離婚には同意書が必要?離婚時、相手の合意が得られない場合

離婚する際、どちらか一方が離婚の話を切り出し、そこから話し合いが始まるこというのが一般的な流れだと思います。その際、こちらが離婚したいと切り出しても、相手が離婚に同意しない場合離婚できないのでしょうか?離婚には同意書が必要なのでしょうか?

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離婚する際、どちらか一方が離婚の話を切り出し、そこから話し合いが始まるこというのが一般的な流れだと思います。その際、こちらが離婚したいと切り出しても、相手が離婚に同意しない場合離婚できないのでしょうか?離婚には同意書が必要なのでしょうか?

 

今回はそんな、相手が離婚に同意しない場合の離婚の仕方について紹介します。

 

〇離婚には同意書が必要?

 

そもそも離婚には同意書が必要なのでしょうか?結論から言うと、離婚時には同意書は必要ありません。

 

同意・・・相手の考えや意見に賛成すること。

合意・・・互いの意思が合致すること。

 

つまり同意は一方が出した意見に賛成することで、合意は、双方で意見を出して、それが合致することを言います。

 

離婚の際は、離婚を切り出したのが一方であっても、基本的には夫婦双方で話し合いをした結果離婚に至ったとみなしますので、離婚の場合、同意ではなく合意という言葉を用いることが一般的です。

 

ただし、離婚は必ずしも話し合いで決定するものではなく、また、相手の合意が得られなければ離婚できないというわけではありません。話し合っても決まらない場合に離婚調停を申し立てすることができます。

 

調停離婚の流れを簡単に紹介します。

 

〇調停離婚の流れ

 

  • 離婚調停申立

調停はどちらかが申立てをします。気を付ける点は、離婚調停は、相手方の住所地の家庭裁判所に申し立てをしなければいけないことです。

 

▼離婚調停に必要なもの

・夫婦関係調整調停申立書(離婚調停は正式には夫婦関係調整調停を言います。)

・申立人の戸籍謄本

・申立人の印鑑

・相手の戸籍謄本

・収入印紙(1200円分)

・切手(裁判所によって金額は異なります。)

・年金分割のための情報通知書(年金事務所や年金相談センターで請求します。)

※年金分割のための情報通知書は年金分割が該当する場合。

 

  • 呼び出し

裁判所から期日通知書が届き呼び出しがあります。期日通知書には調停の注意事項も書いてありますので見落とさないようにしましょう。調停期日にも忘れずに持参してください。

 

  • 離婚調停(夫婦関係調整調停)

実際に裁判所に出向いて話合いをします。話合いと言っても、調停室には夫婦別々に順番で入るので、直接顔を合わせずに話を進めることになります。通常1回の話し合いで離婚が成立することは少なく、1~3回ほど話し合います。次の呼び出しまでは1か月ほど間が空きます。

 

▼当日持参する物

・期日通知書

・印鑑

・身分証明書(顔写真付き)

 

  • 離婚が決定・調停取り下げ・離婚裁判

話し合いで離婚が成立すれば調停調書を裁判所から受け取り、離婚届と一緒に市役所に提出することで、正式に離婚が決定します。調停で離婚が成立してから10日以内に離婚届を提出しなければいけないので注意が必要です。

 

話し合いが決まらない場合、調停を取り消して不成立に終わるか、それでも離婚をしたいと希望する場合は、裁判を起こし、再度話し合いの場を設けることになります。

 

☆まとめ☆

 

離婚方法によってたどる手順は違いますが、最終的には、夫婦間で話し合った結果として、夫婦双方の合意のもと、離婚は成立します。

 

ただし、相手からの暴力がある、子どもに対して虐待があるなど、法律上離婚が必要と認められれば一方の訴えでも離婚が成立するという場合もありますので、離婚を強く希望している方は諦めずに専門家に相談することをオススメします。

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

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