離婚を決断しても、できるかどうかはケースバイケースです

今回は、離婚をしたいと思った時、直ぐにできるかどうかを探ってみましょう。

タグ: ,

 

離婚をしようと思っても、相手が応じてくれなければ成立はしません。それでも離婚したい場合はどうすればよいのでしょうか?また一方的に離婚を望んでも、自分に非がある場合も、離婚をするのは困難になってきます。

 

今回は、離婚をしたいと思った時、直ぐにできるかどうかを探ってみましょう。

 

■離婚が認められる5つの理由

 

どうしても離婚を認めて欲しい場合、裁判所の判決によって承認して貰うことが可能です。その際5つの理由が定められています。

 

  1. 浮気、不倫
  2. 悪意の遺棄
  3. 3年以上の生死不明
  4. 配偶者が強度の精神病で回復の見込みがないこと
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由

 

上記の5項目に当てはまる場合は、裁判所で離婚を承認して貰うことができます。少しでも離婚の知識を得ようとした人は、何度か目にしたことがある筈です。ではこの5つに当てはまっていなければ、離婚は難しいのでしょうか?それは5番目の項目に救いがあるように思えます。この範囲は広くて、実際裁判所が認める中でも一番多いケースが「婚姻を継続し難い重大な理由」となっています。

 

ではどのようなケースだと離婚を承認して貰えるのでしょうか?少し例を挙げてみましょう。

 

◆夫の暴力(DV)

これは特に問題になっている事由で、対処が遅れると事件にまで発展します。夫婦間の喧嘩はありがちなことですが、度が過ぎる行為、つまり暴力によって怪我をさせられたりするのは、離婚原因として認められるケースです。多くのケースでは、物を壊す行為がエスカレートして、次第に暴力を振るうようになってきます。

 

そして命の危険を感じるような状態になり、恐ろしい事件に繋がっていったりします。この場合は、証拠の診断書などを残し、公的機関に速やかに相談することです。

 

◆ギャンブル依存

これは夫だけでなく妻にも言えることですが、ギャンブル癖があって借金を繰り返す場合も離婚事由になります。のめり込んで長期間生活費を入れない夫も結構いて、扶養義務を怠っているということになります。

 

婚姻関係も継続しがたくなりますし、次第に喧嘩も増えDVに繋がる恐れがあります。

 

◆家事や育児などへの協力心がない

共働きが当たり前の時代なのに、家事や育児を一切手伝わない場合も当てはまります。余り重要なことではないと思われがちですが、婚姻関係を維持していく上で大事な事柄です。お互い仕事を持っているのですから、協力するのは不可欠です。

 

思いやりの気持ちを持って生活をしていかなければ、結婚生活は破綻します。

 

◆宗教などにハマる

信仰は自由だと言っても、家庭生活に支障がでるほどのめり込むのも離婚原因となります。つまり家事や育児をおろそかにすることによって、生活が成り立たなくなるケースです。配偶者の反対を押し切って活動する人も少なくなく、最近増加する傾向にあります。お互いの理解があってこそ、信仰の自由は認められるのでしょう。

 

◆嫁姑問題

夫婦間に問題がなくても、配偶者の親族と上手くいかなくて別れるケースも多いです。特に嫁姑問題は深刻で、対立が大きくなればなるほど夫婦間にもヒビが入ります。少しでも努力をして関係を修復する気持ちがなければ、この問題は解決しません。

 

夫が妻よりも母親の意見を聞いて、妻に厳しく接することによって婚姻関係は破綻します。夫の責任が追及され、離婚事由として認められることがあります。

 

◆性の不一致

性生活が上手くいかない場合、これも離婚事由の一つとして認められます。セックレスであったり性的異常など、表に出しにくい問題でもある為慎重に判断されます。結婚生活の重要な部分ですから、問題が生じると婚姻関係は継続しがたくなります。

 

夫婦其々の形があって、お互いが納得して合意しているなら問題はありません。けれどどちらかが拒否しているのに無理強いするのは問題となります。

 

知人が新婚時代、妻が性生活を拒み離婚話が出ました。ですが数年後お互いの努力で、子宝に恵まれ、今は円満に生活を続けています。妻側に事情があったのですが、乗り越えられる問題ならそれにこしたことはありません。

 

■まとめ

 

離婚できるかどうか悩む前に、ある程度の知識は持っていた方がいいですね。最終的には裁判所の判断となりますから、離婚事由として認められるように準備するのも大事なことです。例えば夫の浮気なら、証拠集めは必須になりますね。

 

ケースバイケースですが、人と人とのやり取りですから、なるほど!と思わせるような説得力も必要ではないでしょうか。

 

 

(文/たぬこ 画像/123RF)

タグ: ,