離婚後の妻の戸籍は?戸籍は自分でも作ることができる!

離婚後の妻の戸籍。もちろん、元の戸籍(親の戸籍)に戻るんでしょう?いえいえ、姓の変更の有無により、戸籍の在処も変わります。離婚後旧姓に戻るとき。婚姻中の姓のままでいるとき。ケースによって戸籍も違ってきます。一体どのように違ってくるのか?手続きは難しいの?詳しく見て行きましょう。

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本人確認や身分の証明など、至るシーンで戸籍は肝心。ですが離婚したらその戸籍はどうなるのでしょうか?

 

結婚と同時に彼の戸籍に入った私たち。離婚後は親の戸籍に入るしかないのでしょうか?それとも…? ここでは離婚後の妻の戸籍についてご紹介します。

 

■旧姓に戻るためには親の戸籍に入らなくてはならない?

 

婚姻中、夫婦別姓の選択をしていなければ、元夫の姓でしたよね。それを離婚と同時に旧姓に戻したいと思った場合。

 

この時に「親の戸籍に戻らなくてはならない」と思い込んでいる方も多いようですが、実際にはほかにも選択肢があります。それは離婚後「自分が戸籍をつくる」ということ。

 

何も特別難しい手続きも必要なく、離婚届けの【婚姻前の氏にもどる者の本籍】の欄にある【妻は新しい戸籍を作る】というところにチェックを入れ、戸籍にしたい住所を記載するだけ。これによって、あなた自身が筆頭者となるというわけです。

 

■離婚後も姓を変えない場合の妻の戸籍は?

 

職場や保育園・小学校などでトラブルを防ぎたい。または離婚したけど色々分け合っての離婚で、彼の姓を名乗っていたい心境である。色々訳あって旧姓に戻らないことを「婚氏続称」といいます。

 

こんなとき、妻の戸籍はどうなるのでしょうか? 離婚とは婚姻関係の解消ですから、元夫の戸籍から外れることは免れません。

 

でも彼の姓を名乗りたい。そんな場合は親の戸籍には戻れず、自分の戸籍を作ることになります。

 

手続きはそれほど難しいものではなく、離婚届の【婚姻前の氏にもどる者の本籍】の欄を空欄にし、【離婚の際に称していた氏を称する届】といった書面を、住所地の役所に提出するだけで手続き完了。

 

注意したいのが、離婚届けを出してから3か月以内に提出しなくてはならないという規定があること。あらかじめ準備して、離婚届と同時に出せるようにしておくほうが効率的ですね。

 

■筆頭者になったら元の戸籍には戻れない

 

ちなみに、自分の戸籍を作ったら元の戸籍(親の戸籍)に戻ることができません。

 

理由は、自分の意志で筆頭者になることを選んだということ。そして旧姓に戻っても婚氏続称でも、民法上の氏は婚姻前の旧姓と変わらないため、民法上同じ氏の戸籍に入籍するという規定がないこと。そして、在籍する戸籍が違っても両親との血縁関係に変わりがないとこが原因です。親族との相互の権利義務(不要・相続など)は、戸籍が別でも発生します。

 

☆まとめ

 

離婚後に旧姓に戻ろうか、相手の姓を名乗ろうかと選択肢があった場合は、その後の戸籍に関する知識が必要になってきますね。

 

まあこう言っては身もフタもありませんが、戸籍なんて他人に見せるものでもないし、役所関連の書面でしかお目にかからないもの。生活に何ら支障のないものですが、壮年で気質が昔気質の方々にとっては、戸籍・本籍の在処がパーソナルステータスとして非常に重要だったりします。

 

もしもお父さん・お母さんたちが離婚後の戸籍について知りたがり、あなたが自分が筆頭者になることを選んでいた場合は、手続き前にきちんと相談してあげておいた方が、親孝行かもしれません。

 

 

(文/namiki 画像/123RF)

 

 

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