離婚をデータ化すると見えてくるもの

今回は、離婚の要因などを男女別にデータ化してみましょう。

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離婚は年々増えつつあると言われていますが、必ずしも増えているとは言えないようです。何故なら様々な角度からデータ化してみると、結婚自体が減少傾向にあり、昨今は結婚したくてもできない人や、結婚願望がない人が少なくないという事実です。結婚自体が減れば、離婚数も減少するということになりますね。今回は、離婚の要因などを男女別にデータ化してみましょう。

 

■離婚原因をデータ化してみる

 

◆男性の場合

1位:性格の不一致(63.2%)

結婚前には分からなかった価値観の違いが、生活していく中で大きく膨らみ、ちょっとした仕草まで嫌になってしまいます。そうなると愛情は一気に冷めていき、生活を共にするのが困難になります。愛情がある間は許容範囲も大きいのでしょうが、嫌いになってしまうと妥協点を見つけることも難しくなるのでしょう。男性にとって、女性の仕草をどう感じるかというのは重要なことのように感じます。一言でまとめると、性格の不一致となるのでしょう。

 

2位:異性関係(19.3%)

男性は自分自身の浮気には寛容になるという身勝手さがあるのに、妻の浮気は生理的に受け入れられないようです。よって離婚に至るケースが多いのです。妻への愛情が無くなっていなくても、男としての意地があるからです。

 

3位:妻の親族との折り合いが悪い(17.5%)

妻の両親と上手くいっていない場合、離婚に至るケースがあります。夫婦間でもめ事がなかったとしても、親とのコミュニケーションが取れていないと、次第に夫婦にも亀裂が入ってきます。親族との繋がりは、やはりお互い大事にしなければなりません。

 

4位:妻の異常な行動、DV(14.5%)

最近は、夫ではなく妻の暴力によって離婚せざるを得ない場合が増えています。精神が安定していなくて、急に泣きわめいたりしてヒステリー状態になることがあります。

妻の暴力で怪我をしたり、命に係わる事態に陥ることも珍しくないということです。

 

5位:精神的虐待(11.6%)

いわゆるモラハラで、妻からの暴言などで傷つき、一緒に生活することが苦痛になってしまいます。精神が参ってしまいますが、周りからは余り理解してもらえないのが辛いところです。

 

◆女性の場合

1位:性格の不一致(46.2%)

男性の離婚原因と同じように、性格の不一致は女性の離婚原因のトップを占めています。これは男女共、生活習慣の違いなどからズレが生じてきて、相手との生活が困難になってしまいます。相手を思いやる気持ちが無くなることで、離婚に至ります。

 

2位:DV(30.8%)

今問題になっている夫からの暴力は、妻を追い詰め恐怖心を抱かせます。暴力を振るった後、急に優しくなったりするのが典型的な行動で、妻は中々踏ん切りがつきません。ですが暴力が治まることはなく、最悪命の危険もあることから、早い目の決断が大事です。

 

3位:異性関係(27.5%)

浮気をしておいて、男の甲斐性だと言って開き治るケースがよく見られます。ですが昔のように女だけが耐え忍ぶ時代ではないので、妻の決断は早いです。

 

妻からすれば浮気は屈辱的なもので、許すことは不可能に近く、別れを選択するケースが多いです。

 

4位:精神的虐待(23.0%)

夫からのモラハラは、精神的なダメージが大きいです。常に自分が優位になって責め立て、少しでも反論すると、倍になって返ってきたりします。プライドの高い男性にありがちな行動で、妻を見下すことに喜びを感じたりします。

 

5位:生活費を渡さない(22.0%)

これは経済的DVと呼ばれ、夫の収入だけで家計を支えている世帯にありがちなケースです。夫の浪費癖という場合もありますが、生活費を出し渋る男性がいるのも確かです。妻の我慢が限界に達すると、離婚に至ります。

 

■まとめ

 

離婚原因を見てみると、男女共性格の不一致が1位となっています。この範囲は広くて、仕草が嫌いになったり、価値観が合わなかったり、生活を共にしていないと見えてこないことがありますね。恋人時代に知り得なかったことを、結婚生活で知ることによって、それが負担になっていくのかもしれませんね。

 

冒頭で述べたように、離婚率は緩やかに減少傾向にあるようです。年齢や住処によって若干違ってきますが、縁あって結ばれたのですから添い遂げるのが理想でしょう。ですが元々は他人同士で、育った環境も、性格も、価値観も違います。お互い思いやりを持って、少しでも相手を理解する努力をしないと結婚生活の継続は難しいでしょう。

 

「結婚は人生の墓場」だと言って嘆く既婚男性がいますよね。でも本当の意味として、「自由恋愛をすることによって性病に掛かってしまう恐れがあるので、身を清めて一人の女性を愛しなさい」という意味が込められているということは知らないでしょうね。

 

 

(文/たぬこ 画像/123RF)

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