離婚問題が長引くとどうなる?

長引く離婚問題は様々な影響を及ぼします。では早期に解決するにはどうすればいいのでしょうか? 弁護士が教える効果的な対処方法をご紹介します。

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離婚は長引けばそれだけ精神的にも辛くなります。できれば早く解決したいのですが、財産分与や親権問題などいくつものハードルが立ちはだかります。

 

長引く離婚問題は様々な影響を及ぼします。では早期に解決するにはどうすればいいのでしょうか? 弁護士が教える効果的な対処方法をご紹介します。

 

<離婚が長引くとどうなるのか?>

 

  1. 相手が離婚したくない場合

 

一方的に離婚を切り出されて相手がすんなり応じてくれればいいのですが、絶対に別れたくない、一方的に離婚すると言われても納得できないなどの事態になると離婚まで遠い道のりになることもあります。

 

しかしながら既に別居しており夫婦として5年近く生活を共にしていない場合は、裁判離婚で離婚したい方に良い審判が下る確率が高くなります。

 

この段階で協議に応じても有利な離婚条件を提示できない可能性もあります。つまり、初期の段階ならば女性の場合、慰謝料や財産分与、養育費など上乗せもできたかもしれません。

 

離婚を長引かせないためにも早めに補償問題で折り合いをつけて、新しい人生を歩む方法も考えてはどうでしょうか?

 

  1. 慰謝料などが高額なため折り合わない

 

これは実際にあったケースで、夫が浮気をして、しかもその相手が妻の友人でした。日頃から家族ぐるみで付き合っており、仲の良い友達だったのです。妻は浮気を知り、夫に離婚を迫りました。しかし、夫は離婚に応じようとしません。理由は1回だけの遊びだったからと言うのです。

 

そこで弁護士と相談の上、夫と浮気相手双方に慰謝料を請求したのですが、夫の方が収入が少ないため到底払えないと言うことで交渉になりました。妻はすでに夫への信頼を失っており、結局夫への慰謝料を減額することで早期離婚にこぎつけました。

 

このように長引く離婚問題を早期に解決する方法として、離婚条件を見直すのもありなのです。時間が長引けば精神的にも辛いですし、それだけ新しい出発ができないことだってあります。

 

  1. 家庭裁判所の調停、裁判になると年単位になるかも

 

調停や裁判になるとか解決までに時間がかかります。調停は通常月一回で行われますから、半年なんかあっという間です。また、離婚裁判になれば1年以上は当たり前です。

 

時間がかかれば弁護士費用もかさみます。こうした離婚調停、裁判を通して当事者が精神的に不安定になるケースも実際にあります。

 

離婚後は女性の場合だと、子供がいればシングルマザーとして家計を自ら背負っていかなければなりません。心身の健康は何よりも大切です。辛い時間は短い方が次のステップを踏み出すのも楽になるのです。

 

  1. 子供への影響

 

親の離婚は子供にも影響を及ぼします。親の争いが長引けば、子供の前で辛そうな顔をしたり、ため息をついたりするでしょう。そうした親の姿を子供は敏感ですから感じ取ります。

 

親が精神的に不安定になれば、子供だって幼稚園や小学校でも暗い表情になりがちです。このように離婚が長引けば子供も親の争いに巻き込んでしまうことになりかねないのです。

 

子供のためにも新しい出発を早くできるよう努力しなければなりません。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

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