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夫のプライドと妻のプライド、離婚するかしないかの線引きは?

男女が結婚して、妻は夫に対して「なんで?」と思うことがあるし、夫も妻に「どうして?」と思うことがあるでしょう。これは、男女の考え方やプライドの性質が違うからです。最悪の場合は、お互いのプライドが離婚に発展してしまうことがあります。どういったケースがあるのか、その線引きや離婚を回避できるポイントについてみてみましょう。

◎夫のプライド

夫は妻に依存している場合も多いかもしれません。家庭内での問題はすべて自分が解決したかのように見せることがありますが、半分はプライドあるいは見栄をはってそうしているところがあるようです。妻に依存しているのに、それを隠そうとしているのが男のプライドともいえるでしょう。

周りからかっこよく思われたい、見せたいと思うのが夫のプライドです。また、フルタイムで働く夫なら、働いていることそのものや経済力がプライドを支えていることがあります。

男の本質として、本当は弱くて子どもっぽいところがあるのですが、「女性に強く見られたい」とか「主導権を握りたい」と思うところがあるようです。そのため、男っぽくあるために、これぐらい怒っても許されるだろうと甘えてしまう傾向があります。そこで、妻にいろいろと文句を言われると、自尊心が傷つけられたような気がするのではないでしょうか。

◎妻のプライド

女性は、女性に対してライバル意識が強く、負けたくないという気持ちを持つ女性も多いのではないでしょうか。職場の部下と浮気した夫を許せずに離婚した人がいます。一時は子どものために踏みとどまりましたが、女性としてのプライドが許せず離婚を選択したといいます。

女性の本質に、「愛されたい」「認められたい」と思うところがあります。愛されていないように感じると、言葉や態度でそれを確認しようとします。例えば、夕食をせっかく作ったのに夫が仕事のために帰宅が遅くて食べられなかった場合、夫は原因を説明してそれで解決したと思います。しかし、妻の方は気持ちがすっきり晴れていません。しかし、プライドが邪魔してその本心を隠してしまうことがあります。

■プライドのために離婚するケース

男には男の、女には女のプライドがあります。それを傷つけられると不満が溜まり、離婚に至るケースがあります。どんなパターンがあるのでしょうか、一部を紹介します。

◎男女の考え方の違いから離婚に発展するケース

最初は性格が好きで結婚した相手のはずが、考え方の違いから嫌いになってしまうパターンです。考え方の違いから、相手を責めたり認めなかったりすることが回数を重ねると、ついに夫婦関係に亀裂が入ってしまう可能性があります。

◎プライドの高い夫が妻に自分の考えを押し付けるケース

度を過ぎるとDVやモラハラ(モラルハラスメント)になってしまい、離婚するケースもあります。男は子どもっぽいところがあるといいますよね。しかし、子どもっぽいとはいっても、全て自分の意のままではないと暴れるような、精神的に未熟な夫の場合は、プライドが高いというよりは単純にモラハラ夫と理解してもいいでしょう。モラハラ夫に我慢する必要はありません。

◎他人の収入と比較されてプライドを傷つけられるケース

妻から、「○○さんの旦那さんは、収入が良くてうらやましいわ」とか「隣の家の方は、あなたより稼いでいるから立派な車を持っている」など、他人の収入と比較するのは、夫としてのプライドをずたずたに切り裂いているようなものです。

夫は仕事が自分の役割をほぼ占めているようなものなので、自分の役割を全否定されたような気持ちになるかもしれません。妻はこういうとき、割と冷静で正論を言っていることがあるので、言い返せず我慢の限界に達してしまうことがあります。

■プライドの高い夫のせいでの離婚を避けるためにできること

男性はよく、本質的に単純な生き物だといわれていますよね。ほめたりおだてたりすれば調子に乗り、さげすんだり否定したりすればへそを曲げます。この法則を活用すれば夫婦関係を円満に保つことができます。

◎面と向かっては夫を立てて、裏では操る気持ちでいる

うまく夫をおだてながら、裏では妻が思うように動かす、これが賢い方法です。夫の言動一つにイライラして怒りたくなることもありますよね。我慢できるところは我慢して、なるべく夫を立てるようにする努力が必要です。男はプライドが高い生き物だと理解して、最終的に自分の思う通りに動かすことができれば妻の勝ちなのです。

◎妻も同等に働く

妻が専業主婦である場合、夫は自分が働いているから、自分のおかげで生活ができている、と偉そうにすることがあります。主に家計を支えている大黒柱が自分であるというプライドです。

妻としては、主婦として母親としてのプライドがあるでしょう。自分は家事もして育児もして、あなたは仕事だけじゃない、と言いたくなりますよね。そこをぐっと我慢するか、知人などにぶちまけてストレスを発散するという方法もあるでしょう。あるいは、自分も働くという方法もあります。自分が働いてしまえば、夫はその点に関して偉そうに言えなくなるでしょう。

◎意思の疎通を図る努力を

言わなくても分かるでしょう、というのは夫婦の幻想です。言わなければ分からないのが夫婦です。男性はとくにそういうものです。はっきり言わないと分からないし、妻が期待することを口にしてくれない傾向があります。

愛情表現などがその例です。具体的にできることからどうしてほしいかを言葉にしましょう。夫婦でまじめに話し合いの場を持つことが離婚回避のステップです。

■シングルマザーは、プライドよりも自尊心を高めよう

「あの人はプライドが高い」頑張っているのに、そんな言葉をぶつけられた経験はありますか。家族のかたちも多様化しつつあるとはいえ、まだまだ世の中のひとり親家庭への理解は不十分であることを感じている方は多くいらっしゃると思います。

世間からの厳しい風当たりに負けないようにと踏ん張っていたら、気がつけば周囲から「プライドが高い」といわれるようになってしまった経験があるシンママもいるのではないでしょうか。ただ、シングルマザーとして自分に自信を持つことはとっても大切です。

ここでは、「プライドが高い」ことと「自尊心を持つ」ことの違いと、シングルマザーが自信を持つためにはどうするべきなのかをまとめました。

■「プライド」は“劣等感”から生まれ、「自尊心」は“自信”から生まれる

そもそも、プライドと自尊心の違いはなんなのかということから、お話ししてみたいと思います。日本語だと同じようなものに聞こえるかもしれませんが、英語では、プライドは”pride”、自尊心は”self-esteem”と表され、それぞれ全くニュアンスが異なる単語になっています。

イメージとしては、プライドとは劣等感や自信の無さから生じるものなので、周囲からの承認を求めようとする傾向になります。一方、自尊心とは、自分の中で確立された自信から来るものであり、自分のことを認めている状態なので精神はすでに満たされています。こう考えると、この2つは似ているどころか、正反対のものであることが分かりますよね。

◎プライドが高いとはどういう状態か

“プライドが高い”という言葉がマイナスなイメージとして使われるのは、自分を評価する物差しが常に他人に依存しているからです。自分の価値を、“周囲より優れているかどうか”で判断しがちなため、取り繕ったり、ライバルを貶めようとするような行動や言動をしてしまいがちです。この結果、周囲になかなか心を開けなくなってしまうだけでなく、実は自分自身も成長できていません。

シングルマザーの場合でいうと、例えば、“両親がいる家庭より幸せになりたい!”と考えてすぎると、この状態に陥ってしまう場合があります。そもそもこの考え方は、ひとり親世帯が両親のいる家庭に比べて不幸という先入観がありませんか?

両親のいる家庭を基準にして幸福度をものさしで測ろうとすると、かえって子どもに母子家庭であることへの劣等感を植え付けてしまう可能性があります。確かに、金銭面などでシングルマザーは厳しい面は多いですが、ひとり親も立派な家族のかたち。他の家庭と比べるよりも、自分と子どもにとっての幸せを追求することが大切です。

■自尊心を高めるためにはどうしたらいいのか

自尊心を高めるためには、自信を持つことが大切。ほかの人と比べるのではなく、まずは自分自身と徹底的に向き合う必要があります。例えば、「自分はどんな家庭を幸せだと考えるのか」「自分が子どものときどんな家庭ならいいなと思ったか」「子どもはどんな幸せを望んでいるのか」…そんなことをひとつひとつじっくり考えてみましょう。

もしも、幸せな家庭のイメージとして「両親が揃っている家庭」を思い浮かべる方は、ここからさらに、なぜそう思うのかを突き詰めて考えることが重要です。「なぜ両親が揃っている家庭が幸せなのか」の答えとして、例えば「休みの日にみんなで遠出して遊べるから」と言う答えが出てきた場合は、今、自分がどうしたら子どもと遠出できるかを考えるようにしましょう。「家事と仕事の分担ができるから」という答えの場合は、家事と仕事を両立するための効率化を考える方が生産性があります。

自尊心を高めるためには、無いものを羨むよりも、今自分が与えられているカードのなかでどう戦うのかをとことん考え、それを実行に移してクリアしていくことが大切です。

(文/ゆー、こまち、ルーミス 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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