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離婚しても続称を望む場合はどうすればいいの?

シンママStyle編集部

 

普通離婚すると、元の姓に戻るのが基本ですよね。けれど子供の事や諸々の手続きなどを考えると、元夫の姓を名乗り続けたいという人もいるわけです。

 

離婚後、旧姓に戻ることを復氏と言って、何もしなければ以前の氏に戻ります。ですが先に述べたように、子供の就学上の都合や離婚を知られたくない事情などから、婚姻時の姓を名乗る場合があります。この手続きを「婚氏続称届」と言うのですが、正確には、「離婚の際に称していた氏を称する届」と言います。

 

この届出を出すことによって、離婚後も婚姻中の氏を使用することが可能です。今回は、復氏や婚氏続称について調べてみましょう。

 

■復氏とは?

 

婚姻や養子縁組などで氏を改めた者が、以前の氏に復することを意味します。離婚、離縁、配偶者の死亡の場合に認められます。

 

■婚氏続称届とは?

 

離婚後も婚姻中の氏を族称したい場合に出す届出です。子供の問題や諸事情によって、婚姻時の姓を変えたくない場合に出されることが多いです。この書類を役所に提出すれば、離婚後も元夫の姓を名乗ることができます。それでは、提出の際の注意点などを見ていきましょう。

 

◆婚氏続称届出用紙について

全国の市区町村役場の窓口で貰う方法と、自治体によりますが、ホームページからダウンロードすることもできます。A4サイズでないと受理して貰えないケースがありますから、事前のチェックが必要です。

 

◆他の必要な書類

身分証明書(運転免許証、パスポート等)は必ず必要となってきます。また本籍地以外の役所に提出する場合は、戸籍謄本が必要です。印鑑も婚氏続称届に押印したものと同じ印鑑を持参しましょう。

 

◆提出先

婚姻中に住んでいた本籍地や住民登録の市区町村役場に提出します。それ以外では、新しく戸籍を作る市区町村役場でも大丈夫です。直接役所に持っていっても良いですし、郵送で提出することも可能です。

 

◆離婚成立の日から3か月以内に提出しなければならない

一応3か月以内となっていますが、出来れば離婚届と一緒に提出するのが望ましいです。何故なら復氏という制度で、離婚届によって旧姓に戻ってしまうからです。

 

婚氏続称届が受理されるまで、旧姓に戻るということですから書類や名義なども変更しなければならなくなります。たとえ短い期間でも手続きが必要となってきます。

 

それならば、同時に提出することで煩わしい手続きもしなくてもいいですし、婚姻中の姓で新しい戸籍を作ることができます。

 

■氏の変更許可とは?

 

氏の変更許可とは、戸籍上の氏を変更する手続きのことです。家庭裁判所で氏の変更を許可する審判を得て、市区町村役場に氏の変更届を提出し、受理されることで変更できます。

 

婚氏続称届を出して、元夫の姓を使い続けていても、気が変わって旧姓に戻りたい場合、家庭裁判所に「氏の変更許可」の審判を申し立てます。又復氏によって旧姓に戻った人が、元夫の姓を名乗りたいという場合にも、審判を申し立てることが可能です。

 

つまり家庭裁判所の許可が出れば変更できるということですね。必ずしも許可が出るとは限ませんから、何でも慎重に行わなければならないでしょう。

 

■まとめ

 

数十年前に離婚をした友人は、未だに元夫の姓を使い続けています。理由としては、離婚時子供がまだ小学生だった為で、就学に差しさわりがあったからです。

 

それに旧姓に戻ることでいじめにあう可能性もあり、一番に子供を思ってのことだったようです。自分自身も、職場で色々詮索されたり、カード類の名義変更などが厄介だったとも言っていました。

 

氏の選択は人其々考え方が違いますから、何がベストとは言えないでしょう。とにかく離婚したくて、二度と会いたくないと思えるようなケースでは、復氏の制度は有難いのかもしれません。そしてそのようなケースでは、子供の姓も変更する場合が多いです。

 

離婚しても、子供の姓は元夫の姓となっていますから、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という精神で、姓まで憎しみの対象となるのでしょうね。

 

 

(文/たぬこ 画像/123RF)

 

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