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相手が合意してくれない為、離婚出来ない
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離婚ができない理由として、自らの問題を中心に考えていきましたが、今回は、自分は離婚したいのに、相手が応じてくれないケースを考えていきましょう。この問題で悩んでいる人は多く、解決策を探っていく必要がありそうですね。
■相手が離婚を拒否する理由とは?
例えば離婚をしたくない理由を幾つか挙げてみましょう。
◆世間体を考えて
離婚するのはみっともないという観念から、絶対離婚したくないという場合
◆自分には離婚理由が分からない
何故離婚を要求されているのか見当がつかないというケースで、妻の突然の離婚宣言に戸惑う夫が多いです。
◆相手の思い通りにさせたくない
これは意地のようなものがあって、相手を自由にすることが自分自身許せない場合です。
◆相手の再婚が許せない
男女間の問題であれば、離婚によって相手が再婚するのは絶対許したくない場合
◆子供を思ってのこと
子供に愛情があり、先の事を考えると踏み切れなというケースです。
◆説得すればやり直せるかもしれない
離婚理由が分からないこともあり、話合いでやり直せると思っている場合
◆自分の人生を否定されたくない
これも世間体が関係しているかもしれませんが、離婚によって人生全てを否定されたような気持になるケースです。
◆離婚の理由自体が理解できない
こんなことで離婚が成立するなんて理解できない場合
■離婚を拒否する大きな理由とは?
上記で離婚を拒否する理由を色々述べましたが、やはり拒否の大きな理由として、離婚条件にあるのではないでしょうか?
子供がいる場合はより深刻で、子供への愛情があればあるほど親権問題は難しいです。生活力が夫にあったとしても、子供を手放したくない母親はシンママになる決断をします。けれど父親が拒否すると、どうしても生活力のある方が優位になります。
このような事からも、離婚は簡単には成立するものではありません。
■離婚を拒否する相手を説得するには?
◆じっくり時間をかけて意志が変わらない事を伝える
これは根気がいるでしょうが、相手に思いを分かって貰うのが一番です。離婚したいという意志は決して変わらないのだということを強調しなければなりません。特に男性は、女性が思い続けていることに関しては鈍感です。些細な事のように捉えているからです。そのギャップが離婚の理由にもなり得ることが理解できないのでしょう。
本当は、「そんなに深刻だったのだ」ということを知って貰う必要があります。説得は難しいので、常に冷静に話さなければなりません。
◆離婚調停を申し立て、調停委員に説得して貰う
まず調停委員には包み隠さず真意を話し、共感して貰うのが大事です。調停委員も人ですから、なるほど!と思えることには共感し、力になってくれます。経験豊富な人達ですから、相手に離婚を同意するように上手く働きかけていきます。
また離婚を拒否し続けても、裁判によって離婚せざるを得なくなる場合もあるというのが伝わるでしょう。二人で話し合っていると感情的になる恐れがありますから、調停委員の説得の方が有益となるでしょう。
それでも埒が明かない時は、最終的に離婚裁判をするしかありません。証拠がある場合は提出し、立証していくことが必須となるでしょう。
裁判沙汰にはしたくはないと、どちらも思っていても、前に進むには致し方ありません。そして専門家に任せる前に、自分自身が知識を得て、準備を怠らないことです。
■まとめ
離婚をしたいと相手から言われた場合、「寝耳に水」ということがよくあるようです。そういうケースでは、言われた方は、離婚を断固拒否するという気持ちに陥るのだとか・・・。相手の思い通りにさせるものか!という意地が出てくるからです。
人は、腑に落ちないことには寛容になれませんね。けれどそれは主観的であって、客観的に自分を見つめれば、相手に離婚を決断させる何かがあったのかもしれません。その何かを見抜くことは大変でしょうが、常に相手を思いやる気持ちが重要だと感じます。
(文/たぬこ 画像/123RF)
カテゴリ:ライフスタイル
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