離婚はしたいけれど、できない理由とは?

今回は、離婚したいけどできない理由に迫ってみましょう。

タグ: ,

 

もう我慢ができないからと離婚を切り出そうとしても、立ちはだかる壁があって前に進めないという場合があります。自分だけの問題なら振り切ることも可能でしょうが、離婚することによって、周りの人達を巻き込む恐れがある時には躊躇してしまいます。

 

今回は、離婚したいけどできない理由に迫ってみましょう。

 

■離婚できない理由とは?

 

◆子供を第一に考える場合

離婚によって子供が受ける影響は計り知れません。まだ小さいからと思っていても、物心ついた子供は敏感に物事を感じ取ります。夫婦喧嘩を子供の前ですると、その時の夫婦の会話をしっかり覚えていることに驚かされます。

 

親が思っている以上に子供の成長は早く、言葉の意味も何となく把握できていることが怖いようにも感じます。その様なことを含めて、子供のために離婚に踏み切れないケースは少なくないでしょう。やはり「子は鎹(かすがい)」なのでしょうか?

 

また離婚による精神的なダメージは、当人達よりも子供の方が大きいと言えるかもしれません。不登校になったり、いじめの対象になったりするケースもみられます。

 

結果、親は家庭内別居を続けたりして、何とか生活を維持していこうと努めます。子供を思っての行動ですが、実際それが正しいかと言えば正しいとは言えないでしょう。

 

子供が小さい場合は、ある程度時が経つのを待って離婚するのもいいかもしれません。けれど向き合って話せる年齢なら、本当の思いを伝えてみるというのも良いのではないでしょうか?親の思いやりがかえって重荷になっている場合ありますからね。

 

◆経済的な不安

離婚をしても生活が維持できなければ、子供と生きていくことはできません。仕事をバリバリ熟し経済的に余裕がある人を除いて、ほとんどの人は、離婚後の生活に不安を感じています。お金がなければ路頭に迷うことさえあるでしょう。

 

特に専業主婦で夫の稼ぎだけで生きてきた人は、仕事を見つけることから始めなくてはなりません。子供がいる場合は、公的な支援制度なども充実していますから、ある程度

の収入は得られるかもしれません。けれど子供が成長するまでの教育費や生活費の負担は大きいです。よってゆとりある生活をすることは難しいでしょう。

 

このような金銭的な不安要素も、離婚に前向きになれない原因の一つなのです。

 

◆親の介護などをしている場合

夫の親であっても、ずっと介護状態の舅や姑の世話を放棄するのは簡単にはできないものです。まして親との関係が良好であった場合、心情的にも難しいでしょう。私の知り合いは親の介護ではなく、夫の介護を離婚によって放棄した形になりました。

 

寝たきり状態の夫と離婚したのには、それなりの深い事情があったのでしょうが、周りの目は冷たく、冷血人間だと決めつけられていました。今は兄弟や親戚の人達の手を借りて介護生活を送っています。たぶんこれは稀なケースで、ほとんどの人は離婚したくてもできないケースだと思われます。

 

◆世間の目が気になる

離婚を思い止まる理由に、世間の目が気になるというのがあります。DVや浮気などの要因で離婚するなら、世間の目なんて!という人もいるでしょう。けれど性格の不一致や何となく一緒にいたくないという理由もあるのは確かです。そういう時離婚をしてスッキリしたいと思う反面、離婚後の周りの詮索を煩わしく感じてしまいます。

 

そっとしておいて欲しいのに、あれやこれやと聞かれるのにうんざりしてしまうでしょう。「人の不幸は蜜の味」と昔の人は言いましたが、妬みは誰の心にも潜んでいるものです。いけないことだと分かっていても、詮索心が頭をもたげてしまいます。

 

世間体を気にする人は、離婚をマイナスと捉えていますから踏み切ることは困難です。

 

■まとめ

 

離婚したくてもできない理由を挙げてみましたが、やはり離婚は簡単にはできませんね。周りを気遣う気持ちがあればあるほど難しい気がします。それでも自分自身が壊れてしまうくらい辛い状況なら、クリアしながら進めていくのが望ましいでしょう。思い通りにならないのが人生ですが、諦めず少しでも近づけるように努力はしたいものですね。

 

 

(文/たぬこ 画像/123RF)

タグ: ,