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義両親からのパワハラを理由に離婚できる? 離婚後、義両親との付き合い方は?

シンママStyle編集部

「嫁姑問題」という言葉をよく耳にするように、夫の両親との関係がうまくいかずにストレスを抱えているケースは、昔から珍しいものではありませんでした。

とくに、一昔前は「結婚=嫁入り」というイメージが強く、義両親との接触の機会も多かったようです。最近は、そのような考え方は古くなりつつあり、義両親と適度な距離感を保って良好な関係を築けるようになった人も増えています。

そうはいっても地域の風習やその人自身の考え方により、いまだに息子夫婦の家庭に行き過ぎた干渉をし、パワハラと取られかねない義両親もいるようです。こんな生活がいつまでも続くのかと思うと、いっそのこと離婚して相手家族と縁を切りたいと思ってしまいますよね。

今回は、義両親からのパワハラでよくあるケースをまとめるとともに、パワハラが離婚原因になるかどうかについてまとめました。また、離婚後、義両親とどのように付き合っていくべきかなどについてもまとめました。

■縁を切りたい…義両親からのパワハラを理由に離婚できる?

◎義両親からのパワハラ事例①:妻の個人的なことにまで口出ししてくる

親が子離れできていない場合や、孫が生まれたときに多く見られる事例ですが、義両親が嫁の個人的なことに細かく口を出してくる場合があります。こちらがありがたく受け取れる範囲のことならまだしも、それが子育ての方針や妻の仕事、家事の仕方、さらには生活習慣などにまで及ぶと、まるで一挙手一投足を監視されているような気持ちになりかねません。

家族の一員と思っているが故なのか、部外者だと思っている故の行動なのか分かりませんが、妻にとって義両親は気を使う相手であり、こうした口出しには反論しづらいもの。一緒に暮らしているならなおさら耐え難いストレスとなります。

◎義両親からのパワハラ事例②:夫婦関係に介入してくる

「最近息子が痩せた気がするんだけどちゃんとご飯作ってるの?」「お金はどうやって管理しているの?」など、夫婦二人のことなのに何かと干渉しようとしてくる義両親も、嫁にとっては大きなストレスです。

ただでさえ二人のことを詮索されるのはいい気持ちはしません。義両親にとっては悪気がなくとも自分の子どもを贔屓しがち。どうしても夫側に立った発言をしてしまう人が多いようです。こちらが言い返せないのをいいことに、夫の援護射撃を受け続けるのもつらいものがあります。

◎義両親からのパワハラ事例③:嫌味をぶつけてくる

しょっちゅう電話をかけてきたり、家に上がり込んできては妻に対して暴言や嫌味を浴びせる義両親はとくに困りものです。

わざわざ言わなくてもいい嫌味な一言をさらりと会話に潜り込ませてきたり、他の人が見ている前で嫁を貶めるような発言をする“嫁いびり”をする人もいるようです。その場で言い返せたら少しは楽ですが、我慢して飲み込み続けているときっと限界がきます。

■離婚原因となるかどうかのカギは夫との関係性

現在のところ、「義両親の不仲」は離婚事由の法的根拠とは認められません。夫と離婚の合意ができなかった場合、調停や裁判に進むことになりますが、義両親との関係性を理由にした離婚はできないのが現状です。

ただし、義両親のパワハラを知っていながら夫が何もしてくれなかった場合や、両親に加担して精神的苦痛を与えてきたことが原因で夫との関係が破綻した場合は、法定離婚事由の一つ「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当すると認められる可能性があります。

調停や裁判の際は、あくまでも両親からのパワハラについてではなく、夫との関係が修復不可能な状態であることに重きを置いて主張することが大切です。

■離婚の際に気になる、義両親との関わり方

上記のように、義両親が原因で離婚するわけではなくても、離婚する際に気になることの一つが義両親とどう関わるかという問題ではないでしょうか。夫婦二人の問題だけではなく、離婚は子どもや親など親戚関係にも影響が及びます。実際に、離婚にあたって義両親との関わりで頭を悩ますことにはどんなことがあるのでしょうか。

◎義両親が離婚問題に口を出してくる

離婚するかもしれないと分かった段階で、止めに入りたいと思う親もいるかもしれません。もし離婚をしたら、孫にもこれまで通り自由に会えなくなるかもしれないと考えると、心穏やかでは過ごせないというのが義両親の心境かもしれません。

しかし、離婚の原因が夫婦どちらにあるとしても、義両親の意見に従う必要はありません。本来、いろいろとわきまえている人であれば、夫婦の問題に口出ししてくることはないはずです。というのも、親が間に入ることで、事態が余計にややこしくなるからです。

離婚で話し合いを進めている最中などに、義両親が口出しをしてくる場合には、「これは夫婦二人の問題だから、口出ししないでほしい」ということをはっきり夫から伝えてもらうようにした方がうまくいくでしょう。

◎義両親に離婚の相談をするべきかどうか

離婚するかどうか悩んでいる段階では、自分の親に相談することはよくあるかもしれません。親はなんといっても自分の子どもが大切。そのため、義両親に離婚について相談しても、息子をかばおうとして非難をしてくる可能性が高いかもしれません。

しかし、離婚原因が息子にあって、たとえば浮気やギャンブルなどで悩んでいて離婚しかないか悩んでいるという相談なら聞いてくれる可能性もあります。

■離婚するときに義両親への挨拶は? シングルマザーになる前に考えておくこと

結婚前に両方の両親に挨拶に行ったことがある人は多いでしょう。しかし、離婚の場合にはどうしたらいいか、迷ってしまいますよね。そこで、離婚の際に義両親への挨拶をする場合に気を付けておくことも含めて考えてみました。

◇義両親への挨拶をするメリット

義両親には言いづらい、何か嫌なことを言われるのではないか、という不安がありますよね。まして、他人になるので余計に気遣いが増すというもの。しかし、義両親へ離婚の挨拶をするメリットはあります。そのメリットをお伝えします。

◎気持ちに区切りがつく

挨拶をするべきかしないべきか、悩むくらいなら挨拶に行った方がいいかもしれません。挨拶に行くことで、ひとつ自分の中で気持ちの区切りがつきます。会うか会わないかということに悶々と悩むくらいなら、いっそ会ってしまった方がスッキリしますよね。

◎子どものことをお願いできる

離婚することで戸籍上は他人となってしまう相手でも、子どもにとっては大切な祖父母です。それは、義両親にとっても同様でしょう。挨拶に行ったときに、子どものことはこれからもお願いしますと言うことで、祖父母も子どもに関わりやすくなるでしょう。

そして、ママにとっても、祖父母と孫の縁を切らずに済むことで安心できるかもしれません。

◎礼儀を尽くせる

非難を受けることがあるかもしれませんが、きちっと挨拶をすることで、これまでお世話になったお礼を伝えることもできます。また、離婚についてはおそらく夫の言い分しか聞いていないことが想定される場合でも、多少は誤解を解くことができるかもしれません。

◇義両親への挨拶をするデメリット

義両親は自分の両親ではありませんし、当然立場も違います。会うことによって嫌な気持ちになることがあります。デメリットも知っておくことで、挨拶に行く場合にはある程度の覚悟ができますよね。

◎非難される

義両親からしたら、息子の言い分しか聞いていないこともありますし、やはり親として自分の子どもの肩を持ちたくなってしまうものです。そこで、会うことによって、一方的に非難されたり厳しいことを言われたりすることがあります。

◎離婚を思いとどまるように説得される

どの親でも、自分の子どもには離婚して苦労してほしくないと思っているものです。そこで、離婚前に会いに行ってしまうと、離婚をやめるように説得される可能性があります。

◇義両親に離婚の挨拶をするときのポイント

◎なるべく二人で挨拶に行く

どうしても都合がつかないとか、もう会いたくないとかいう場合を除き、なるべく夫婦そろったかたちで挨拶に行きましょう。離婚は一人で決めたものではなく、二人で決めたものであるはずです(死別を除く)。二人でよく話し合って、お互いの幸せを考えて離婚に踏み切ったことを話せば、多少なりとも理解して受け入れてもらえる可能性が高くなります。

◎対面か電話、メールかの挨拶方法を決めておく

高齢者であるほど、大事なことを手紙や電話で報告すると、「どうしてこんな大切なことを手紙や電話でよこすんだ!」と腹を立ててしまうかもしれません。どうしても都合がつかず、手紙や電話での挨拶となる場合には、「本来ならお会いしてお話するべきことなのですが、どうしても都合がつかず申し訳ありません」などの前置きが必要になります。

また、これはどれほどの頻度で会っているか、義両親との相性なども考慮して決めるといいでしょう。それほど会わないし、仲良くもしていないから会ってまで話をしたくないと思えば、手紙や電話のほうが無難かもしれません。

◎両親と義両親を会わせない

結婚のときに両家顔合わせも兼ねて食事会を開いた方もいると思います。しかし、離婚はお祝いことではありません。離婚の挨拶にあたって、両家の親が顔合わせをすることはプラスにはならず、かえって溝を深めるだけなので、やめておきましょう。

■離婚後は義両親へ年賀状を出すべきか? 子どもの成長は伝えたい!?

さて、いざ無事に離婚して初めての年末年始を迎えたとします。今まで出していた義両親への年賀状…きっと悩まれると思います。ここでは、離婚後義両親への年賀状はどうすればいいかみていきましょう。

◎険悪な状況でなければ孫の成長を年賀状で知らせるのも一つの手段!

離婚したときに、義両親との関係性が険悪でなければ年賀状で孫の成長を伝えるのもいい方法かもしれません。もちろん、おじいちゃんやおばあちゃんにとって、孫は唯一無二の存在であり離婚しても成長が気になるものです。

ですから、年賀状を通じて孫の成長を知らせてあげるのが親切だと思います。また、孫と義両親との関係が良好であれば、なおさら年賀状を出しておくべきかもしれません。そして、子どもが大きくなれば直接年賀状のやり取りをさせてみるのも、いい関係性を続ける秘訣です。

◎もし再婚を視野に入れてお付き合いしている人がいるのであれば出さなくてもいい?

離婚したときは、絶対に再婚などしないと心に決めていても、結婚したいと思える相手が現れることもあります。そして、関係性が上手くいって再婚した場合には、年賀状を差し控えてもいいと思います。

なぜなら、名字も変わりますし再婚相手にも、義両親が存在する可能性が高いからです。そうなった場合には、孫を通じていい相手ができたということだけを知らせておくのもいいかもしれません。

◎離婚後の年賀状で自分の気持ちを書くのは失礼!?

離婚後の年賀状で、義両親に対し、お世話になりましたという趣旨の内容を送ることは、よく思ってくれない可能性があります。もし、離婚後にお世話になった気持ちを会わずに伝えたいのであれば、手紙で示すほうがいいでしょう。この手紙も、あまり日が経ってしまうと、逆に失礼にあたることもありますから、日があまり経たないうちに出すといいですよ。

また、年賀状を出し続けたいというのであれば、離婚した経緯には触れずに出したほうが無難です。やはり、子どもの写真などを年賀状として出すことが、義両親にとっては何よりもうれしいでしょう。

今回は、義両親が原因で離婚に至る場合や、離婚後の義両親との付き合い方についてまとめてみました。これから離婚する方の参考になれば幸いです。

(文/こまち、ゆー、まゆまゆ 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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