• HOME
  • ライフスタイル
  • 育児ノイローゼから離婚の危機に!?離婚をしないためにできること

育児ノイローゼから離婚の危機に!?離婚をしないためにできること

育児ノイローゼになる原因や対処法のほか、育児ノイローゼになってしまった時に離婚にならないためにできることをご紹介します。

タグ: ,

 

育児は大変な時も多く、ストレスがたまりがちです。疲労や不満がたまり、ひどくなると、育児ノイローゼになることもあります。妻の育児ノイローゼが原因で離婚の危機を迎えてしまう夫婦もいます。しかし、育児ノイローゼによる離婚は、夫や家族など周りの理解や協力によって回避できる可能性があります。

 

育児ノイローゼになる原因や対処法のほか、育児ノイローゼになってしまった時に離婚にならないためにできることをご紹介します。

 

【育児ノイローゼとは】

 

「ノイローゼ」とは、ドイツ語で神経症という意味です。精神的な症状ですが、ひどくなると身体的な不調として現れることがあります。ただ、神経症の中でも、育児ノイローゼは、育児によって発症するものです。産後のホルモンバランスの乱れで起こる産後うつとは分けて考えた方が良いでしょう。

 

育児ノイローゼの特徴としては、

  • 子どもがかわいいと思えない
  • 突然涙が出てきて止まらない
  • やる気が起きず、何にも興味が持てない
  • 家にこもりきってしまい、外に出たくなくなる
  • 自分だけ頑張っている気がする
  • 悲観的になりがちになる
  • 食欲がわかない、または食べ過ぎる
  • 不眠になる

といった症状として現れることが多いです。ひどくなると、気持ちを抑えることが難しくなり、子どもに手をあげてしまうことも無いとは言えません。

 

【育児ノイローゼになりやすい原因とは】

 

待ちに待った赤ちゃん、楽しみにしていた子育て、どのお母さんもみんな子どもへの愛情はあるはずです。ところが、育児はなかなか思った通りにはいかないものです。家事もはかどらないし、睡眠不足でストレスもたまりやすくなります。イライラすることも増えてしまい、そんな自分に落ち込んでしまう人もいます。だれしも、そういう状態が長く続けば育児ノイローゼになる可能性があるのです。

 

特に、育児ノイローゼになりやすい人の特徴があります。

  • 一人で家事や育児の全てをこなそうとしている
  • やり遂げたことよりもできていないことにあれこれと気持ちがいってしまう
  • 子どもの祖父母など周りに頼れる人がいない
  • 完璧主義者である

 

また、環境的な要因もいくつかあります。

 

  • 夫が協力してくれない、または育児不足

現代は核家族化が進み、ますます母子が孤立しやすい状況にあります。最も身近にいる子どもの父親でもある夫が家事や育児に協力をしない、または育児をちゃんとしてくれないと感じた時に、ストレスを感じやすくなります。

 

  • 周りに夫以外の協力者がいない

子どもの祖父母などが近くにいなくて、一日をほぼ全て自分一人でこなさなきゃいけないと感じながら育児をしていると、それが精神的にも負担になってくることがあります。

 

最近では、「イクメン」などの言葉にあるように、夫が子育てをして当たり前とする時代になりつつあるので、夫が育児下手だったり育児に協力的でなかったりすると、ますますストレスもたまりやすい傾向にあります。

 

【育児ノイローゼになった時の対処法】

 

できれば、ノイローゼかもしれないと気付いたらすぐに対処することが大切です。早めの対処が早くノイローゼから脱出できるカギです。では、どんなことから始めると良いでしょうか。

 

〈対処法1〉頼れるものは全て頼る

 

育児は母親がするものと思ってはいませんか。子どもは周りの人に支えてもらいながら一人前に成長するのです。きっとストレスをたくさん抱えているお母さんは、自分一人で何とかしなければならないと必死に頑張っているのでしょう。しかし、それではお母さん自身が体調を崩してしまいます。

 

そうならないように、夫にまずは助けてもらいましょう。あまり積極的ではない夫であれば、話し合いの時間を無理にでも作って夫婦でよく話し合い、協力するよう促しましょう。

 

そして、子どもの祖父母にも話をきいてもらい、今つらいことや助けてほしいことをしっかりと伝えましょう。子育て支援センターなどでもサポートはありますので、積極的に活用すると良いですね。

 

〈対処法2〉リフレッシュする時間を作る

 

一日、夫や祖父母、支援センターなどに子どもを預けてお母さんが一人で過ごす時間を作ってみましょう。最近は保育園に子どもを早くから預ける人も増えてきて、家族以外の誰かに子どもを預ける人が多くなってきています。家族に預けるのが一番楽ではありますが、支援センターなどでもリフレッシュのため、という理由でも快く一時預かりを受け入れてくれるところが普通になってきました。

 

【育児ノイローゼによる離婚をさけるために今からできること】

 

育児ノイローゼによる離婚は、ストレスから暴力や暴言を夫にぶつけたり、一時的ではなく日常的に子どもに手をあげてしまったりしたことで起こることが多いです。

 

まずは、育児ノイローゼになる前に対処できると良いですが、なってしまってからでも以下のことを意識して実践してみましょう。

 

〈今からできること1〉夫に育児ノイローゼの理解をもってもらう

 

妻が思うよりも夫は育児に楽観的であることがほとんどです。子どもと二人きりになることで精神的につらくなることもあるということを話す機会を持ちましょう。育児の大変さを身に染みて実感してもらうことはなかなか難しいですが、話すことで育児に協力してくれることが増えたなら、少しずつ精神的な負担が軽くなっていくでしょう。

 

〈今からできること2〉実家にいったん帰ってみる

ことの深刻さを夫に理解させるためもありますが、それだけではありません。もし、離婚を考えている場合でも、一度実家で親に甘えて子どもの世話もしてもらっているうちに、冷静になって考えることができるからです。また、実家でゆっくりすることで、心身ともにリフレッシュができます。

 

〈今からできること〉精神科や心療内科で相談する

ストレスや症状がひどい場合や辛くてどうしようもない場合は、思い切って専門家に苦しい胸のうちを打ち明けましょう。第三者だからこそ、親身にかつ客観的な意見を言ってもらえるので、気持ちが落ち着くこともあるでしょう。

 

【まとめ】

 

現在の社会は、ライフスタイルの変化や核家族化によって、ストレスを発散する機会が少なくなっています。特に産後2~3年は夫の無理解や非協力的な態度、また女性側のホルモンバランスの乱れなどで産後うつや育児ノイローゼになりやすいと言われています。

 

育児ノイローゼは神経症ですが、治るものです。だからこそ、離婚するのはもったいないというか残念です。親などの家族以外にも、行政の子育て支援を積極的に活用し、お母さん自身が気分転換できる場所を見つけておきましょう。頼れるものは積極的に活用し、子育ての大変さを打ち明けることができる相手を持つことが解決の糸口です。

 

 

(文/ゆー 画像/123RF)

 

 

タグ: ,