裕はありません。生活が困窮しているのに無理に掛けていく必要はないでしょう。

そうなると結局損をして解約に至ってしまいます。一旦解約をして条件に合う保険に入り直すというのも一つの選択肢です。

 

■まとめ

 

シンママになって頑張っている人の中には、何とかやりくりをして学資保険を払い続けている人もいます。父親からの養育費や支援制度を利用して、子供の為に頑張っています。ですが父親が亡くなってしまうということも考えておかなければなりません。生身の身体ですから、誰にでも起こり得ることですからね。

 

そうなると養育費も途絶えてしまいます。このようなことを想定して、もし父親が終身保険などを解約せずに持っているなら、受取人を子供に変更しておきましょう。離婚をする前に、しっかり話し合って手続しておくと安心です。

 

夫も、子供の将来の為なら納得してくれる筈です。離婚後なら、文書に残してもらって変更手続きを取るようにしましょう。「言った!言わない!」というケースが多いですから、必ず離婚協議書に記載するのが賢明です。「何でもお金か!」と言う人もいますが、愛があってもお金がなくては生きていけませんよね。シンママは綺麗ごとなど言ってはいられないのです。

 

 

(文/たぬこ 画像/123RF)

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